
ちぢみほうれん草って何?普通のほうれん草とは違うの?
今回はこんな「ちぢみほうれん草」についての疑問に八百屋歴10年の私が農家さんに聞いたことを踏まえて答えていきます。
ちぢみほうれん草とは?生産者さんに聞いてみた


ちぢみほうれん草とはどういった特徴があるのか、広島県で葉物野菜やトマトを栽培する農家「愛菜香」さんに聞いてみました。
ちぢみほうれん草の特徴


ちぢみほうれん草は厳しい寒さの中で栽培されることで凍結から自分を守るために糖を生成します。
農家さんいわく、普通のほうれん草と比べて肉厚で、糖分をたっぷりと蓄える性質があるので濃い甘みが楽しめる野菜とのこと。
また、アクやえぐみも普通のほうれん草と比べても少ないので生でも食べることができるほど。農家さんのおすすめレシピは水に10分さらしてからサラダで食べる方法。
またサッと茹でてベーコンとバター炒め、出汁の効いた鍋でポン酢もおいしいと教えて頂きました。
ちぢみほうれん草の栄養


また、ちぢみほうれん草は緑黄色野菜の中でも特に栄養価が高い葉物野菜。
- 貧血予防
- 健康的な骨づくり
- 免疫力アップ
- 腸の健康維持
- 目の健康維持
- 血液サラサラ効果
これらの効果が期待できるそうです。
ちぢみほうれん草をサラダで食べてみた


根っこを切り落とす
ちぢみほうれん草に根がある場合は、根を切り取りましょう。
根本には栄養がたっぷり詰まっているので切りすぎないように気をつけましょう。
水洗いをする
ちぢみほうれん草は根本に土が入り込みやすいので振り洗いをしましょう。
根本をひらくようにしてしっかりと水洗いをしましょう。
葉の部分も裏側までしっかり洗いましょう。
ザク切りする
ちぢみほうれん草を食べやすい大きさにザクザク切ります。
しっかりと甘みを感じれるように少し大きめに切るのがポイントです。
10分水にさらす
ザク切にしたちぢみほうれん草を10分水にさらしてアク抜きします。
農家さんいわく、ちぢみほうれん草は茹でなくてもおいしく食べれるけど水にさらすとよりおいしく食べれるそうです。
盛り付けて完成
盛り付けをしてお好みのドレッシングをかけて完成です。
ちぢみほうれん草をサラダで食べてみた感想
ちぢみほうれん草をサラダで食べてみてそのえぐみの無さと甘さに驚きました。
小学生の娘も「ちぢみほうれん草甘くておいしいー♪」とパクパク食べていました。
ただ私は少し茹でた方がおいしいかなと思いました。このあたりは好みかもしれませんね。
ちぢみほうれん草とは【まとめ】


今回はちぢみほうれん草について農家さんに聞いてみました。
ちぢみほうれん草の特徴のおさらい
- 甘い
- 肉厚
- 栄養価が高い
- アクが少なく生でも食べれる
実際にちぢみほうれん草を食べてみて、本当に美味しかったのでこの記事を読んでいるみなさんもお店で見かけた際はぜひ買ってみてください。
今回協力して頂いた葉物とミニトマト農家の愛菜香さんありがとうございました。
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