ジョナゴールドは、「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」を交配して生まれたりんごで、ほどよい甘みとさわやかな酸味を楽しめる品種です。甘すぎるりんごよりも、すっきりした味わいが好きな方に向いています。
魅力のある品種ですが、特徴や選び方を知っておくと、買うときや食べるときに失敗しにくくなります。この記事では、ジョナゴールドの特徴、食べ方、選び方、保存方法まで八百屋目線で紹介します。
ジョナゴールドとは


ジョナゴールドは「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」というりんごを交配してできた品種です。
アメリカのニューヨークで生まれたジョナゴールドは、1970年に日本に初めて入荷されました。
今では、ふじりんごに次いで知名度の高い品種といってもいいくらいポピュラーな品種で、時期にもよりますが、多くのスーパーで品揃えされています。
ジョナゴールドの特徴


ジョナゴールドは赤りんごの代表的品種であるサンふじりんごと比較すると、少し酸味が強い品種といえます。とはいえ適度に甘味もあるので、生食でも十分おいしくいただくことができます。
ジョナゴールドの見た目はふじよりも少し小さい傾向があり、果皮は濃い赤色で艶があります。この艶はワックスや農薬と勘違いされがちですが、りんごの内部から染み出す天然成分で、ジョナゴールドはこの成分が出やすい傾向があります。
ジョナゴールドの食感は「シャリシャリ」としていてやや硬めです。
個人的にふじとジョナゴールドどちらを推すかと言われると微妙なところで、個人の好みによる程度の差しかないと思っています。
とにかく甘い方が良いという方はサンふじを、スッキリした味わいの方が良いという方はジョナゴールドを選ぶと良いでしょう。
ジョナゴールドを農家から直接取り寄せる方法


鮮度のよいジョナゴールドを農家から直接取り寄せる方法も紹介します。
スーパーでも購入できますが、店頭では収穫から時間がたったジョナゴールドが並んでいることもあります。また、農家さんによって栽培方法や収穫のタイミングが違うため、甘みや酸味にも差が出ます。
産地直送で購入する場合は、収穫後の流通が短く、鮮度のよいジョナゴールドに出会いやすいのが魅力です。気になる方は産地直送のジョナゴールドをチェックしてみてくださいね。
ジョナゴールドの食べ方


ジョナゴールドに限らず、りんごは皮ごと食べることをおすすめしています。
ジョナゴールドの皮は、食べても問題ありません。皮には食物繊維やポリフェノールなどの栄養も含まれています。
せっかくりんごを食べるなら、栄養もしっかりいただきたいですよね。
ただ、皮をむいた方が口当たりはよくなるので、よりおいしく食べたい時は皮をむいて食べる、栄養までしっかり摂取したいなら皮ごと食べるとか気分に合わせて変えてもいいかもしれません。
また、皮はジュースやジャム、コンポートにすると食べやすくなります。
ジョナゴールドの切り方


ジョナゴールドを切るときは、定番ですが「くし切り」がおすすめです。
ジョナゴールドを皮ごと食べるときは、りんごを輪切りにする方法も食べやすくて良いですよ。食べる時に中心だけ残すので、切りすぎて食べられるところまで捨ててしまうことがありません。
ジョナゴールドの選び方
ジョナゴールドの選び方を紹介します。
- 果皮にハリがある
- 軸が太い
- お尻が黄色い
- ずっしり重い
鮮度の良いジョナゴールドを選ぶときは、最初に「皮の状態」に注目しましょう。


ジョナゴールドは果物の中では比較的傷みにくいのですが、果皮にシワがあるものは収穫からかなり時間が経っている証拠です。皮にハリ、ツヤがあるものを選びましょう。
おいしいジョナゴールドを選ぶなら「軸」に注目しましょう。


ジョナゴールドは軸を通して木の養分を受け取り蓄えるのですが、軸が太い方が、より多く養分を受け取れるので甘くておいしいジョナゴールドになるんです。軸が太いジョナゴールドを選びましょう。
また、ジョナゴールドの「お尻」もしっかりとチェックしましょう。


ジョナゴールドを選ぶとき、お尻は重要な要素です。お尻がまだ緑色をしているものは未熟なジョナゴールドです。黄色やオレンジ色をしているものが完熟していて糖度が高い証拠です。
最後にジョナゴールドの「重さ」を確認しましょう。


大きすぎず、中玉のジョナゴールドが1番味が良いのですが、その中でもとくにずっしりと重いものは果汁がたっぷり入っていてジューシーでおいしいのでおすすめです。
ジョナゴールドの保存方法
ジョナゴールドはしっかり冷やすことで甘味を感じやすくなります。
理由はりんごに含まれる「果糖」は低温で甘味が増すという性質を持っているためです。
ただ、そのまま冷蔵庫に入れてしまうと、乾燥し傷む原因になってしまいます。
そこで、ジョナゴールドの冷蔵保存の方法を紹介します。
1.ジョナゴールドを袋に入れる
2.冷蔵庫の冷蔵室に入れる
これだけです。
袋に入れるのは、冷蔵庫内が乾燥しているので、ジョナゴールドを乾燥から守るという意味もあるのですが、冷蔵庫内の他の食材を守るためでもあります。
ジョナゴールドはエチレンガスという食材を劣化させてしまうガスを放出し続けています。そのガスが他の食材に当たらないように、ジョナゴールドは袋に入れてしっかり口を閉じて保存しましょう。
そして野菜室よりも温度帯が低い冷蔵室に入れることで、よりジョナゴールドの甘味を感じやすくなります。
また、ジョナゴールドは冷凍保存も可能です。次にりんごの冷凍保存の方法を紹介していきます。
ジョナゴールドの冷凍保存方法
ジョナゴールドを冷凍するときの手順は以下です。
1.皮をむく
2.くし切りにする
3.冷凍保存袋に入れる
冷凍したジョナゴールドを食べるときは、完全に解凍してしまうと食感が変わってしまい正直おいしくありません。半解凍にしてシャリシャリとシャーベットのように食べるか、すりおろしたり、ミキサーにかけてスムージーにするのがおすすめです。
ジョナゴールドをおいしく楽しもう


今回は、ジョナゴールドの特徴、食べ方、選び方、保存方法を紹介しました。
ジョナゴールドは、甘みと酸味のバランスがよく、すっきりした味わいを楽しめるりんごです。選び方や保存方法を知っておくと、買った後もおいしく食べやすくなります。
りんごの品種ごとの違いを知りたい方は、サンふじの特徴・選び方や王林の特徴・選び方もあわせて確認してみてください。
ほかの果物の保存方法をまとめて確認したい方は、果物の保存方法まとめも参考にしてみてください。
ほかの果物の選び方をまとめて確認したい方は、果物の選び方まとめも参考にしてみてください。













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