「キャベツを長持ちさせる方法が知りたい。でもめんどくさい方法は嫌。」
今回はこんな要望に答えていきます。
この記事で学べること
- 専用の道具を使ったキャベツの保存方法が分かる
- 正しいキャベツの保存方法がわかる
キャベツは成長点を壊して保存する


キャベツは、収穫されたあとも生きており成長し続けているんです。
そのまま成長を続けさせてしまうと、葉の養分や水分を成長するために使ってしまい、栄養や糖分、おいしさが失われてしまいます。当然長持ちもしません。
キャベツの成長を止めるためには、成長点を取り除いたり、傷つける必要があります。具体的な方法を紹介していきます。
ベジシャキちゃんで成長点を壊す


上画像の可愛い道具は「ベジシャキちゃん
キャベツの成長点を壊して保存期間を伸ばしてくれる便利なアイテムなんです。
キャベツの成長点を壊す方法として、よく知られているのは爪楊枝を芯の奥まで刺しこむ方法です。ただ爪楊枝を刺す場合、キャベツの芯はかたくて奥まで刺し込むのがとても大変です。レタスなら簡単に刺し込めるんですけどね…。
そこで活躍するのが「ベジシャキちゃん


キャベツ、レタス、白菜などの野菜を長持ちさせることができるので便利ですよ。
フォークで成長点を壊す


専用の道具を使わなくても、芯にフォークをグサグサ突き刺すことで、成長点を壊し長持ちさせることができます。
ベジシャキちゃんがベストですが、身近にある道具の中では、爪楊枝よりも刺しこみやすいのでフォークを使うのもおすすめです。ただフォークの場合は、奥まで突き刺すのに少し力が入ります。
また、刺しっぱなしにできないので刺したところが、空気にあたり酸化することで黒くなりやすいという欠点があります。



私としては、やはり専用の道具を使う方法を推奨します。
芯を取り除く
また、芯ごと取り除いてしまう方法もあります。
手順を紹介します。
1.包丁で芯を取り除く


2.濡らしたペーパーを丸めて芯があった場所に詰める


これだけでOKです。
芯を取り除く際は、芯の中心に包丁を向けて、包丁の刃を斜めに入れるのがポイントです。包丁を斜めに入れるのは少しコツがいるので、手を切らないように気をつけてください。
キャベツの冷蔵保存方法
成長点を壊した(取り除いた)キャベツは以下の手順で保存するとさらに長持ちさせることができます。
1.成長点を壊すか取り除く
2.ペーパーで包む


3.ポリ袋に入れる


4.冷蔵庫の冷蔵室で保存
この方法で保存した場合の保存期間は約2週間です。
キャベツは成長点を壊して保存しましょう


今回はキャベツの成長点を破壊して保存する方法を紹介しました。
このように野菜はひと手間加えることで、長持ちさせることができます。
お店で廃棄を出すことは、利益が大幅に下がることに直結します。これは家庭でも同じことで、買ったものを捨てることはお金を捨てているのと同じことです。



ぜひキャベツを買ったときは、成長点を壊して保存するのを習慣にして頂けると嬉しいです。
他にも「抜群に鮮度の良いキャベツの選び方」という記事を書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。




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