「新鮮でおいしいピーマンを見分けられるようになりたい。選び方のポイントが知りたい。」
今回はこんな要望に答えていきます。
この記事で学べること
- 新鮮でおいしいピーマンを選ぶ方法が分かる
- 八百屋の目利きのポイントを学んでいける
ピーマンの選び方


まずいピーマンを避けるなら、4つのポイントをおさえて選びましょう。
- ヘタの切り口がみずみずしい
- ずっしり重い
- 果皮にツヤがある
- ヘタの周りがへこんでいる
1つずつ説明していきます。
ピーマンの選び方1ヘタの切り口がみずみずしい


ピーマンの鮮度を見分けるときは、ヘタの切り口の状態をチェックしましょう。
どの野菜も収穫するときにヘタや芯をカットして収穫されます。切り口は収穫から時間が経つにつれて乾いていくんです。
なのでヘタの切り口が白くてみずみずしいピーマンは鮮度が良いです。逆にここが黒ずんでいるものは収穫から時間が経過しているので避けるようにしましょう。
また、ピーマンはヘタ周辺から腐り始めることが多いので、最初にヘタをチェックしておくと腐っているものを回避することができます。
ピーマンの選び方2ずっしり重い


次にピーマンを手に持ってみて重さを確認しましょう。
ピーマンは収穫から時間が経つと水分が抜けて軽くなっていくんです。なので、ずっしりと重たいピーマンは鮮度抜群と言えます。もちろん重さ=水分の量なので、ずっしりと重量感のあるピーマンは肉厚で、水分が多くジューシーなんです。
1玉だけだと重さはわかりにくいですが、袋に数個入っているピーマンは持ち比べると違いがわかると思います。
ピーマンの選び方3果皮にツヤがある


次にピーマンの皮の状態に注目しましょう。
新鮮なピーマンを選ぶなら、果皮にハリツヤがあるものを選びましょう。これは重みのあるものを選ぶ理由と一緒です。ピーマンは収穫後時間がたつと水分が抜けてきて皮にシワが現れます。
シワが現れているピーマンは鮮度が落ちている証拠なので避けるようにしましょう。
ピーマンの選び方4ヘタの周りがへこんでいる


最後にピーマンの形に注目しましょう。
これはピーマン農家さんに…
「おいしいピーマンを食べたいなら、ヘタが凹んでいて肩が盛り上がっているものを選んでごらん」
と教えてもらった選び方なのですが、実際に肩が盛り上がっているものを選ぶと肉厚でおいしいピーマンに当たりました。



ぜひこれらのポイントを押さえて、鮮度がよくおいしいピーマンを選んでくださいね。
ピーマンの選び方でよくある質問(FAQ)
ピーマンの緑色が濃いほど新鮮ですか?


一般に 濃いツヤのある緑=クロロフィルが豊富で収穫後まもない証拠 です。ただし濃すぎて黒味がかっている場合は低温障害で変色していることもあるため、色だけでなく「ハリ」「ヘタの瑞々しさ」を合わせてチェックしましょう。
ヘタの形や色で鮮度がわかりますか?
はい。ヘタがピンと立ち、切り口がみずみずしい淡緑色なら新鮮です。ヘタが茶色く乾燥している、あるいは萎びているものは水分が抜け始めているサインなので避けましょう。
表面につやがなくシワがあるピーマンは避けるべき?
表面のシワやマットな質感は 水分が抜けて果肉が痩せている状態。触ると柔らかく感じ、加熱しても食感が劣るため、できるだけツヤとハリのある個体を選ぶとシャキッとした仕上がりになります。
大きいピーマンと小さいピーマン、どちらが甘い?


同じ品種なら 大きいものほど成熟が進み苦味が穏やかに。逆に小ぶりで若いピーマンは独特の青い香りとやや強い苦味が残ります。炒め物や肉詰めには大きめ、彩り用途や生食には小ぶりを選ぶなど、用途で選び分けると◎です。
種が黒い(茶色い)ピーマンは食べられますか?
種の黒変は成熟や乾燥による変色で 食べても健康上の問題はありません。ただし苦味が強くなっていることが多いので、気になる場合は種とワタを取り除いて加熱調理に使うと食べやすくなります。
緑のピーマンが赤く色づいているものは栄養価が高い?


赤く完熟したピーマンは β-カロテンやビタミン C が 2 倍以上 に増える一方で甘みも強くなります。もし甘み重視・栄養重視なら赤ピーマンを、シャキッとした食感とコスパ重視なら緑ピーマンを選びましょう。
ピーマンの選び方【まとめ】


今回は新鮮でおいしいピーマンの選び方を紹介しました。ぜひスーパーでのピーマン選びの参考にしてくださいね。
「選び方じゃなくて料理スキルのせいでピーマンをまずい料理にしてしまっているかも…」
と不安になっている方は、こっそり下の記事をチェックしてみてください。ピーマンを誰でも簡単においしく調理する方法を紹介しています。




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