種無しで皮ごと食べることができる黒ぶどう、ナガノパープルをご存知でしょうか?シャインマスカットとはまた違った巨峰のような濃厚な甘さと風味で、しかも皮をむかずともまるごと食べることができる僕一押しのぶどうです。
そこで今回は「ナガノパープルの特徴」、「抜群においしいナガノパープルの取り寄せ方」、「おいしいナガノパープルの選び方」を紹介していきます。
僕が八百屋で10年働く中で数百種類の果物を食べてきましたが、ぶどうの中ではダントツでナガノパープルがおすすめです。
ナガノパープルを食べたら、もう他のぶどうが食べれなくなるかもしれませんよ。
ナガノパープルの特徴


ナガノパープルの特徴を簡単に3つあげるとすると、下のような感じです。
- 濃厚な巨峰のような味
- 皮ごと食べられる黒ぶどう
- 大粒で果汁が多い



ナガノパープルの特徴についてもう少し詳しくお伝えしますね。
ナガノパープルの食感


ナガノパープル最大の特徴は、ピオーネや巨峰のような黒ぶどうなのに「種無しで皮ごと食べれる」こと。
サクッとした歯触りの後にジュワッと果汁が溢れやみつきになるおいしさですよ。写真のナガノパープルも果汁が滴り溢れそうですよね。
ナガノパープルはシャインマスカットのようにスナック感覚で食べられる食べやすいぶどうです。
ナガノパープルの味


ナガノパープルの味の特徴は、巨峰のような濃厚な味に加えて皮の旨みも一緒に楽しめること。
ナガノパープルの親は「巨峰」×「リザマート」です。
巨峰は有名な品種ですが、リザマートはあまり知られていない品種ですよね。
リザマートは皮ごと食べれられて、濃厚な甘さとサクサクとした食感が特徴の高級ブドウ。
ナガノパープルは巨峰の味わいと見た目、リザマートの皮の薄さと食感を受け継いだとてもおいしいブドウですよ。



ナガノパープルは皮ごと食べられるから、皮の渋みや旨みも楽しめる唯一無二なぶどうなんです。
ナガノパープルの粒の大きさ


ナガノパープルは比較的大粒の品種です。
大粒の実にたっぷり詰まった果汁を存分に楽しむことができる品種といえます。
ただ、粒が大きすぎると糖度が落ちてしまう傾向があるので選ぶ際は注意しましょう。
ナガノパープルの栽培地
ナガノパープルは生まれが果物王国長野県の須坂市が生まれ故郷、現在は長野県のみで収穫されています。
しかし、2019年に全国で栽培が解禁されているので、そのうち各地で栽培されたナガノパープルが店頭に並ぶ日も近いかもしれません。



私としては大好きなナガノパープルの流通量が増えて価格が下がれば嬉しいんですけどね。
ナガノパープルを農家直送で取り寄せる方法


ナガノパープルを農家から直接取り寄せる方法を紹介します。
スーパーで買っても良いのですが、まだまだシャインマスカットや巨峰、ピオーネと比べるとマイナーやぶどうなので、ナガノパープルを品揃えしていないお店もたくさんあります。
また、ピオーネやシャインマスカットと比べると当たり外れが大きい品種なので、スーパーで買うとイマイチな場合も多くあります。
その点、農家直送で購入する場合は、直送なので鮮度はほぼ間違いないですし、味も良いものばかりです。(私の経験談)
気になる方は産地直送のナガノパープルをチェックしてみてくださいね。
ナガノパープルの選び方


ナガノパープルの選び方は、他の黒ぶどうにも共通するポイントが多いので、この選び方を知っていれば他のぶどうを選ぶ際にも応用することができます。
- 皮が濃い黒色
- 皮にハリがある
- 軸が緑
- 皮に白い粉のようなもの(ブルーム)がついている
- 実が密集している
- 房も実も大きすぎない
ナガノパープルの特徴・選び方・農家直送で取り寄せる方法まとめ


今回は「ナガノパープルの特徴」、「抜群においしいナガノパープルの取り寄せ方」、「おいしいナガノパープルの選び方」を紹介しました。
私は秋になると大好きな果物がたくさんでてくるのですが、その中でも特におすすめしたいのが「ナガノパープル」と「南水梨」なんです。
もともと私がぶどうと梨が好きというのもありますが、八百屋を10年やってきて数百品種食べてきた中でもトップクラスでおいしいと思った品種です。
ぜひ一度食べてみてくださいね。






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