南津海(なつみ)は、カラマンダリンとポンカンから生まれた、初夏に出回る柑橘です。濃い甘みとほどよい酸味があり、手でむいて食べやすい品種として知られています。
魅力のある品種ですが、特徴や食べ方を知っておくと、買うときや食べるときに失敗しにくくなります。この記事では、南津海の特徴、カラマンダリンとの違い、食べ方、選び方、保存方法まで八百屋目線で紹介します。
南津海とは


南津海とは「カラマンダリン」と「ポンカン」を交配させて生まれた品種です。
「なつみ」という名前の由来は、初夏からおいしく食べることができる品種ということからきています。
親であるカラマンダリンは、濃い甘みと酸味があり濃厚な味わいがあります。
カラマンダリンの特徴を引き継いだ南津海。見た目はとても似ていますが、どのような特徴があるのか説明していきますね。
南津海とカラマンダリンの違い
南津海はカラマンダリンを親に持つため、甘みと酸味のバランスがよい点は似ています。さらにポンカンの血も入っているため、手でむいて食べやすく、初夏に楽しみやすい柑橘として扱われます。
カラマンダリンとの違いを細かく覚える必要はありませんが、南津海は「初夏に出回る、甘みの濃い食べやすい柑橘」と考えると選びやすいですよ。
南津海の特徴


南津海の魅力を一言で伝えるなら、春に食べることのできるおいしいみかんといった感じです。
みかんというのは「柑橘」ということではなく、皆さんが思い浮かべる冬に食べるいわゆる「みかん」のことを言っています。
春になるとみかんは旬が終わり、スーパーには出回りません。この時期にみかんを食べたいという方は、南津海が食味も食べ方も最も近いので、ぜひ一度試してみてください。
南津海の特徴は、見た目は温州みかんに近く重さは150g前後です。比較的食べやすい品種で、種はあるものの、みかんのように簡単に手で皮をむくことができ薄皮ごと食べることができます。
強い甘みと適度な酸味があり、果汁は多くジューシーです。香りも良いので、4〜5月に出回る柑橘の中では、とても優秀な食味をしています。
南津海を農家直送で取り寄せる方法


鮮度抜群でおいしい南津海を農家から直接取り寄せる方法を紹介します。
スーパーで買っても良いのですが、お店だと古く鮮度の悪い南津海が陳列されていることもよくあります。また、農家さんによって、栽培方法が違っていたりして、糖度の乗りが違います。
農家直送で購入する場合は、直送なので鮮度はほぼ間違いないですし、私の経験上味も良いものばかりです。気になる方は産地直送の南津海をチェックしてみてくださいね。
南津海の食べ方


南津海をそのまま食べるときは、外皮が柔らかく薄いので、子供でもみかんのように手でむくことができます。
南津海のジョウノウは薄いので、外皮をむいたらそのまま食べることができます。
南津海の選び方


南津海の選び方を紹介します。
- 皮にハリとツヤがある
- 皮が果実から離れてフカフカしていない
- ヘタが鮮やかな緑色
- ずしっと重量感がある
鮮度の良い南津海を選ぶときは、最初に「皮の状態」をチェックしましょう。


南津海は、外皮が薄いため鮮度が落ちやすい柑橘です。皮にシワがあるものは避けましょう。
南津海は収穫から時間が経つと、実と皮が離れ触るとフカフカしてきます。これは鮮度が落ち始めている証拠です。なるべく皮と実がぴったりくっついている南津海を選びましょう。
次に、南津海の「ヘタの状態」に注目しましょう。


鮮度の良い南津海のヘタは緑色です。収穫から時間が経過すると、枯れて黒ずんだり、茶色くなってきます。そのような南津海は避けてくださいね。
最後に南津海を持って「重さ」を確認してください。


どの柑橘にも言えることですが、南津海は収穫から時間が経つと、水分が抜けて軽くなっていきます。
鮮度の良い南津海は、ズッシリとした重量感があります。重い南津海は、果汁たっぷりでおいしいので、持ち比べてより重みのある南津海を選ぶようにしましょう。
南津海の保存方法
南津海を保存するときは、風通しの良い冷暗所が基本になります。
少しでも長持ちさせたい場合や、室温が高い場合は、冷蔵庫で保存しましょう。
次に、冷蔵保存の手順を紹介します。
- 新聞紙につつむ
- ポリ袋に入れる
- 冷蔵庫の野菜室に入れる
この方法で冷蔵保存した南津海の保存期間は約1週間です。買ったときの状態によって保存期間は変わるので、あくまで目安としてくださいね。
南津海をたくさん食べて


今回は「南津海」について紹介しました。
この記事を参考にして南津海をたくさん食べていただけると嬉しいです。
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