
美味しいキャベツの選び方が知りたい。
今回はこんなキャベツの選び方について困っている方の疑問に答えていきます。
キャベツは炒め物、煮物、お鍋など様々な料理に使える便利なお野菜ですよね。
ご家庭の冷蔵庫にキャベツを常備しているという人も多いのではないでしょうか。
そんなキャベツの選び方は知っておくだけで一生使える知識になりますよ。
今回は八百屋で 10 年勤めている私が美味しいキャベツの選び方について伝授していきます。
本記事の信頼性
- 実際の体験を元に記事を執筆
- 記事中の画像は全て検証した際のものを使用
- スーパーの青果部で勤務(詳しいプロフィールは下記)

冬キャベツの選び方

寒玉キャベツや冬キャベツと呼ばれるキャベツは以下5 個のポイントで選ぼう。
- 濃い緑色
- ずっしりと重たい
- 外葉がついている
- 芯の切り口が白く綺麗
- カットされている場合、切り口が黄色いもの

冬キャベツは巻きが多くしっかりと詰まっていて、ずっしりと重く固いものの方が美味しいんです。
外葉がついていないものは外葉が変色して剥がされたキャベツの可能性が高い。なので、外葉はついているキャベツを選んだ方がいいですよ。
外葉が濃い緑色なのは鮮度がいいキャベツの証。ただ冬場は紫色に変色することもあるが、これは寒さに当たり甘味が増している証拠。
また、キャベツは芯から傷みやすいので、芯が変色しているものは、収穫してから時間が経っている可能性が高い。
1/2 カットや 1/4 カットのキャベツの切口は照明に当たると徐々に黄色から緑色に変色していきます。
ですので、切り口の中央の色は黄色いものを選んだ方が鮮度がいいです。
美味しい春キャベツの選び方

春系のキャベツも水分が多くてサラダなどにすると美味しいですよね。
春キャベツの選び方は冬キャベツとは異なるのでこちらも紹介していきます。
- 芯の切口が500円玉サイズ
- 巻きがゆるく軽いもの
- 外葉がついているもの
- 鮮やかな緑色のもの
- カットされている場合は切り口が黄色いもの
芯の大きさは500円玉ぐらいがベスト。
それ以下だと成長が甘かったり大きすぎると成長して食味が落ちている可能性があります。

巻きがゆるく軽いものということに関しては、冬キャベツとは正反対ですね。
巻がゆるい方が水分をたっぷり含み、みずみずしいキャベツだと言われています。また形は丸くて小さく軽いものを選びましょう。
冬キャベツのようにずっしり重い方が詰まっていていい気がしますが、これは育ちすぎで食味が落ちています。
キャベツは部位ごとに使い分けよう

外葉
外葉は固く青臭さがありますが、捨ててしまうのはもったいない。
甘味がなく、食感は固いが焼きそばや炒め物にはシャキシャキ感がいいアクセントになります。

是非捨てずに料理に使ってあげてください。
内葉
内葉は癖がなく使いやすいので、どんな料理にも使いやすい。
外葉は青臭さがあるので煮物には使いにくいですが、内葉なら大丈夫。
また食感もシャキシャキしているので、炒め物にも最適。
中心葉
中心葉は甘味が強く、柔らかいのが特徴。
サラダなどの生食や、甘味が強いのでスープなどにもいいですね。
芯
キャベツの芯食べてますか?
キャベツで一番栄養価の高い部位は芯なんです。
芯は葉よりも甘味が強く、青臭いのが特徴。
しかし、加熱することでさらに甘味が増し青臭さは逆になくなります。
カレーや炒め物、スープや餃子の具に入れるのがおすすめ。

キャベツの芯もぜひ食べてあげてくださいね。
【野菜のプロが伝授】キャベツの選び方について【まとめ】

今回はキャベツの選び方について紹介しました。
冬キャベツの場合
- 濃い緑色
- ずっしりと重たい
- 外葉がついている
- 芯の切り口が白く綺麗
- カットされている場合、切り口が黄色いもの
春キャベツの場合
- 芯の切口が500円玉サイズ
- 巻きがゆるく軽いもの
- 外葉がついているもの
- 鮮やかな緑色のもの
- カットされている場合は切り口が黄色いもの
キャベツは年中出回っていて、いつでも食べる事ができますが、春キャベツと冬キャベツがあるので、季節を楽しむこともできますね。
是非、今回の選び方を参考にして、ご自宅で食べる料理をグレードアップさせてください。
他にもキャベツに関して色々記事を書いているのでそちらもチェックお願いします。
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