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毎日の買物で節約する方法【スーパー歴10年の店員が教えます】

毎日の買物で節約しよう

「食費もバカにならない。毎日の買物で節約する方法が知りたい。」

今回はこんな要望に答えていきます。

スーパーに行くとついついたくさん買ってしまい予算オーバーになることってありますよね。お店では購買心理学を使って、来店した人に1品でも多く買ってもらえるよう様々な工夫をしています。

そこで今回はスーパーに10年働く私が、スーパーの戦略にハマらない賢い買い物術を紹介していきますね。

青髪のテツ

八百屋10年目の青髪のテツです。野菜の本を出版してます。

目次

毎日の買物で節約したいなら1ヶ月ごとの食費予算を設定しよう

毎日の買物で節約しよう

毎日の買い物で節約をしたい方は、まず1ヶ月分の食費予算の設定をしましょう。

予算を設定し細かく家計簿をつけるのが理想ですが、そこまですると続かなくなってしまいます。1ヶ月の食費予算を設定し、1月分のレシートを財布の同じ場所に入れていくなどして保管する方法がおすすめです。

月末にいくら使ったのか確認すると意識が変わってきます。まずはいくら使っているのか把握しましょう。

食費は収入の15%以内で設定するのが理想と言われています。しかし各家庭で基準は違うので収入と固定費などの支出から理想の予算を出してみましょう。

理想と現実の差を知ることで今よりどの程度食費を削るべきか分かるはず。もしくは現状で問題ない場合もあるかもしれません。

青髪のテツ

現状に問題があり節約が必要そうな方は、毎日の買物の方法を工夫しましょう。

お肉・お魚コーナーから買い回る

毎日の買物で節約したいならお肉コーナーから買おう

いつもと買い物の順番を変えるだけで節約につながります。

よくあるスーパーのレイアウトは下のような買い物導線になっています。

青果→鮮魚→精肉→惣菜

このような順番でレイアウトを作っているお店が多いですが、必ずしもお店のルールに沿って青果コーナーから買い回る必要はありません。

青髪のテツ

最初に野菜コーナーから回ることで、特売の安い野菜・果物をついつい手に取ってしまいます。

人はお店に入った直後カゴに商品を入れることで購買意欲が増し、財布のヒモが緩んでしまう性質があります。

その後の魚・肉・食品・惣菜売り場で単価の高い商品をたくさん買ってしまい、いつの間にかカゴがいっぱいに…。このようにスーパーは人の心理を計算して野菜コーナーを入口に配置しているんです。

青果コーナーの中でも、特に入口に近い場所にはスポットコーナーと呼ばれる特売商品などの激安商品を置いている店が多く、入店直後なるべく早いタイミングで商品をカゴに入れさせようとする工夫しています。

ちなみにドラッグストアが入口付近に激安のお菓子を配置しているのも同じ理由です。薄利でお菓子を売っても、店内の別の商品を一緒に買ってもらえれば十分利益は取れるんです。客寄せ+客単価を上げる目的があるんです。

スーパーの戦略を逆手に取ると、まず店内の奥にある肉や魚など大きい額のモノを先にカゴに入れることで財布のヒモが閉まり無駄遣いを防ぐことができます。

毎日の買い物で節約したい方はスーパーの戦略を逆手に取って買い回る順番を変えてみましょう。

お肉やお魚は単価が高くカゴに入れた瞬間、財布のヒモが閉まりムダなついで買いを防ぐ効果もあります。

次に調味料や必要な食品を買う

毎日の買物で節約したいなら買物の順序を変える

次に必要最低限の調味料や食品を買いましょう。

お肉コーナー、お魚コーナーを回ったら次に必要なモノを買い揃えましょう。

必要なモノは各家庭によって違いますが、定番は…

  • 牛乳
  • 食パン
  • お米
  • タマゴ
  • 醤油や塩などの調味料

などでしょうか。

お肉やお魚を買った後に絶対に必要なモノをカゴに入れることで、カゴが埋まっていき不必要なモノを買うことが減ります。

つまり、買い回る順序を変えるだけで無駄遣いを防ぐことができるんです。

毎日の買物で節約したいならメモをしてからお店にいく

買い物に行く前に家の在庫を確認し、買うものをメモしてお店に行くことで買い忘れや在庫との重複を防げます。買い直しにあちこち歩くみたいな無駄が発生しないのでおすすめ。

青髪のテツ

またカートを使わず手でカゴ持つことも節約に繋がります。

肉・魚・食品をカゴに入れている時点ですでに結構重たいはず。カートでは重さを感じませんが、手で持つことでカゴの重さを感じることができ買いすぎを防止できます。

毎日の買物で節約したいなら野菜・果物コーナーは最後に回ろう

毎日の買物で節約したいなら野菜コーナーは最後に歩く

毎日の買い物で節約したいなら、青果コーナーは最後に歩きましょう。

生鮮食品で一番無駄使いが発生しやすい売り場は青果コーナーなんです。毎日の買物で節約したいのであれば、最後に青果コーナーを買い回りましょう。

一番最初に野菜コーナーへ行ってしまうと特売商品や色鮮やかな商品をカゴに入れてしまうのが人の心理。最後に回ることにより、先にカゴに入れたお肉やお魚によってメニューを考えながら野菜を選ぶことができます。

いつ使うか決めていない野菜を買うと、冷蔵庫でいつの間にか腐っていたなんてことになりかねません。

青髪のテツ

青果部で働く私としては本当は教えたくないことではあるのですが、食べ切れる分だけ買ってほしいという気持ちで書きました。

書いすぎた野菜は正しく保存することで長持ちします。「各野菜の正しい保存方法の記事」をまとめているので気になる方は読んでみてください。

毎日の買物で節約したいなら必要最低限買物をする仕組みを作る

最近は品揃えが豊富なお店が多く、お買物は楽しいですよね。

ただ本来、「欲しいものがあるからお店に行く」というのが普通で、いつも不必要なものを買っていたら節約なんてできません。

青髪のテツ

しかしお店側も必死なので様々な策を張り巡らせています。

毎日の買物で節約がしたいならルールを決めて買い物をすることで無駄遣いを防ぐことができます。

今回の記事で紹介した節約術をまとめます。

  • お肉、お魚コーナーから買い回る
  • 次に調味料や米など必要最低限のモノをカゴに入れる
  • 最後に青果コーナーを歩く
  • メモをしてから買物に行く

節約したい方は今回の記事を参考にしてみてくださいね。

他にも「野菜が高騰したときの節約術」や「スーパーで売値の割に原価が高い商品」という記事を書いているので、興味がある方は読んでみてくださいね。

 

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この記事を書いた人

はじめまして、tetsublog運営者のてつやです。
●八百屋歴10年目
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