「未希ライフってどんな品種なんだろう。まずいぶどうだったら嫌だな。」
今回はこんな心配を解決していきます。
この記事で学べること
- クイーンニーナの特徴がわかる
- 農家直送でクイーンニーナを取寄せる方法がわかる
- まずいクイーンニーナを避ける選び方がわかる
クイーンニーナとは
![クイーンニーナとは](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2023/08/20230918_070847-1-1024x768.jpg)
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クイーンニーナとは「安芸津20号」と「安芸クイーン」を親にもつ広島県で生まれた品種です。
生まれた産地は広島県ですが、長野県で主に栽培されています。
2011年に品種登録された比較的新しい品種です。
クイーンニーナの特徴
![クイーンニーナの特徴](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2023/08/20230918_070747-1-1024x768.jpg)
![クイーンニーナの特徴](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2023/08/20230918_070747-1-1024x768.jpg)
クイーンニーナには下記の特徴があります。
- 美しい大粒の赤ぶどう
- 糖度が非常に高い
- 種無しで皮ごと食べることができる
- よい香りがする
クイーンニーナの特徴①美しい大粒の赤ぶどう
![クイーンニーナ](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2022/10/IMG_6566-1-1.jpg)
![クイーンニーナ](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2022/10/IMG_6566-1-1.jpg)
クイーンニーナは大粒で美しい赤色の皮が特徴的な品種です。
果皮もツルツルしていて美しく、クイーン(女王)の名にふさわしいぶどうです。
クイーンニーナの特徴②糖度が非常に高い
![クイーンニーナは糖度がとても高い](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2023/08/20230817_114325-1-1024x768.jpg)
![クイーンニーナは糖度がとても高い](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2023/08/20230817_114325-1-1024x768.jpg)
クイーンニーナの糖度はぶどうの中でも非常に高く、糖度20度を超える個体が多くあります。
20度と言われてもあまりピンとこないと思いますが、ピオーネが16度以上、巨峰が18度以上と言われているので、比較するとクイーンニーナがとても甘い品種ということがわかると思います。
糖度が高く酸味が少ない分、爽やかとかサッパリしたおいしさというよりはガッツリ甘みの強いぶどうというイメージで良いと思います。
クイーンニーナの特徴③種無しで皮ごと食べることができる
![クイーンニーナは大粒](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2022/10/PXL_20220923_103817589-1-1024x771.jpg)
![クイーンニーナは大粒](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2022/10/PXL_20220923_103817589-1-1024x771.jpg)
クイーンニーナは種無しで皮ごとスナック感覚で食べることができるぶどうです。
「クイーンニーナの皮は薄く、渋みもほとんどないためそのまま食べることができます」と言われています。
しかし、私の感覚ではシャインマスカットみたいに違和感なく食べられるというほどでもなかったので剥いて食べました。
ただ、ピオーネや巨峰ほど無理という印象も受けなかったので、皮ごと食べることもできる品種という評判については納得できます。
クイーンニーナの特徴④よい香りがする
クイーンニーナはとても良い香りがするぶどうです。
ぶどう農家さんに「良い香りがするぶどうですね」と話をしていたときに「それはフィクシー香といってグレープジュースもような甘い香りがするぶどうをそういうんだよ」と教えていただきました。
といっても香りは文章ではイメージできないと思います。ぶどう売り場でクイーンニーナを見かけたときは、ぜひ香りを嗅いでみてください。
おいしいクイーンニーナを農家直送で取り寄せる方法
![Lino&kai Farmのぶどう](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2022/10/PXL_20220923_102003164-1-1024x771.jpg)
![Lino&kai Farmのぶどう](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2022/10/PXL_20220923_102003164-1-1024x771.jpg)
鮮度抜群でおいしいクイーンニーナを農家から直接取り寄せる方法を紹介します。
スーパーで買っても良いのですが、お店だと古く鮮度の悪いクイーンニーナが陳列されていることもよくあります。またクイーンニーナはまだまだマイナーなぶどうなので、取扱がないお店も多くあります。
また、農家さんによって、栽培方法が違っていたりして、糖度の乗りが違います。
その点、農家直送で購入する場合は、直送なので鮮度はほぼ間違いないですし、味も良いものばかりです。(私の経験談)
気になる方は産地直送のクイーンニーナをチェックしてみてくださいね。
クイーンニーナの選び方
