「新鮮なにんにくを見分けられるようになりたい。選び方のポイントが知りたい。」
今回はこんな要望に答えていきます。
この記事で学べること
- 新鮮で美味しいにんにくの選び方が分かる
- 八百屋の目利きのポイントを学んでいける
にんにくの選び方


鮮度の良いにんにくは以下3個のポイントで見分けましょう。
- 芽がでていない
- 全体的に乳白色
- 全ての片が茎にくっついている
にんにくの選び方①芽がでていない


鮮度の良いにんにくを見分けるときは、最初ににんにくの頭に注目しましょう。
にんにくの頭の部分には突起がありますよね。その部分に芽が生えているものは収穫されてから時間がかなり経過している証拠です。
私が働いているときも、売り場でずっと売れ残ったにんにくや陳列棚の後ろに落っこちていたにんにくには芽が生えていました。
もちろん芽が生えたにんにくは店員がすぐに見切りにするべきなのですが、そもそもにんにくは傷みにくい野菜なのでチェックが漏れて見逃されていることがよくあります。
芽が出たら食べることができないというわけではないのですが、鮮度をみるときの1つの目安になるので、チェックしてみてくださいね。
にんにくの選び方②全体的に乳白色


次に、にんにくの色に注目しましょう。
傷んでいるにんにくは、一部分が黒くなったり黒いカビが生えたりします。
なので、全体が乳白色のにんにくを選ぶと傷んでいるにんにくを避けることができますよ。
とくに複数個ネットに入っているにんにくの場合は、にんにく同士の設置面に黒いカビがついていて見えない場合あるので注意しましょう。
にんにくの選び方③全ての片が茎にくっついている


最後に、にんにくの片に注目しましょう。
全ての片が茎にしっかりくっついているにんにくは鮮度が良いです。
逆に1つ1つの片が離れているものは、乾燥しすぎていて水分が抜けているので選ばないようにしましょう。


乾燥具合は重さでもわかります。極端に軽いにんにくは避けるようにした方が無難です。


にんにくの選び方でよくある質問(FAQ)
Q1. 国産ニンニクと外国産ニンニク、どちらを選べばいいですか?


どちらにも長所があり、用途によって使い分けるのがおすすめです。国産ニンニクは、粒が大きめで香りが良く、加熱したときの甘みが強いのが特徴です。ホイル焼きや素揚げなど、ニンニクそのものの風味を味わう料理に向いています。一方、外国産ニンニクは、小ぶりで香りがシャープなものが多く、価格が手頃なのが魅力です。刻んで薬味にしたり、炒め物や煮込み料理の風味付けに使ったりと、普段使いに適しています。
Q2. 「新ニンニク」って普通のニンニクとどう違うのですか?
新ニンニクは、収穫後に乾燥処理をせずに出荷される、旬の時期(主に5月〜7月頃)にしか出回らないニンニクです。普段私たちが目にする乾燥ニンニクと比べて、皮が白くみずみずしいのが特徴です。香りはフレッシュでマイルド、辛味も穏やかなので、生でスライスして食べたり、丸ごと揚げたり焼いたりするのに向いています。ただし、水分が多いため長期保存には向きません。購入後は早めに使い切りましょう。
Q3. ニンニクから芽が出てきてしまいましたが、食べられますか?
はい、食べられます。ジャガイモの芽と違って、ニンニクの芽には毒性はありませんので、取り除けば問題なく食べることができます。ただし、芽に栄養が取られてしまうため、ニンニク本体の風味や香りは少し落ちてしまいます。また、芽の部分は成長すると硬くなり、加熱しても食べにくいことがあります。炒め物などに使う場合は、芽を取り除いてから調理するのがおすすめです。取り除いた芽は、刻んで炒めればニラのような風味でおいしくいただけます。
にんにくの選び方【まとめ】


今回は鮮度が良くおいしいにんにくの選び方を紹介しました。ぜひ、スーパーでのにんにく選びの参考にしてくださいね。
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