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【八百屋が教える】おいしいジャガイモの選び方

じゃがいもの選び方

ホクホクした食感とほのかな甘さがおいしいじゃがいも。煮物や揚げもの、ポテトサラダなど様々な料理で活躍する便利な野菜ですが、中を切ると黒く変色し傷んでいたという経験がある方も多いのではないでしょうか。「おいしくて鮮度の良いじゃがいもが食べたい。でも選び方がわからない。」とお客さんから聞かれることもあります。

そこで今回は「鮮度が良くおいしいじゃがいもの選び方」を紹介していきます。

青髪のテツ

八百屋歴10年の青髪のテツです。ツイッターもやっています。

目次

おいしいジャガイモの選び方

おいしいジャガイモは6個のポイントで見分けよう。

  • ずっしり重い
  • ふっくら丸い
  • しっかり固い
  • 大きすぎない
  • 芽がでていない
  • 緑色のモノは避ける

おいしいじゃがいもを選ぶなら、重くて丸くて固いものを買いましょう。

重いものはしっかり水分を含んでおりみずみずしくておいしいんです。逆に軽いものは水分が抜けてしまっている可能性が高いので避けましょう。

じゃがいもを選ぶときはずっしり重いものを買おう

メークインは多少大きくても問題ないですが、男爵いもの場合大きすぎるものは中が空洞化し黒く変色したり、水っぽくなっている可能性が高いので避けましょう。

また私が仕事でじゃがいもの鮮度チェックをするときは色と芽の状態を重点的に見ます。

じゃがいもの選び方

芽が出ているものは栄養が芽にとられており、食味も落ちます。ただ、一番おいしいのは芽が出る直前でデンプンが糖に変わり始めており甘くておいしいんです。

変色しているものは皆さん避けていると思いますが、特に濃い緑色になっているものには気をつけましょう。

じゃがいもの緑色はソラニンという有毒物質で、食べるとめまいや頭痛、腹痛になり、摂取量が多いと命を落とす危険もあるといわれています。

緑色になったじゃがいもは絶対に食べないでください。

みなさんもじゃがいもを選ぶときは重さ、形、固さ、色、芽の状態をチェックして買うといいですよ。

じゃがいもは用途によって選ぶ品種が変わる

じゃがいもは、料理に合わせて選ぶ品種を変えましょう。

男爵いもは煮崩れしやすいのでポテトサラダやコロッケに向きます。

男爵いも
男爵いも

メークインは男爵いもに比べて細長い見た目が特徴。ホッカイコガネは煮崩れしにくいので、具材の形を残したいカレーやシチュー、肉じゃがに向きます。

メークイン
メークイン

他にもじゃがいもは様々な品種がありますが、煮崩れしやすいかどうか店員に確認して購入するといいですよ。

じゃがいもの豆知識

私はSNSで野菜について発信しています。これまでじゃがいもについて発信したことを紹介します。

【八百屋の豆知識】

じゃが芋の糖度を倍増させる方法。

  1. 新聞紙やキッチンペーパーに包む
  2. 保存袋に入れる
  3. チルド室で保存

これは「低温糖化」といってじゃが芋自身が凍らないようにでんぷんを糖に変換し甘くなります。

寒さに弱いので基本的には常温保存ですが、知っておいて損はないですよ。

ジャガイモの栄養を丸ごと摂るなら、『皮ごと』が鉄則。

皮を剝いて茹でるとビタミンCが5割減。

また、皮には実より多くのカルシウムや鉄分が含まれているので捨てるなんてもったいない!

その他、むくみ予防や美容にも皮付きじゃがいもは効果的。

参考にどうぞ!

【八百屋が教える】おいしいじゃがいもの選び方【まとめ】

じゃがいもの選び方

今回はおいしいやがいもの選び方について解説しました。

どうせ買うならおいしいじゃがいもを選びたいですよね。

当サイトtetsublogでは様々な野菜の選び方や保存方法などを紹介しています。

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