「子供が野菜を食べてくれない…他の子はどんな野菜が好きなんだろう…?」
今回はこんな疑問に答えていきます。
この記事で学べること
- 多くの子供が好きな野菜と嫌いな野菜がわかる
- 子供に野菜を無理に食べさせない方が良い理由がわかる
- 子供が好きな野菜を使った簡単なレシピ5選を紹介
まずは知りたい!子供が好きな野菜ランキングTOP5とその理由
まず、「子供 好きな野菜」で検索されたあなたが一番気になるであろう、子供たちが比較的好きな野菜を見ていきましょう!
民間の調査などで近年よく上位に挙がる傾向を参考にしたものです。お子さんによって好みは様々ですので、あくまで「こういう野菜が好きな子が多いんだな」という参考程度に見てくださいね。
1位:やっぱり定番!「じゃがいも」 – ホクホク食感とアレンジ力


フライドポテトやポテトサラダ、カレーや肉じゃがなど、子供が大好きなメニューによく登場するのがじゃがいもです。ホクホクとした食感や、調理によって変わる味わいが人気の理由。どんな料理にも合わせやすく、主食代わりにもなる万能選手です!
2位:おやつにも人気!「さつまいも」 – 自然な甘みが子供に好評


焼き芋や大学芋、スイートポテトなど、おやつとしても大人気のさつまいも。加熱することで増す自然な甘みは、子供にとって魅力的な味です。食物繊維も豊富で、お腹の調子を整えるのにも役立ちます。
じゃがいもやさつまいもは炭水化物なので、「ポテトは食べたから、もう野菜はいいや」とはいきませんが、ビタミンは豊富に含まれているので、別の緑黄色野菜などと組み合わせて調理したいですね。
3位:彩りも栄養も!「トマト(ミニトマト)」 – 生でも加熱しても美味しい


真っ赤な色が食卓を明るくしてくれるトマト、特にミニトマトは子供にも人気です。そのままパクッと食べられる手軽さや、甘みと酸味のバランスが良い点が好まれます。加熱すると甘みが増し、うま味成分も豊富なので、スープや煮込み料理にもぴったりです。
4位:プチプチ食感が楽しい!「とうもろこし」 – 夏の味覚の代表格


茹でたり焼いたりした時の甘い香りと、プチプチとした食感が楽しいとうもろこし。子供たちも夢中でかぶりつく姿をよく見かけますよね。缶詰や冷凍品を使えば、一年中手軽に料理に取り入れられるのも嬉しいポイントです。
5位:パクパク手が伸びる!「枝豆」 – 手軽で栄養も満点


さやから豆を取り出す作業も楽しい枝豆。ほんのりとした甘みと、パクパク食べられる手軽さが人気の理由です。タンパク質やビタミン、ミネラルも豊富に含まれています。冷凍枝豆を活用すれば、あと一品欲しい時にも便利ですね。
一方で…子供が苦手としがちな野菜ランキングTOP5とその理由


好きな野菜がある一方で、やっぱり苦手な野菜もありますよね。「うちの子、これも嫌い!」なんて共感するかもしれません。こちらも参考程度にご覧ください。
1位:独特の苦みが強敵!「ゴーヤ」 – 大人の味?


夏の野菜ゴーヤは、独特の強い苦みが特徴。この苦みが苦手というお子さんは非常に多いです。栄養価は高いのですが、まずは苦みを和らげる下処理や調理法を試してみるのが良さそうです。
2位:やっぱり苦い?「ピーマン」 – 香りも苦手な子が多い


ピーマンも苦みや独特の青臭さが、子供に敬遠されがちな理由です。細かく刻んでハンバーグに混ぜたり、加熱して甘みを引き出したりする工夫で食べやすくなることもあります。
3位:独特の食感がネック?「なす」 – 調理法で克服できるかも


加熱するとトロッとしたり、クタクタになったりする食感が苦手、という声を聞きます。また、油を吸いやすい性質もあります。揚げ浸しやラザニアなど、調理法によっては美味しく食べられる可能性も秘めています。
4位:香りと食感が個性的「しいたけ」 – きのこ類の代表格


きのこ類全般が苦手というお子さんもいますが、特にしいたけは独特の香りと食感(プリプリ、くにゃくにゃ)がハードルになるようです。うま味成分は豊富なので、だしとして活用したり、細かく刻んで料理に混ぜ込んだりする方法もあります。
5位:緑黄色野菜の代表格「ほうれん草などの葉物野菜」- 青々しさがネック


緑黄色野菜の代表格であるほうれん草などの葉物野菜。おひたしや和え物など、シンプルな調理法だとより香りが際立つため、苦手意識を持たれやすいかもしれません。
【好きな野菜TOP5別】子供が喜ぶかも!超簡単おかず&おやつレシピ
「無理強いはしない方がいいのは分かったけど、やっぱり少しでも野菜を食べてほしい!」そんなママ・パパのために、先ほど紹介した「好きな野菜ランキングTOP5」の野菜を使った、超簡単レシピをそれぞれ1つずつご紹介します!これならきっと喜んでくれるはず!
1位「じゃがいも」で簡単!もちもちチーズいももち


- じゃがいも(中2個)は皮をむいて適当な大きさに切り、柔らかくなるまで茹でるかレンジで加熱します。
- 熱いうちに潰し、牛乳(50cc)片栗粉(大さじ2)、塩少々を加えてよく混ぜます。
- とろけるスライスチーズを挟み、小さめの円形に成形し、フライパンに少し多めの油を熱して両面をこんがり焼けば完成!ケチャップをつけても美味しいです。
2位「さつまいも」で簡単!レンジで楽ちんスイートポテト風


