油をしっかりと吸ったなす料理って最高ですよね。なすは漬物や炒めもの、揚げものなど、様々な用途に使える便利な野菜です。そんななすは意外かもしれませんが「鮮度が落ちやすい野菜」です。せっかく買うなら鮮度がよく、おいしいなすを選びたいですよね。
そこで今回は「鮮度が良くおいしいなすの選び方や見分け方」を紹介していきます。
この記事を最後まで読んでなすをたくさん食べていただけると嬉しいです!

八百屋歴10年目の青髪のテツです。野菜の本
ナスの選び方


おいしいナスは5個のポイントで見分けよう。
- ガクのトゲが鋭い
- 濃い紫色
- 表面にツヤがある
- ずっしり重い
- ヘタの切り口がみずみずしい
ガクのトゲが鋭い


ナスにはガクにトゲがあり、このトゲがしっかり立っているモノほど新鮮です。
またガクが実にしっかりとくっついて反り返っていないモノも鮮度がいいんです。
※品種によってはトゲがありません。



なすの品出しをしているとき、トゲが手に刺さったことがあります。かなり痛いので触るときは注意して下さい。
濃い紫色でハリがある


なすは、果皮にハリがあり、色が濃い紫色のものを選びましょう。
なすの紫色はポリフェノールの色です。非常に強い抗酸化作用があり、老化やシミ、シワを予防してくれます。
ずっしり重い


ナスは成分の90%が水分で構成されています。
収穫されて時間が経ってくると、水分が抜けて軽くなっていきます。軽いなすは水分が抜け、実がスカスカして美味しくありません。
持ってみてずっしりと重量感を感じるなすを選びましょう。
ヘタの切り口がみずみずしい


私がお店でナスの鮮度チェックをする時は、ガク付近を重点的にチェックします。
茄子のヘタはカビが生えやすく、ガク付近の実は腐りやすいんです。腐っているときは実がオレンジ色に変色します。
また鮮度が良いモノはガクと実の間が白〜紫にグラデーションしています。
【八百屋が教える】おいしいナスの選び方
今回はおいしいナスの選び方を解説しました。
どうせ買うならおいしい野菜を選びたいですよね。
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