「セミノールってどんな品種なんだろう。まずい柑橘だったら嫌だな。」
今回はこんな心配を解決していきます。
この記事で学べること
- セミノールの特徴がわかる
- 農家直送でセミノールを取寄せる方法がわかる
- まずいセミノールを避ける選び方がわかる
セミノールとは
セミノールはアメリカで誕生した「ダンカングレープフルーツ」と「ダンシータンゼリン」という品種を交配させて生まれた品種です。
どちらも日本ではなじみのない名前だと思いますが、ダンカングレープフルーツは現在栽培されているグレープフルーツの中で最古の品種で、ダンシータンゼリンは濃い橙色で香りが強いオレンジの一種です。
セミノールの特徴
セミノールは色の濃いみかんのような見た目をしていますが、みかんとは少し違う特徴があります。
セミノールは良い個体で糖度13度以上と強い甘味がありますが、みかんより酸味が強いため、濃厚な味わいが楽しめます。個人的に甘いだけの柑橘は味の輪郭が弱いため好きではありません。
なので、濃厚な味わいの柑橘が好きな方は一度セミノールを食べてみて欲しいですが、酸味が苦手な方は別の柑橘を選んだ方が良いかもしれません。
濃い味と、果汁の多さ、オレンジのような風味で食味はとても良い柑橘ですが、種が多いというデメリットがあります。
また、セミノールの皮は少し硬く、みかんのように手でむけないことはないですが、女性やお子様がむこうとすると少し厳しいかもしれません。
セミノールの取り寄せ方法
鮮度抜群でおいしいセミノールを農家から直接取り寄せる方法を紹介します。
スーパーで買っても良いのですが、お店だと古く鮮度の悪いセミノールが陳列されていることもよくあります。
また、農家さんによって、栽培方法が違っていたりして、糖度の乗りが違います。
その点、農家直送で購入する場合は、直送なので鮮度はほぼ間違いないですし、私の経験上味も良いものばかりです。
気になる方は産地直送のセミノールをチェックしてみてくださいね。
セミノールの食べ方
セミノールは手で皮がむきにくい品種です。上画像のようなスマイルカットにして食べましょう。
小さいお子様にも、スマイルカットにしたセミノールは食べやすいのでおすすめです。
セミノールの選び方
セミノールの選び方を紹介します。
- 濃く鮮やかなオレンジ色
- 皮にハリとツヤがある
- 皮が果実から離れてフカフカしていない
- ずしっと重量感がある
セミノールを選ぶときは最初に「皮」に注目しましょう。
セミノールは皮のオレンジ色が濃い品種なので、色が薄いものは避けた方が良いでしょう。
また、皮にハリやツヤがあるセミノールは鮮度が良い状態です。
皮が果実から離れてフカフカしているようなセミノールは、収穫から時間が経ち鮮度が落ち始めているので避けるようにしましょう。
最後にセミノールの「重さ」に注目しましょう。
軽いセミノールは収穫から時間が経過し、水分が抜けています。ずしっと重量感があるセミノールは果汁たっぷりでおいしいですよ。
セミノールの保存方法
セミノールを保存するときは、風通しの良い冷暗所が基本になります。
ただ、少しでも長持ちさせたい場合や、室温が高い場合は、冷蔵庫で保存しましょう。
次に、冷蔵保存の手順を紹介します。
1.セミノールを新聞紙につつむ
2.ポリ袋に入れる
3.冷蔵庫の野菜室に入れる
この方法で冷蔵保存したセミノールの保存期間は約1週間です。
柑橘の中でもあまり日持ちはしない方なので早めに食べ切りましょう。
セミノールをたくさん食べて
今回は「セミノール」について紹介しました。
この記事を参考にしてセミノールをたくさん食べていただけると嬉しいです。
個人的にこの時期おすすめの柑橘は「せとか」や「にじゅうまる」といった品種になります。
他にも柑橘については、他の品種も色々紹介しているので、気になる方は他の記事も読んでみてくださいね。
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