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夏はさつまいもをどこで保存するのが正解か八百屋が教えます

夏のさつまいもの保存場所

「夏のさいまいもはどこで保存するのが正解なの?」

今回はこんな疑問を解決していきます。

この記事で学べること

  • 夏のさつまいもをどこで保存するべきかわかる
  • 夏のさつまいもが長持ちする保存方法がわかる
  • さつまいもの冷凍保存方法がわかる
青髪のテツ

八百屋10年目の青髪のテツです。野菜の本を出版してます。

目次

夏のさつまいもの保存場所

さつまいも

結論からお伝えすると、夏のさつまいもは「野菜室」での保存がベストでしょう。

「そもそもさつまいもって基本的にはどこで保存するべきなの?」という方のために簡単に説明します。

さつまいもの保存場所は、条件によりますが基本的には常温の冷暗所がベストです。

青髪のテツ

ただ夏は室温がさつまいもの保存条件に合わなくなるケースが多いんです。

というのも、さつまいもの最適保存温度は13〜16度と言われています。

17度を超えるとさつまいもは発芽し芽が成長してしまうため、成長に栄養を使って食味が落ちて傷みやすくなってしまいます。

多少17度を超えても問題ないのですが、真夏にエアコンをつけていない部屋にさつまいもを置いておくと、どんどん芽が伸びて食味が落ちてしまいます。

発芽したさつまいも

エアコンの使い方など、条件にもよりますが、基本的に夏のさつまいもは冷蔵庫での保存がベストといえるでしょう。

夏のさつまいもの保存方法

夏のさつまいもを保存する方法を紹介します。

1.さつまいもを新聞紙で巻く

さつまいもを新聞紙でつつむ

新聞紙でつつむことで、さつまいもに直接冷気が当たるのを防ぎます。新聞紙が湿度の調整もしてくれるんです。新聞紙がない方はキッチンペーパーで代用してもOKです。

※さつまいもは水気に弱いため、保存する前に洗ってはいけません。

2.保存袋に入れる

さつまいもを保存袋に入れる

3.冷蔵庫の野菜室で保存

さつまいもは暑すぎると発芽しますが、寒すぎると低温障害をおこしてしまい、変色や傷みの原因になるので、冷蔵室やチルド室で保存してはいけません。

冷蔵庫の中でも温度が高めの野菜室で保存し、ペーパーや袋にくるんで保存することで、夏でもさつまいもを長持ちさせられるというわけです。

青髪のテツ

この方法で冷蔵保存したさつまいもの保存期間の目安は約1ヶ月です。

夏のさつまいもは冷凍保存もおすすめ

さつまいもの冷凍保存

夏のさつまいもは冷凍保存することもできます。

冷凍保存の方法を紹介します。

①さつまいもを良く洗う

さつまいもをよく洗う

冷蔵の場合は洗ってはいけませんが、冷凍したさつまいもは洗っても傷みませんし、冷凍後そのまま使うのでよく洗いましょう。

②輪切りにする

③水にさらしてアクを抜く

④水気をしっかり拭き取る

⑤保存袋に入れる

さつまいもを冷凍用の保存袋に入れる

⑥冷凍庫に入れる

この方法で冷凍したさつまいもの保存期間は1ヶ月以上長持ちしますが、なるべく早めに食べ切ってくださいね。

冷凍したさつまいもは、中途半端に常温や流水で解凍すると食感がかなり悪くなってしまうので凍ったまま調理してください。

例えば、凍ったままバターで炒めたり、お味噌汁に入れるなどするとおいしく頂くことができます。

夏のさつまいもの保存方法まとめ

夏のさつまいもの保存場所

今回は「夏のさつまいもの保存方法」を紹介しました。

野菜ごとの最適な保存方法を知っておくとものによっては数倍長持ちします。一つずつ覚えて暮らし上手になってくださいね!

ぜひ1度今回紹介した夏のさつまいもの保存方法を実践して、夏もたくさんさつまいもを食べて頂けると嬉しいです。

他にも「抜群に鮮度の良いさつまいもの選び方」という記事を書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。

 

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この記事を書いた人

はじめまして、tetsublog運営者のてつやです。
●八百屋歴10年目
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