「新鮮でおいしいブロッコリーを見分けられるようになりたい。選び方のポイントが知りたい。」
今回はこんな要望に答えていきます。
この記事で学べること
- 新鮮で美味しいブロッコリーの選び方が分かる
- 八百屋の目利きのポイントを学んでいける
ブロッコリーの選び方


おいしいブロッコリーは5個のポイントで見分けよう。
- ツボミがかたく閉まっている
- ツボミが密集している
- 黄色い花が咲いていない
- 茎の切り口が変色していない
- 茎の切り口にスが入っていない
1つずつ簡単に説明していきます。
つぼみがかたく閉まっていて密集している


おいしいブロッコリーを選ぶなら、まずつぼみの状態をチェックしましょう。
鮮度の良いブロッコリーは、つぼみがかたくしまっています。
ツボミがかたく閉まっていて、密集しているものを買いましょう。
黄色い花が咲いていない


ブロッコリーは、つぼみ全体が鮮やかな緑色をしているものを買いましょう。
黄色い花が咲いているブロッコリーや咲きかけているものは、食感が悪く収穫から時間が経っており鮮度も落ちています。
花が咲きかけて黄色くなり始めているブロッコリーは避けるようにしましょう。
茎の切り口がみずみずしく穴が空いていない


ブロッコリーは茎の切り口もチェックしてから買いましょう。
野菜は収穫時ヘタや茎をカットされます。その断面の状態で収穫からどのくらい時間が経過しているのか判断することができるんです。
茎の切り口が茶色く変色していたり、白く乾燥しているブロッコリーは収穫から時間が経ち傷み始めています。
また、茎の切り口に穴が空いているブロッコリーの茎はスが入っています。
スが入ったブロッコリーは筋っぽく食感が悪いのでおいしくありません。
みなさんもブロッコリーを選ぶときは切り口をよくチェックして買うといいですよ。
紫色のブロッコリーは避けないで


紫色に変色したブロッコリーを避ける方がいますが、見つけたら、避けずに積極的にカゴに入れていきましょう。
その理由は、紫色に変色したブロッコリーが甘いからです。
どういうことかというと、ブロッコリーは厳しい寒さにあたることで、アントシアニンが表面にでてくるので紫色に変色します。また寒さで自身の水分が凍結しないように、ブロッコリーは糖分を生成し、氷点を下げるんです。
つまり、アントシアニン自体に甘味はないのですが…
紫色に変色したブロッコリー=寒さに当たっている証拠=甘い
という式が成り立ちます。
紫色のブロッコリーを見つけたら、心の中でガッツポーズをしてカゴにいれましょう。
※ただし、アントシアニンフリーという紫色に変色しないブロッコリーも流通しているので、紫か緑を選ぶという認識で良いです。
ブロッコリーの選び方でよくある質問(FAQ)
つぼみが開いているブロッコリーは避けた方がいい?
はい、つぼみが開いているものは鮮度が落ちている証拠です。新鮮なブロッコリーは、つぼみがギュッと締まっていて、濃い緑色をしています。花が咲き始めているものは避けましょう。
茎が太いと硬くて食べにくいですか?


太い茎でも、みずみずしくスジが少なければ問題ありません。切り口が乾燥しておらず、白くてしっとりしているものが理想です。茎は皮をむけば柔らかく甘みがあり、炒め物やスープにも使えます。
ブロッコリーに黒い斑点があるけど食べられる?
小さな斑点程度なら、病気ではなく自然な変色の可能性もあり、加熱すれば食べられることが多いです。ただし、斑点が広がっている場合や異臭がする場合は、傷みが進んでいる可能性があるので避けましょう。
冷凍ブロッコリーでも栄養はあるの?
はい、冷凍ブロッコリーは収穫後すぐに凍結されており、栄養価は意外と高いです。ただし、食感や風味は生に比べてやや落ちるため、炒め物やスープなど加熱料理に使うのが向いています。


茹でても色がきれいに残るブロッコリーを選ぶには?
鮮やかな濃い緑色のものが、加熱してもきれいな色を保ちやすいです。また、つぼみが締まっていて、茎にハリがあるものは栄養価も高く、調理してもベチャっとなりにくいです。
ブロッコリーの選び方まとめ


今回はおいしいブロッコリーの選び方について解説しました。ぜひ、スーパーでのブロッコリー選びの参考にしてくださいね。






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