
おいしいさつまいもが食べたい。でも選び方がわからない。
今回はこんなさつまいもの選び方について悩んでいる方の疑問に答えていきます。
さつまいもは焼き芋や煮物、お味噌汁に入れてもおいしいですよね。
そんなさつまいもは、葉物野菜の中でも栄養豊富な野菜。
- βカロテン
- ビタミンC
- ビタミンE
- カリウム
- 食物繊維
これらの栄養素が多く含まれています。
さつまいもの栄養で特に注目したいのはビタミンC、多くの野菜に含まれる成分ですが、さつまいものビタミンCはでんぷんに守られているので加熱しても流出しにくいのが特徴です。
美肌効果や風邪予防効果が期待できます。さつまいもは食物繊維も豊富なので定期的に食べたいですね。
今回は八百屋で10年働く私がおいしくて鮮度の良いさつまいもの選び方を紹介していきます。
おいしいさつまいもの選び方

おいしいさつまいもは5個のポイントで見分けよう。
- ずっしり重い
- 皮がなめらか
- でこぼこが少ない
- ふっくらした形
- 蜜の跡がある
さつまいもを選ぶときはこれらのポイントを押さえて買いましょう。
真ん中がふっくらと太っていてずっしり重たいさつまいもは栄養分がしっかり蓄えられていておいしいんです。

さつまいもの表面にハリ、ツヤがあるものは畑で健康に育った証拠。なるべく表面がきめ細かくなめらかなさつまいもを選びましょう。

また蜜がでた跡があるさつまいもは大当たりです。心の中でガッツポーズをしてカゴに入れましょう。
私が仕事でさつまいもの鮮度チェックをするときは皮の状態と切口をチェックします。
さつまいもは意外に青カビがきやすく切口にカビが生えているものは中までカビ臭くなっているので避けましょう。

さつまいもは乾燥してくると皮にシワがくるので皮もしっかりチェックするといいですよ。
みなさんもさつまいもを選ぶときは皮、切口、形、重さ、蜜の有無をチェックして買うといいですよ。
さつまいもに品種は用途に合わせて選ぼう
さつまいもは品種によって味が全く違うので好みや料理用途によって使い分けましょう。
紅はるか
個人的には焼き芋に最適なさつまいも。とにかく強い甘みとねっとり感が特徴。
甘太くん、紅天使などは紅はるかの商標登録の名前で品種は同じものです。
甘いさつまいもが食べたい方は紅はるかを選びましょう。
鳴門金時
鳴門金時は西日本を中心につくられる代表的な品種。
甘さは控えめなので甘すぎるさつまいもには合わない料理に使うのがおすすめ。
個人的には味噌汁の具や天ぷらはあっさりしている方が好きなので鳴門金時を選ぶようにしている。
安納芋
安納芋は種子島特産の品種。
強い甘みとねっとり感が特徴だが、βカロテンが豊富に含まれていてニンジンのような風味もほのかに感じられる。
ベニアズマ
ベニアズマは関東地方の代表的なさつまいもの品種。
果肉は鮮やかな黄色。粉質で加熱するとホクホクとして甘みも強い。
昔ながらのホクホクとした焼き芋を楽しみたい方はベニアズマを選びましょう。
さつまいもの豆知識
私はSNSで野菜について発信しています。これまでさつまいもについて発信したことを紹介します。
さつまいもは収穫直後は甘さがイマイチ…。
収穫後貯蔵することででんぷんが糖に変化して糖度が高くなります。
個人的には糖度40度を超える紅はるかのブランド商標『紅天使』がねっとりしてて1番好きです。
ぜひ1度試してほしい!
さつまいもの糖度ランキング
品種 加熱後の糖度
- 紅はるか 50〜60度
- 安納芋 40〜50度
- シルクスイート 40〜50度
- 紅あずま 30〜
- 鳴門金時 13〜
特に『 紅はるか 』を焼き芋で食べたことなき方はビックリすると思います!食べてみて下さい。
【八百屋が教える】おいしいさつまいもの選び方【まとめ】

今回はおいしいさつまいもの選び方について解説しました。
どうせ買うならおいしいさつまいもを選びたいですよね。
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