「なすが長持ちする保存方法を知りたい。冷凍したなすはまずいって聞くけど本当?」
今回はこんな疑問に答えていきます。
この記事で学べること
- なすが長持ちする保存方法が分かる
- なすを冷凍する方法がわかる
なすを保存する際の基本
インド原産で高温多湿を好むなすは、低温と乾燥を嫌います。
冷蔵庫に入れると低温障害を起こして果肉が茶色くふやけたようになったり、種が黒くなるなど傷みやすくなります。こうなると歯切れが悪く、苦味も出るので常温保存で早めに食べきるのがベストです。
冷蔵庫に入れる場合も、温度帯の低い冷蔵室ではなく、野菜室で保存するようにしましょう。
なすの常温保存方法
なすを常温保存する際の手順を紹介します。
1.ペーパータオルにつつむ
2.保存袋に入れる
3.常温の冷暗所で保存
この方法でなすを常温保存する場合の保存期間は2〜3日です。
常温保存では、低温障害が起きないものの、長くはもたないのでなるべく早めに使い切りましょう。
なすの冷蔵保存方法
なすの冷蔵保存方法の手順を紹介します。常温保存と同じで乾燥からなすを守るために、ペーパーでつつんで袋に入れて保存します。
1.ペーパータオルにつつむ
2.保存袋に入れる
3.冷蔵庫の野菜室に入れる
この方法で保存したなすの保存期間は約1週間です。冷蔵庫に入れることで、常温保存に比べて保存期間は伸びますが低温障害のリスクが出てきます。
なすの冷凍保存方法
なすは冷凍保存も可能です。たまに「冷凍したなすはまずい」という人がいますが、それは方法を間違えている可能性が高いです。
冷凍保存の手順を確認していきましょう。
1.水洗いする
2.ヘタをとる
3.食べやすいサイズにカット
変色やアクが気になる方は、なすを切った後に5分ほど水につけておきましょう。
4.600wのレンジで1分半加熱
5.保存袋に入れる
6.冷凍庫に入れる
この方法で冷凍保存したなすの保存期間は、およそ1ヵ月間です。
ただし、家庭の冷凍庫は開け閉めが頻繁に行われるので、冷凍しても長持ちしない場合があります。冷凍しているからと油断せず、早めに食べきることをおすすめします。
冷凍したなすの解凍方法
冷凍したなすを料理に使うときは、凍ったまま炒めものにしたり、汁物にいれましょう。
中途半端に解凍してしまうと、食感が悪くなるなど食味が大きく落ちるので、必ず凍ったまま調理をしてくださいね。
なすの保存方法まとめ
野菜ごとの最適な保存方法を知っておくとものによっては数倍長持ちします。一つずつ覚えて暮らし上手になってくださいね!
保存方法がわからないと「すぐ傷んでしまうから」と買うのを迷ってしまう方も多いと思います。ぜひ1度今回紹介した方法を実践して、たくさんなすを食べて頂けると嬉しいです。
なすの記事は他にも「抜群に鮮度が良いなすの選び方」という記事も書いているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
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