![クイーンニーナの選び方](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2023/08/20230918_070754-1-1024x768.jpg)
![クイーンニーナの選び方](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2023/08/20230918_070754-1-1024x768.jpg)
クイーンニーナを選ぶときは、4つのポイントをチェックしましょう。
- 皮にハリがある
- 軸が緑
- 皮に白い粉がついている
- 実が密集している
クイーンニーナの選び方①皮にハリがある
![皮にハリがあるクイーンニーナを選ぶ](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2023/08/20230817_115102-1-1024x768.jpg)
![皮にハリがあるクイーンニーナを選ぶ](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2023/08/20230817_115102-1-1024x768.jpg)
新鮮でおいしいクイーンニーナを選ぶなら、まず皮の状態に注目しましょう。
クイーンニーナは鮮度が落ちてくると、皮のハリがなくなり、しわがでてきます。
ぶどうの85%は水分で構成されていると言われています。なので、収穫から時間が経つと水分が蒸発し皮にシワができて実のハリがなくなっていきます。
そのようなクイーンニーナは選ばない方が良いでしょう。
クイーンニーナの選び方②軸が緑色
![クイーンニーナの選び方](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2023/08/20230918_070703-1-1024x768.jpg)
![クイーンニーナの選び方](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2023/08/20230918_070703-1-1024x768.jpg)
クイーンニーナに限った話ではなく、ぶどうを選ぶときは軸の色を確認しましょう。
私たち八百屋もぶどうの鮮度をチェックするときは、まず軸の色をみます。
鮮度の良いぶどうは軸が緑色をしていますが、鮮度が落ちてくると茶色く枯れて徐々に黒ずんでいきます。
軸が変色したぶどうは私のお店では値下げして販売していますが、普通に定価で販売しているお店もあります。
軸が緑色のクイーンニーナは鮮度が抜群というわけです。
クイーンニーナの選び方③皮に白い粉がついている
![皮にブルームがついているクイーンニーナを選ぶ](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2023/08/20230817_113825-1-1024x768.jpg)
![皮にブルームがついているクイーンニーナを選ぶ](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2023/08/20230817_113825-1-1024x768.jpg)
クイーンニーナの皮にはブルームと呼ばれる白い粉がついている場合があります。
よく農薬と勘違いされがちなのですが、この白い粉は農薬ではなく、クイーンニーナ自身から出てくる天然成分なんです。
農家さんはこのブルームがとれないよう慎重に収穫作業をしますが、それを農薬と間違われているとなると悲しいですよね。
ブルームは鮮度が良いクイーンニーナの証なので、しっかりブルームがついている個体を見かけたら心の中でガッツポーズをしてカゴの中に入れましょう。
クイーンニーナの選び方④脱粒していない
![クイーンニーナは脱粒していないものを選ぶ](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2023/08/20230918_070827-1-1024x768.jpg)
![クイーンニーナは脱粒していないものを選ぶ](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2023/08/20230918_070827-1-1024x768.jpg)
最後にクイーンニーナの粒が脱粒していないかをチェックしましょう。
脱粒というのは、クイーンニーナの粒が軸から外れてしまうことをいいます。
その年の気候次第で脱粒しやすくなる年もあるという例外もありますが、基本的には鮮度が落ちてくるとクイーンニーナは脱粒していくんです。
クイーンニーナは比較的脱粒しやすい品種というイメージが私の中にあります。粒が軸にしっかりくっついているクイーンニーナを選びましょう。
クイーンニーナの特徴・選び方・農家直送で取り寄せる方法まとめ
![クイーンニーナの選び方](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2023/08/20230918_070649-1-1024x768.jpg)
![クイーンニーナの選び方](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2023/08/20230918_070649-1-1024x768.jpg)
今回はクイーンニーナの「特徴」「おいしいものの取り寄せ方」「選び方」を紹介しました。
夏から秋はおいしい果物がたくさん出てくるので、果物売り場で目移りしてしまいますよね。
他にも「ぶどうを冷凍保存する方法と冷凍ぶどうの食べ方」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてください。
![](https://tetsublog.work/wp-content/uploads/2023/06/5b1f99430feb02b1ffce2014c7921e80-300x200.jpeg)
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