「水菜の豆知識を知りたい。」
今回はこんな要望に答えていきます。
この記事で学べること
- 水菜に含まれる栄養素がわかる
- 水菜の旬がわかる
- 水菜を生食する際のポイントがわかる
水菜の豆知識①実は栄養満点
お店で働いていると「水菜って栄養ないって聞くけどほんと?」とお客さんから聞かれることがよくあります。
淡白な味わいの野菜なので栄養がないと勘違いされがちですが、実は水菜は栄養豊富な野菜なんです。
100g当たりの比較 | 水菜 | 小松菜 | ほうれん草 |
ビタミンC | 55mg | 39mg | 35mg |
カルシウム | 210mg | 170mg | 49mg |
食物繊維 | 3g | 1.9g | 2g |
葉酸 | 140ug | 110ug | 210ug |
このように水菜は、栄養豊富といわれている小松菜、ほうれん草と比較しても遜色ない、というかむしろそれ以上に栄養価が高いことがわかりますね。
また、抗酸化作用のある、βカロテンや、ビタミンEも豊富なんです。
「水菜って栄養なさそうだよね」という噂を流している人がいたら「そんなことないよ」と教えてあげてくださいね。
水菜の豆知識②冬が旬
水菜は1年中出回っているので、どの季節が旬なのかわからなくなっている方も多いと思います。
水菜は冬の寒い時期が旬なんです。
露地栽培された冬の水菜は、その他の季節に収穫された水菜よりも風味がよく栄養成分も高めです。
とくに冬の水菜はβカロテン、ビタミンC、ビタミンEを多く含むので、生活習慣病予防やアンチエイジング効果が期待できます。
冬は水菜をたっぷり食べましょう。
水菜の豆知識③生食するときのポイント
水菜を生食するときは、茎がかたいのでひと手間加えましょう。
1.水洗いする
2.塩で軽く揉み込む
3.塩を洗い流す
これをするだけで、茎がしんなりして断然食べやすくなります。試してみてくださいね。
水菜の豆知識④加熱調理するときのポイント
水菜を加熱調理する際も注意点があります。
水菜の葉は非常に薄く火が通りやすいので、煮物や炒め物に入れるときは最後に入れて、火を入れる時間を最小限に抑えましょう。
そうすることで水菜の風味が活き、鮮やかな緑色も綺麗に保てます。
水菜の豆知識⑤油と一緒に摂ると栄養が最大限摂取できる
水菜は油と一緒に摂取することで栄養を最大限摂取することができます。
水菜に豊富に含まれる、βカロテンやビタミンEは脂溶性なので、油を使ったドレッシングをかけることで吸収率が高まります。
ベストは油で炒めるなど、火を通すと良いですが、生+ドレッシングでもOKです。
水菜の豆知識まとめ
今回は水菜の豆知識を解説しました。
水菜の記事は他にも「抜群に鮮度が良い水菜の選び方」や「水菜を1ヶ月長持ちさせる方法」といった記事も色々書いているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
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