せとかがおいしいと聞いて買って食べてみたけど「苦くてハッキリ言ってまずい」こんな経験ありませんか?せとかは濃厚な甘味とほどよい酸味でおいしい柑橘ですが、まれに苦くてまずいハズレがあります。
そこで今回は「せとかがまずいときの原因」と「まずいせとかを選ばないための見分け方」を紹介していきます。
せとかはまずい果物なのか
結論から伝えると、せとかはまずい品種ではありません。
柑橘の中では非常に糖度が高く、糖度15度を超える個体もあります。酸味も控えめなので、子供でも食べやすい品種といえます。
香りはオレンジのような爽やかな香りで、果汁が多く口に入れると濃厚な甘味のジューシーな果汁が口いっぱいに広がる至高の柑橘です。
市場でも「柑橘の大トロ」と呼ばれるほど、売る側も自信を持っておすすめできる品種。それがせとかです。
ただ、そんなせとかも味にばらつきがあり、ときにまずいせとかも出回っています。
せとかがまずいときの原因
せとかも農産物なので、当たり外れがあり、ときにまずいこともあります。
以下のような原因でせとかはまずくなります。
- 酸味が抜けきれていない
- 収穫されてから時間が経ちすぎている
- 生育環境が悪かった
せとかがまずい原因①酸味が抜けていない
「せとかが酸っぱくてまずい」と感じるときは収穫時期が早かった可能性があります。
本来せとかの酸味は穏やかで、強く感じることはありません。
せとかは2〜4月頃まで出回りますが、特に2月初旬のせとかは酸っぱいものにあたることがあります。
せとかがまずい原因②収穫から時間が経ち過ぎている
せとかがまずいと感じるときは、収穫から時間が経ち傷み始めているサインかもしれません。
酸味や苦味が強いわけではなく「なんか味がおかしい」と感じたら腐っている可能性があるので捨てた方が良いです。
せとかがまずい原因③生育環境が悪かった
「せとかが苦くてまずい」と感じるときは、生育環境が悪かった可能性があります。
せとか農家の方に聞いた話では、せとかは栽培中に凍結したり、寒い日が続くと「ナリンギン」と呼ばれる苦味成分が外皮から果実に浸透し実が苦くなってしまうそうです。
せとかがまずいと感じたときの対策
せとかの酸味や苦味が強く、まずいと感じたときは、砂糖をかけたり、練乳をかけると食べやすくなります。
また、別の果物と混ぜてミックスジュースにしてもよいですね。
せとかが酸味や苦味が強いときは腐っているわけではないので、上のような対策がおすすめです。
まずいせとかを選ばない方法
鮮度がよく、おいしいせとかの選び方のポイントを紹介します。
- 皮にハリとツヤがある
- 皮が果実から離れてフカフカしていない
- ヘタが鮮やかな緑色
- 形が平たい
- ずしっと重量感がある
これらのポイントを押さえて選べば、まずいせとかに当たる確率を下げることができます。
せとかの選び方をさらに詳しく知りたい方は「せとかについて詳しく書いた記事」があるのでそちらを読んでみください。
おいしいせとかを取り寄せ
まずいせとかを避けて確実においしいせとかを食べたいなら、農家から直接取り寄せる方法がおすすめです。
鮮度抜群でおいしいせとかを農家から直接取り寄せる方法を紹介します。
スーパーで買っても良いのですが、お店だと古く鮮度の悪いせとかが陳列されていることもよくあります。また、農家さんによって、栽培方法が違っていたりして、糖度の乗りが違います。
農家直送で購入する場合は、直送なので鮮度はほぼ間違いないですし、私の経験上味も良いものばかりです。気になる方は産地直送のせとかをチェックしてみてくださいね。
せとかがまずい原因とハズレを引かない選び方まとめ
今回は「せとかがまずいときの原因」と「まずいせとかを選ばないための見分け方」を紹介しました。
せとかは私が1番おすすめする柑橘です。
本当においしい品種なので、1度まずいものに当たってしまった方も今まで食べたことがない方も、今回の記事を参考にしてせとかをたくさん食べて欲しいです。
他にも「せとかの特徴や農家直送で購入する方法」を紹介した記事もあるので、そちらも気になる方はチェックしてみてくださいね。
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