シャキシャキした食感とクセのない味が魅力の小松菜。おひたしや炒めもの、お味噌汁の具など色んな料理に仕えて便利な野菜ですよね。そんな小松菜は、冷凍できるということは知っている方も多いのではないでしょうか。実は小松菜は冷凍できるだけではなく、そのまま加熱することなく「おひたし」にすることができるんです。
今回は超簡単な「冷凍小松菜のおひたし」の作り方を紹介していきます。

八百屋歴10年目の青髪のテツです。ツイッターもやってます。
小松菜の冷凍保存方法
おひたしにする前に、小松菜の正しい冷凍保存方法を紹介します。
手順
①小松菜を水洗いをする


②小松菜についた水気をしっかり拭き取る


③小松菜を食べやすいサイズにカット


④小松菜を保存用袋に入れる


⑤小松菜を冷凍庫に入れる


冷凍した小松菜の保存期間は約1ヶ月です。
おひたし以外にも、凍ったままの小松菜をお味噌汁に加えたり、炒めものにすることでおいしく食べることができます。
冷凍小松菜のおひたしの作り方
冷凍小松菜のおひたしの作り方を説明します。
手順
①冷凍庫から取り出した冷凍小松菜の袋にめんつゆ(ストレート)を入れる


②15分放置して解凍する


最後にお好みでかつお節や白ごまなどをトッピングしてください。


この方法を紹介すると、小松菜に含まれるシュウ酸が不安という方がいるので少し説明します。
そもそも小松菜に含まれるシュウ酸の量はごく僅かなんです。ほうれん草のシュウ酸が100g当たり800mgなのに対して、小松菜のシュウ酸は50mgと圧倒的に少なく、キャベツやレタスのような生食をする野菜と比べても少ないので、そこまで気にする必要はありません。
この「冷凍小松菜のおひたし」ほんとに簡単でおいしいので、ぜひ試してみてくださいね。
小松菜をたくさん食べてください


葉物野菜といえば、ほうれん草と答える方が多く、実際にお店でもほうれん草の方がよく売れるのですが、小松菜もとても優秀なのでもっと注目してほしいです。
例えば「鉄分」が多い野菜は、ほうれん草のイメージが強いですが、実は小松菜の方が含有量が多いですし、ビタミンCやカルシウムも小松菜の方が多いんです。
普通に食べてもおいしい小松菜ですが、冷凍することによって、さらに使いやすくなります。
安いときに多めに買って、まとめてカットして冷凍しておけば、節約になりますし、料理の時短にもなります。
今回の方法を活用して、小松菜をもっとたくさん食べて頂けたら嬉しいです。
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