- さつまいも(中1/2本)は皮をむき、薄切りにして耐熱皿に入れ、ふんわりラップをしてレンジ(600W)で3~4分加熱します。
- 熱いうちに潰し、バター(10g)、砂糖(大さじ1)、牛乳(大さじ1)を加えて滑らかになるまで混ぜます。
- ラップで茶巾絞りにし、お好みで黒ごまを飾れば出来上がり!
3位「ミニトマト」で簡単!甘くてカラフル♪ハニーマリネ


- ミニトマト(10個程度)はヘタを取り、湯むきします。(面倒な場合はそのままでもOK!)
- はちみつ(小さじ1)、レモン汁(小さじ1/2)、オリーブオイル(小さじ1/2)、ハーブ塩(普通の塩でも可)少々を混ぜ合わせます。
- ミニトマトを②のマリネ液に漬け込み、冷蔵庫で30分ほど冷やせば完成!デザート感覚で食べられます。 ※1歳未満のお子さんには、はちみつは使用しないでください。
4位「とうもろこし」で簡単!やみつき無限バター醤油コーン


- 缶詰のコーン(ホール・1/2缶程度)は水気を切っておきます。(冷凍コーンの場合は解凍しておく)
- フライパンにバター(10g)を熱し、コーンを加えて炒めます。
- 醤油(小さじ1/2~1)を回しかけ、軽く炒め合わせれば完成!お好みで少し砂糖を加えても◎。
5位「枝豆」で簡単!彩りきれい♪枝豆と鮭フレークの混ぜごはん
- 冷凍枝豆(さや付きで100g程度)は解凍し、さやから豆を取り出します。
- 温かいごはん(お茶碗1杯分)に、枝豆、鮭フレーク(大さじ1~2)、白いりごま(小さじ1)を加えて混ぜ合わせるだけ!簡単なのに栄養満点です。
他にも、うちの娘が大好きなレシピを2つ貼っておきますので、気になる方は合わせて読んでみてください。




これらのレシピでも食べてくれなさそうだなと感じる方は、僕が開発した「野菜de健康プロテイン」という商品がおすすめです。あくまで栄養補給の補助にはなりますが、不足しがちな野菜とタンパク質を手軽に摂ることができます。牛乳に混ぜると抹茶ラテのような味になり、喜んで飲んでくれるお子様が多くいます。添加物フリーなので、安心して飲んでいただくことができます。
“野菜好き”のきっかけ作り!親子で楽しく取り組む3つの基本


レシピ以外にも、普段の生活の中でお子様が野菜と仲良くなるきっかけを作ることは可能です。ここでは、すぐに試せる3つの基本的なヒントをご紹介しますね。
①まずは「楽しい食卓」から!プレッシャーを与えない雰囲気づくり
子供が嫌いな野菜を無理に食べさせようとすると、より野菜が嫌いになってしまいます。それよりも好きな野菜をたくさん食べてもらうための工夫をした方が効果的な可能性が高いです。味覚は必ず成長します。その子のペースを大切にしてあげてください。
「食べなきゃダメ」というプレッシャーは子供を追い詰めてしまいます。「美味しいね!」「このお野菜、きれいな色だね」など、ポジティブな声かけを心がけ、笑顔で食卓を囲むことを意識しましょう。
②簡単なお手伝いで野菜への興味を引き出すチャンス!


「このミニトマト、一緒に洗ってくれる?」「枝豆のさや、むいてみようか?」など、簡単なことからで良いので、調理のお手伝いをお願いしてみましょう。自分で関わった食材には、不思議と愛着が湧き、食べてみようかな?という気持ちに繋がりやすくなります。プランターでの簡単な野菜栽培や一緒にスーパーに買い物に行き一緒に野菜を選ぶという方法もおすすめです。
③「食べられた!」その小さな一歩をたくさん褒めて自信につなげる


ほんの一口でも、今まで食べられなかった野菜にチャレンジできたら、大げさなくらい褒めてあげてください!「すごいね!」「かっこいいね!」「ママ嬉しいな!」そのポジティブな反応が子供の自信になり、「次も頑張ってみようかな」という意欲を引き出します。
さらに詳しく知りたい方はこちら>>なぜ?子供が野菜を食べない5つの理由|元八百屋が解き明かす原因と家庭でできること
まとめ:焦らなくて大丈夫。親子で楽しく野菜と向き合っていきましょう
ここまで、子供が好きな野菜・苦手な野菜のランキングから、簡単なレシピ、そして野菜と仲良くなるためのヒントをお伝えしてきました。
お子さんの野菜嫌いに悩むママ・パパに一番伝えたいのは、「焦らなくて大丈夫ですよ」ということです。
毎日栄養バランス完璧な食事を作るのは本当に大変です。時には市販のベビーフードや冷凍野菜、お惣菜などに頼る日があっても良いんです。ママ・パパが笑顔でいることの方が、子供にとっては大切だったりします。
昨日まで食べられなかったものが、今日一口食べられた!そんな小さな変化を見つけて、親子で喜びを分かち合いましょう。長い目で見て、少しずつ、楽しく野菜と付き合っていけると良いですね。
皆さんの食卓が笑顔でいっぱいになるよう、これからも応援しています!
他にも「【野菜保存方法の完全版】週末まとめ買いでも1週間シャキシャキ長持ち!」や「野菜を毎日350g食べた方が良い理由」という記事を書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。
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