「ゴーヤは好きだけど苦すぎるのは無理。」
今回はこんな問題を解決していきます。
ゴーヤといえば苦味が特徴的ですが、「苦すぎるのはちょっと・・・」という方も多いのではないでしょうか。実はゴーヤの苦味はものすごく苦いものから、そうでもないものまで個体差があります。
苦くないとゴーヤを食べた気がしないという方は苦味の強いものを、苦手な方は苦味の少ないものの見分け方を知ることでより美味しくゴーヤを食べることができますよね。
そこで今回は苦味の少ないゴーヤを見分ける方法を解説していきます。
苦くないゴーヤは「イボが大きいもの」「色素が薄いもの」を選ぶとよい
ゴーヤはイボの大きさと皮の色の濃さによって苦さが変わってきます。
イボが小さく色素が濃いものほど苦味が強く、イボが大きく色素の薄いものほど苦味がマイルドになるので用途や好みに合わせて選びましょう。
イボが大きく色素が薄いゴーヤは、しっかり育ち完熟している証拠。
ゴーヤは熟していくにつれて緑→黄緑→黄色→オレンジと色が変化していきます。売り場に黄色く変色したものを置いているお店はそうありませんが、黄緑色のものはよくみかけます。苦すぎるゴーヤが苦手な方は、色素が薄くイボが大きいゴーヤを選びましょう。
逆にイボが小さく色素の濃い未熟なゴーヤは種が育っていないため、外敵から身を守るために苦味を出して食べられないようにしているんです。
他にも品種によって苦さが変わります。苦味の少ない「なめらかゴーヤ」と呼ばれるイボなしのゴーヤがあるので苦味が苦手な方はこの品種をみかけたらぜひ試してみてください。
茹でて冷凍させると、さらに苦味がマイルドになる
茹でて冷凍させることで苦味を抜きつつ長持ちさせることができます。方法を紹介します。
1.縦半分にカット
2.種とワタを取る
3.薄くスライス
4.全体に満遍なく塩をまぶす
5.そのまま20分放置
6.沸騰したお湯で1分茹でる
7.粗熱を取ってラップに包む
8.冷凍保存用の袋に入れて冷凍庫へ
ゴーヤのモモルデシンと呼ばれる苦味成分は水溶性なんです。なので塩を振って余分な水分を抜く際や、茹でる際に苦味は抜けていきます。
冷凍することで保存期間は1ヶ月程度もつのでぜひ試してみてください。
夏はゴーヤをたくさん食べて
ゴーヤは8月が流通のピークです。
流通量が増えると需要と供給のバランスで値段が下がりやすくなります。値段が安くなりすぎると農家さんは儲かりません。
供給量に比例して需要が伸びることが理想なので、この記事を読んでいる方はぜひ8月になったらスーパーのゴーヤ売り場をチェックしてみてください。
ゴーヤは苦いからと敬遠している方や、もっと苦いものが食べたいと思っている方どちらの方も今回の見分け方を知って今が旬のゴーヤを楽しんで頂けたら嬉しいです。
他にも「抜群に鮮度の良いゴーヤの選び方」や「ゴーヤを長持ちさせる保存方法」という記事を書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。
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