結論からいうと、野菜が高騰したときは、工場栽培の野菜、冷凍野菜、直売所の野菜、広告の特売品をうまく使うと食費を抑えやすくなります。高い野菜を無理に買い続けるより、価格が安定しやすい選択肢に切り替えるのがコツです。
ただし、安いからといって使い切れない量を買うと、結局ムダになってしまいます。この記事では、野菜が高騰する理由、八百屋目線で見た節約しやすい買い方、買った野菜を無駄なく使い切るコツまで紹介します。
なぜ野菜は高騰するのか


野菜が高騰すると、「野菜を減らすと食事のバランスが気になるけれど、食費も抑えたい」と悩みますよね。
野菜が高くなる原因は需要と供給のバランスにあります。
きゅうりで例えると、天候や気温の条件がよく収穫量が多ければ値段は下がりやすく、逆に収穫量が減ると高騰しやすくなります。これは多くの野菜に共通します。
野菜は相場が大きく動きます。昨日まで98円だったものが、今日は298円で販売されていることもあります。だからこそ、高騰時に買う野菜の選び方を知っておくと家計への負担を減らしやすくなります。
野菜高騰時の節約術①工場栽培の野菜を買う


野菜が高騰しているときは、価格が比較的安定しやすい工場野菜をチェックしましょう。
工場栽培野菜は、露地野菜より価格が安定しやすい傾向があります。生産環境を管理しやすく、天候の影響を受けにくいからです。
農家さんが作る野菜は、天候や気温で収穫量が変化するので環境が価格に影響します。
また「去年はオクラの作り手が多く安くなりすぎて儲からなかったから、今年はきゅうりを作ろう」みたいな形で農家さんによっては作る作物を戦略的に変更する方もいます。



そういう農家さんが多いと今年はきゅうりが安くなって、オクラが高くなります。
工場栽培の野菜は、生産量を比較的安定させやすいので、高騰時の選択肢になります。
工場栽培の野菜は以下のような物があります。
- 豆苗
- かいわれ
- スプラウト
- もやし
- フリルレタス
- きのこ類
野菜が高騰しているときは、これら工場や施設で作られている野菜の価格をチェックしてみましょう。
野菜高騰時の節約術②冷凍野菜を買う


同じ理由で冷凍野菜もおすすめです。
冷凍野菜は旬の時期に採れた野菜や外国産の野菜を冷凍しているので価格が安く安定しています。
「国産の冷凍野菜は高くなるんじゃないの?全部外国産のものを冷凍してるんでしょ。」
このように考える方もいるかもしれませんが、国産の場合でも収穫量の多い旬の時期は価格が安いんです。旬の野菜を産地と直接契約し大量に確保することで安く販売できるというわけです。
また、冷凍野菜は栄養がないと敬遠されがちですが、そんなことはありません。例えばほうれん草の旬は冬なので夏場は栄養価が半減します。しかし冷凍野菜は旬の時期に収穫した採れたての野菜を瞬間冷凍しているので栄養が逃げないんです。
生野菜の方が栄養価が高いというイメージがあるかと思いますが、実際は採れた時期、保存方法によっては冷凍の方が栄養が高いことも多かったりします。
価格が安定し、栄養価もあり、便利に使える冷凍野菜は野菜が高いときにオススメの選択肢です。
野菜高騰時の節約術③直売所に行ってみる


スーパーの野菜が高いと感じたときは、道の駅など直売所が近くにある方は行ってみてください。
直売所は農家さんが直接値段を決めて出している場合が多く、掘り出し物がよくあります。ここだけの話、趣味でやっている農家さんの場合、利益度外視の激安で出品していることもあります。



私もこのシステムを自分のお店で導入したことがあるのですが、農家さんのつける値段が破格すぎて、市場から仕入れた野菜が売れなくなりました。
採れたてで鮮度抜群の産直野菜が数日間流通に乗って鮮度の落ちた野菜より安いんだから当然そうなりますよね。
農家さんに話を聞いたときに言っていたのは、全部売れると気持ちいいから安くしてると言ってました。それだけ安くしても市場に流すよりも利益率は高いとのこと。
もちろんお店次第なので、お近くに直売所があるなら野菜が高騰したときに1度チェックしにいってみるといいですよ。
野菜高騰時の節約術④広告をチェックして買い物をする


野菜が高騰しているときは、お店の広告をチェックして買い物に行きましょう。
お店の方針次第ですが、価格で客を集めているタイプのお店だと午前のタイムサービスで激安の広告をうってくる場合も多くあります。高騰しているときこそ他店との差別化ができるときと考えるお店もあるんです。
限定数がなければ、安い野菜を少し多めに買って冷凍するという方法もあります。冷凍向きの野菜や保存の基本は、野菜の保存方法まとめも参考にしてください。



広告をよくみて買物に行くことで毎日少しずつ節約することができますよ。
野菜高騰時の節約術まとめ


今回は、スーパーの青果部で働いてきた経験をもとに、野菜が高いときの買い方を紹介しました。
特売時に買って冷凍する、工場野菜や冷凍野菜を活用する、直売所や広告をチェックするなど、選択肢を増やしておくと野菜が高い時期でも対応しやすくなります。
まずは無理なくできる方法から試して、食費と野菜の量のバランスを取りやすくしていきましょう。














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