みなさん幸水梨という梨をご存知でしょうか?おそらくほとんどの方がなんとなく知っている品種だと思います。「では幸水梨の特徴は?」と聞かれると答えられない方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は幸水梨の「特徴」「鮮度の見分け方」「農家から直接取り寄せる方法」を紹介していきます。
幸水梨の特徴


- 強い甘味とほどよい酸味
- 果汁が多い
- シャリっとした食感
幸水梨について、簡単に説明していきますね。
幸水梨の味


幸水梨、最大の特徴は高い糖度からくる強い甘味。
梨は10度あれば甘いと言われる中、南水梨の糖度は13度前後とかなり高いんです。
南水梨は糖度が高いだけでなく、酸味はほどよく、バランスの良い味わいです。
親は「早生幸蔵」と「菊水」で果汁が多く、一口食べると強い甘味の果汁が口一杯広がりますよ。
幸水梨の食感


幸水梨の食感は「シャキシャキ」としています。
赤梨の中では柔らかめですが「シャキ!ジュワッ」と果汁が溢れやみつきになるおいしさですよ。
硬すぎず、柔らかすぎないので、幸水梨は万人受けする食感の梨ではないでしょうか。
幸水梨の重さや大きさ
幸水梨は平均250〜300gと大きくも小さくもないない梨の中では平均的。
新高梨やにっこり梨は大きいので赤梨の中では小さい方と言えるかもしれません。
幸水梨の選び方


幸水梨の選び方を紹介します。他の赤梨にも共通することなので、この選び方を知っていれば赤梨を購入するとき失敗しなくなりますよ。
- 軸が枯れていない
- 皮にハリがある
- 重量感がある
- お尻がふっくらしている
幸水梨の選び方①軸が枯れていない
幸水梨を選ぶときは最初に「軸の状態」に注目しましょう。
これは赤梨、青梨どちらにも共通した選び方です。収穫から時間が経ち、鮮度の落ちた梨は軸が枯れてきます。
軸が緑色で切り口がみずみずしい幸水梨は鮮度が抜群ですよ。
幸水梨の選び方②皮にハリとツヤがある


次に幸水梨の「皮の状態」に注目しましょう。
梨は約88%が水分で構成されています。そのため鮮度が落ちてくると水分が蒸発し、皮にしわがでてきてしまいます。
持った時にハリがある幸水梨は鮮度が良いので、そういった個体を選ぶと良いです。
また幸水梨のような赤梨の場合、皮がスベスベとしているものの方が熟度が進み甘くなっている可能性が高いんです。
幸水梨の選び方③重量感がある


また、幸水梨の「重さ」をチェックしましょう。
これは皮にシワができていないかチェックするのと同じで水分が抜けて軽くなっていないか確認するためです。
ずっしりと重量感のある幸水梨は果汁がたっぷりでおいしいですよ。
幸水梨の選び方④お尻がふっくらしている


最後に幸水梨の「お尻の形」に注目しましょう。
お尻というのはヘタの反対側の方のことを指します。梨はお尻がふっくらしている方が味が良いと言われています。
形もしっかりチェックして購入すると良いですよ。
幸水梨を農家直送で取り寄せる方法


鮮度抜群でおいしい幸水梨を農家から直接取り寄せる方法を紹介します。
スーパーで買っても良いのですが、お店だと古く鮮度の悪い幸水梨が陳列されていることもよくあります。
また、農家さんによって、栽培方法が違っていたりして、糖度の乗りが違います。
その点、農家直送で購入する場合は、直送なので鮮度はほぼ間違いないですし、味も良いものばかりです。(私の経験談)
気になる方は産地直送の幸水梨をチェックしてみてくださいね。
幸水梨の特徴・選び方・農家直送で取り寄せる方法まとめ
今回は幸水梨の「特徴」「おいしいものの取り寄せ方」「選び方」を紹介しました。
夏から秋はおいしい果物がたくさん出てくるので、果物売り場で目移りしてしまいますよね。




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