むっちりした食感と、素朴な味わいが特徴の里芋。煮物や豚汁に入っていると嬉しいという方も多いのではないでしょうか。そんな里芋の正しい保存方法を知っていますか?里芋は土もの野菜の中では珍しく、かなり傷みやすい野菜で、正しい保存方法を知らないとすぐに腐ってしまうので注意が必要です。
そこで今回は「里芋の正しい冷蔵、冷凍保存方法」を紹介していきます。

八百屋歴10年目の青髪のテツです。ツイッターもやっています。
里芋を保存する際の基本


里芋は冷蔵庫に入れず、常温の冷暗所で保存すると良いです。
里芋の最適保存温度は10℃前後、寒さが苦手なため、常温の冷暗所がベストです。
夏に室温が高く冷蔵庫に入れる場合は、野菜室に入れましょう。
野菜室と冷蔵室では、野菜室の方が温度帯がやや高めに設定されている場合が多く、冷蔵室の方が長持ちする野菜も多いですが、里芋の場合は野菜室の方が向いています。
里芋の常温保存方法
里芋の常温保存方法の手順を紹介します。
①ダンボールなどに新聞紙やペーパーを敷き詰める
②里芋は洗わず泥付きのままダンボールの中に入れる
③新聞紙やペーパーを被せる
④冷暗所で保存する
この方法で冷蔵保存したのにんじんの保存期間はおよそ1週間です。
里芋の冷凍保存方法
里芋は冷凍保存も可能です。冷凍保存の手順を紹介します。
1.里芋をよく洗う
2.皮を剥く
3.輪切りにする
4.保存袋に入れる
5.冷凍庫に入れる
この方法で冷凍保存した里芋の保存期間は約1ヶ月です。
ただし、家庭の冷凍庫は開けしめが頻繁に行われるので、冷凍しても長持ちしないことがあります。なるべく早めに使い切りましょう。
冷凍した里芋の解凍方法
冷凍した里芋を料理に使うときは、凍ったまま煮物にしたり、汁物に入れましょう。
中途半端に常温解凍してしまうと、食感が変わってしまい食味が落ちます。
必ず冷凍した里芋は凍ったまま調理してくださいね。
里芋を正しく保存して最後まで食べて


野菜ごとの最適な保存方法を知っておくと、ものによっては数倍長持ちするので、一つずつ覚えて暮らし上手になってくださいね!
保存方法がわからないと「すぐ傷んでしまうから」と買うのを迷ってしまう方も多いと思います。
ぜひ1度今回紹介した方法を実践して、たくさん里芋を食べて頂けると嬉しいです。
コメント