「とにかくおいしいシャインマスカットが食べたい。」
今回はこんな願望を解決する方法を紹介していきます。
この記事で学べること
- シャインマスカットの特徴がわかる
- 最高のシャインマスカットを取寄せる方法がわかる
- おいしいシャインマスカットの選び方がわかる
シャインマスカットとは
シャインマスカットとは「安芸津21号」と「白南」を親にもつ広島県で生まれたぶどうの品種です。
生まれた産地は広島県ですが、山梨県や長野県で主に栽培されています。
シャインマスカットは2006年に生まれたぶどうなので、比較的新しい品種と言ってもよいでしょう。
シャインマスカットの特徴
シャインマスカットには下記の特徴があります。
- 美しい大粒の緑ぶどう
- 糖度が非常に高い
- 種無しで皮ごと食べることができる
- よい香りがする
シャインマスカットの特徴は、多くの方にとって説明不要だと思います。興味のない方は取り寄せ方か選び方のところまで下にスクロールしてくださいね。
美しい大粒の緑ぶどう
シャインマスカットは美しいエメラルドグリーンの見た目が特徴的なぶどうです。
大粒の個体も多くあるので、見た目が良いだけでなく、1粒の食べ応えが抜群なぶどうでもあります。
種無しで皮ごと食べることができる
シャインマスカットは種無しで皮ごとスナック感覚で食べることができるぶどうです。
他にも皮ごと食べられるという謳い文句のぶどうは多くありますが、それらの多くは皮に渋みがあったり、少し厚みがあったりで、食べられないことはないけど少し違和感が残るという品種も多くあります。
そんな中でシャインマスカットは、皮が薄く渋みがないので全く皮の違和感なく食べることができますよ。
糖度が非常に高い
シャインマスカットはとても「甘味の強い」緑ぶどうです。
シャインマスカットの糖度は20度程度あり、酸味も控えめなので食べると口いっぱいに甘い果汁が広がります。
皮の渋みも全くないため、皮ごと食べても甘さを存分に楽しむことのできる品種です。
食感が良い
シャインマスカットは「食感」がとても良いぶどうです。
皮は薄くパリッとしていて、口当たりがよく、口に残る感じも全くありません。
また果肉の肉質が硬めなので、しっかりと噛み切れてサクサク食べられます。
よい香りがする
シャインマスカットは非常に「香りの良い」品種です。
シャインマスカットは他のマスカットと同じように「マスカット香」と呼ばれる香りをまとっています。
マスカット香とは、リナロールと呼ばれる香気成分からなり、そのみずみずしく爽やかな香りは多くのフローラルや香水に使用されています。
おいしいシャインマスカットを農家直送で取り寄せる方法
鮮度抜群でおいしいシャインマスカットを農家から直接取り寄せる方法を紹介します。
スーパーで買っても良いのですが、お店だと古くて鮮度の悪いシャインマスカットが陳列されていることもよくあります。
また、農家さんによって、栽培方法が違っていたりして、糖度の乗りが違います。
その点、農家直送で購入する場合は、直送なので鮮度はほぼ間違いないです。また、農家さんがECサイトに登録する場合、一定の基準を満たしていないと審査に落ちてしまい出品することができない仕組みになっています。
なので、ECサイトに登録している農家さんは腕自慢ばかり。私の経験上、味も良いものが多いので安心して食べることができます。
気になる方は産地直送のシャインマスカットをチェックしてみてくださいね。
シャインマスカットの選び方
シャインマスカットを選ぶときは、5つのポイントをチェックしましょう。
- 皮にハリがある
- 軸が緑
- 皮に白い粉がついている
- 実が密集している
- 皮の色をチェック
シャインマスカットの選び方①皮にハリがある
おいしいシャインマスカットを選ぶときは、皮の状態に注目しましょう。
シャインマスカットは鮮度が落ちてくると、皮のハリがなくなり、しわがでてきます。
ぶどうの85%は水分で構成されていると言われています。なので、収穫から時間が経つと、水分が蒸発し皮にシワができて実のハリがなくなっていきます。
そのようなシャインマスカットは選ばない方が良いでしょう。
シャインマスカットの選び方②軸が緑色
シャインマスカットに限った話ではなく、鮮度の良いぶどうを選ぶときは軸の色を確認しましょう。
私たち八百屋もぶどうの鮮度をチェックするときは、まず軸の色をみます。
鮮度の良いシャインマスカットは軸が緑色をしていますが、鮮度が落ちてくると茶色く枯れて徐々に黒ずんでいきます。
軸が変色したぶどうは私のお店では値下げして販売していますが、普通に定価で販売しているお店もあります。
軸が緑色のシャインマスカットは鮮度が抜群というわけです。
シャインマスカットの選び方③皮に白い粉がついている
シャインマスカットの皮には、ブルームと呼ばれる白い粉がついている場合があります。
よく農薬と勘違いされがちなのですが、この白い粉は農薬ではなく、シャインマスカット自身から出てくる天然成分なんです。
農家さんはこのブルームがとれないよう慎重に収穫作業をしますが、それを農薬と間違われているとなると悲しいですよね。
ブルームは鮮度が良いシャインマスカットの証なので、しっかりブルームがついている個体を見かけたら心の中でガッツポーズをしてカゴの中に入れましょう。
シャインマスカットの選び方④脱粒していない
次にシャインマスカットの粒が脱粒していないかをチェックしましょう。
脱粒というのは、シャインマスカットの粒が軸から外れてしまうことをいいます。
その年の気候次第で脱粒しやすくなる年もあるという例外もありますが、基本的には鮮度が落ちてくるとシャインマスカットは脱粒していくんです。
シャインマスカットは比較的脱粒しにくい品種というイメージが私の中にありますが、念の為チェックをして粒が軸にしっかりくっついているものを選びましょう。
シャインマスカットの選び方⑤皮の色をチェック
最後にシャインマスカットの皮の色をチェックしましょう。
鮮度の良いシャインマスカットは「鮮やかな緑色」をしています。この状態のシャインマスカットは個体差もありますが、スッキリした甘さのものが多いです。
逆に「黄緑色」のシャインマスカットは熟度が高いので傷みやすいのですが、甘味は強い場合が多いんです。
という話を会社の上司から聞いたときに、ほんとかなと疑って、何度も試食をしてみたのですが、たしかに黄緑色のシャインマスカットの方が甘くて風味も強くおいしいと感じました。
「鮮やかな緑色」をしているシャインマスカットがかならず甘味が薄いという話ではなく、あくまで傾向だと思っていただけたらと思います。
今回紹介した選び方は他のぶどうにも共通するポイントが多いので、シャインマスカットの選び方を知っていれば他のぶどうを選ぶ際にも応用することができます。
シャインマスカットの特徴・選び方・農家直送で取り寄せる方法まとめ
今回はシャインマスカットの「特徴」「おいしいものの取り寄せ方」「選び方」を紹介しました。
夏から秋はおいしい果物がたくさん出てくるので、果物売り場で目移りしてしまいますよね。
他にも「ぶどうを冷凍保存する方法と冷凍ぶどうの食べ方」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてください。
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