突然ですが、皆さん「紅まどんな」を食べたことがありますか?私が10年以上八百屋で働いてきた中で個人的に「おいしい柑橘トップ3」に入る品種、それが紅まどんなです。ほんとにおいしい果物なので、魅力を伝えてもっと紅まどんなの輪を広げていきたいと思っています。
そこで今回は「紅まどんなの特徴、食べ方、保存方法」を皆さんに紹介させてください。

八百屋歴10年目の青髪のテツです。ツイッターもやっています。
紅まどんなとは


紅まどんなとは、JA全農えひめによると「愛媛生まれのオリジナル品種」で「南香」と「天草」を交配した品種です。
本当の品種名は「愛媛果試第28号」という記号のような名前で「紅まどんな」という名前はJA全農の登録商標です。
一定の品質基準及び外観基準をクリアしたもののみ「紅まどんな」として出荷することができます。
紅まどんなの特徴


紅まどんなの特徴は5点あります。
- 皮が薄くて柔らかい
- ゼリーのしょうななめらかな果肉
- 果汁が多くジューシー
- 糖度が高く酸味は少ない
- 大玉で濃い紅の美しい外観
その味の良さと見た目の良さで、贈答品としてもよく使われています。
気になる方は食べチョク
紅まどんなのおいしい切り方


紅まどんなは皮が薄く、みかんのように食べようとすると皮離れが悪いのでとてもむきにくく食べにくいんです。
そこで紅まどんなを、おいしく食べるための切り方を紹介します。
①横半分に切る


②半分を4等分に切る


このままオレンジを食べるようにかぶりついて食べるのがおいしいです。


ただ勿論、皮を落として食べるも食べやすくて良いです。


紅まどんなの保存方法
紅まどんなの保存方法を紹介します。
①保存用の袋に入れる
②野菜室で保存する
紅まどんなは長くても1週間以内に食べきりましょう。時間が経つとどんどん酸味が減り、味がボケていくのでおいしくなくなります。なるべく早く食べ切るようにした方が良いです。
絶対にダメなのは暖房のきいている部屋に置いておくことです。鮮度の低下がかなり早まるので常温でも冷暗所か冷蔵庫の野菜室がベストです。
紅まどんなを1度食べてみて


今回は「紅まどんな」について紹介しました。
一度食べたら紅まどんなの「味と食感と香り」にハマる方が多くいる柑橘だと思います。食べてみて気に入ったら年末の贈答用の果物にするのもいいかもしれませんね。
ぜひ1度「紅まどんな」を試してみてくださいね。
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