「新鮮でおいしいをアスパラガスを見分けられるようになりたい。選び方のポイントが知りたい。」
今回はこんな要望に答えていきます。
この記事で学べること
- 新鮮で美味しいアスパラガスを選び方が分かる
- 八百屋の目利きのポイントを学んでいける
アスパラガスの選び方


おいしいアスパラガスは、4個のポイントで見分けましょう。
- 穂先がふっくらしている
- 穂先が固く締まっている
- 切口がみずみずしく湿っている
- ハカマが正三角形
それぞれ簡単に説明していきます。
アスパラガスは基本的に太いものがおいしいので、仕事ではお客様にしっかりとした太さのあるものをオススメしています。
ただし、細くておいしい品種もあり一概には言い切れません。なのでアスパラガスは鮮度で選びましょう。
アスパラガスはとにかく鮮度が命といっても過言ではありません。新鮮なアスパラガスの選び方を紹介していきます。
穂先をチェック


私が仕事でアスパラガスの鮮度チェックをするときは、穂先の状態をみます。
アスパラガスは穂先から傷みやすくとろけてきます。
穂先がふっくらしていて、しっかりしているアスパラガスを選びましょう。
切口がみずみずしく湿っている


次にアスパラガスの切り口の状態に注目しましょう。
収穫後、時間が経ってくると切口がアスパラガスの切口は乾燥して白っぽくなってきます。切口がみずみずしいアスパラガスを選びましょう。
当然、切口にとろけが出ているものは論外です。
ハカマが正三角形
「アスパラガスはハカマが正三角形のものを選んだ方が良い」とアスパラガスの生産者さんから教えて頂きました。
ハカマを見ることで鮮度と生育が順調だったか否かを見分けることができるそうです。
そもそも、生育状態が良く健康に育ったアスパラガスはハカマが正三角形なのですが、収穫して時間が経過すると、徐々に二等辺三角形に変形していきます。
つまり、ハカマが正三角形のアスパラガスは生育状態が良く、鮮度が良いと言えるのです。
みなさんもアスパラガスを選ぶときは穂先、切口、表面をチェックしてカゴに入れるといいですよ。
アスパラガスを選ぶときはオスかメスかを見分ける


アスパラガスにはオスとメスがあり、それぞれ特徴があります。
右の穂先の締まりがゆるい方がオス、左の穂先が締まっている方がメスです。
メスのアスパラガスは柔らかく好んで選ぶ人が多く、逆にオスのアスパラガスは歯ごたえがしっかりしています。
オスだからダメというわけではないので、料理用途や好みで選んでください。
アスパラガスの選び方でよくある質問(FAQ)
アスパラガスの太いものと細いもの、どちらが良い?


どちらも一長一短ですが、一般的には太めのアスパラガスのほうが甘みがあり、加熱してもジューシーな食感が楽しめます。細いものは火が通りやすく、さっと炒めたいときやスープに向いています。
切り口が乾いているアスパラは避けたほうがいい?
はい。切り口が茶色く乾燥していたり、ヒビ割れているものは鮮度が落ちています。新鮮なアスパラガスは切り口がみずみずしく、触ると水分を感じるものが理想です。
穂先が開いているアスパラガスはダメですか?
穂先が開いているものは、収穫から時間が経っている証拠です。鮮度の良いアスパラガスは、穂先がしっかりと閉じていて、色も鮮やかな緑(または紫)が特徴です。まずは穂先をチェックしましょう。
アスパラガスに白っぽい粉がついているけど大丈夫?
はい、白い粉のようなものは「ブルーム」と呼ばれる天然の保護成分で、鮮度の良い証拠です。農薬などではなく、むしろブルームがしっかりついているアスパラは新鮮で味も良いです。
グリーンアスパラとホワイトアスパラ、どう違う?


グリーンアスパラは太陽の光を浴びて育ち、香りが強く栄養価も高いのが特徴です。一方、ホワイトアスパラは遮光して育てるため、やわらかくてクセが少なく、マイルドな味わい。好みや料理に応じて使い分けましょう。
アスパラガスの選び方まとめ


今回はおいしいアスパラガスの選び方について解説しました。ぜひ、スーパーでのアスパラガス選びの参考にしてくださいね。






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