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【春菊】選び方や見分け方を八百屋が教えます

春菊

シャキシャキとした食感と、ほろ苦さが特徴の春菊。お鍋に入れてもおいしいですが、サラダ、おひたし、お味噌汁の具など様々な料理に使える便利な野菜ですよね。そんな春菊、せっかくなら鮮度がよく、ひときわおいしいものを選びたいですよね。

そこで今回は「鮮度が良くおいしい春菊の選び方や見分け方」を紹介していきます。

この記事を最後まで読んで、春菊をたくさん食べていただけると嬉しいです!

青髪のテツ

八百屋歴10年目の青髪のテツです。野菜や果物の本を数冊出版しています。

目次

春菊は品種で選ぶ

春菊を選ぶときは、まず品種に注目しましょう。

春菊には大きく分けて「中葉」「大葉」「サラダ春菊」があります。

それぞれ特徴があるので紹介していきます。

中葉

中葉春菊

全国的に最も出回っている品種です。ほかの品種に比べると香りや独特の風味が強めです。シャキシャキ感があります。

大葉

西日本に多く出回っている品種。葉の切り込みが浅く、中葉に比べると香りやクセが少なく食べやすい品種です。肉厚があり柔らかめなので、春菊の風味や食感が苦手という方は大葉春菊を一度試してみてほしいです。

サラダ春菊

茎が細くやわらかく、香りやクセも少ないので、生でも食べやすい品種です。お店では「サラダ春菊」や「やわらか春菊」などの名前で販売されています。

おいしい春菊の選び方

おいしい春菊は4個のポイントで見分けよう。

  • 葉先がピンとしていて全体的に緑色
  • 茎の切り口が変色していない
  • 茎が太すぎたり長すぎないもの→柔らかい
  • 香りが強いものを選ぶ→味がしっかりしている

葉先がピンとしていて全体的に緑色

春菊は葉先をみて選ぶ

春菊を選ぶときは、まず葉先に注目しましょう。

春菊にかぎらず、葉物野菜は、葉先から傷んでいく傾向が強いので、葉先の状態をチェックすることで、鮮度の状態がある程度わかるんです。

春菊の場合、葉先がピンとしていて、全体的に鮮やかな緑色のものを選びましょう。

葉先が黄色く変色していたり、しなびているものは鮮度が落ち始めている証拠なので避けましょう。

茎の切り口が変色していない

春菊は茎の切り口をチェック

次に茎の切り口に注目しましょう。

春菊にかぎらず、野菜は収穫時にヘタや茎をカットされます。その切り口の状態をチェックすることで、収穫されてからどの程度時間が経っているか確認することができます。

春菊の場合は、切り口がみずみずしくて、鮮やかな黄緑色をしているものは鮮度が良いです。

逆に黒ずんでいたり、白く乾燥しているものは避けるようにしましょう。

茎が太すぎたり長すぎないもの

春菊は茎が長くないものを選ぶ

春菊は茎が長すぎたり、太すぎるものは避けましょう。

茎が成長している春菊は、茎がかたく食味が悪くなります。

茎は長すぎず、適度な太さのものを選ぶと茎までおいしくいただけますよ。

香りが強いものを選ぶ

最後に春菊は香りが強いものがおすすめです。

香りが強い春菊は、鮮度がよく独特の風味が強く味も良いからです。

春菊の選び方まとめ

春菊

今回は「おいしい春菊の選び方」について解説しました。

どうせ買うならおいしい春菊を選びたいですよね。

ぜひ今回紹介した選び方で、春菊をおいしくいただいてくださいね。

他にも「春菊を1ヶ月長持ちさせる保存方法」という記事を書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。

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この記事を書いた人

はじめまして、tetsublog運営者のてつやです。
●八百屋歴10年目
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