梨って冷凍するとまずいっていうけど本当?
今回はこんな疑問を解決していきます。
この記事で学べること
- 冷凍した梨はまずいという噂の真偽がわかる
- 冷凍した梨がまずくなる理由がわかる
冷凍した梨は本当にまずいのか検証してみた
本当にまずいのか検証するために、まず梨を冷凍していきます。
今回の実験に使用する梨は「豊水梨」という赤梨です。赤梨と青梨両方で検証できたらよかったのですが、青梨は手に入らなかったので、また後日実験して追記します。
冷凍の手順
1.梨をよく洗いカットする
さまざまな厚みの切り方で検証したいので、さらに切っていきます。
梨を皮ごと食べる方も少数おられますが、今回は一般的な方法で検証したいので皮は剥きます。
2.切った梨を冷凍保存袋に入れる
冷凍した梨が本当においしくなかったらまずいので、今回は厚みの異なる3切れだけ凍らせます。
他の梨は生の状態との比較も兼ねて生のままおいしくいただきました。
冷凍した梨はまずいのか?実際に食べてみた
それでは凍らせた梨を食べてみます。
まずい?冷凍した冷凍梨を凍ったまま食べてみた
冷凍した梨を凍ったまま食べてみました。食べてみた感想は「まずい…というわけではないけど、味があまりしないからおいしくない」といった感じです。
まず食感は硬すぎるということもなく、普通に食べることができる硬さでした。※大きく切ると硬いかもしれません。
薄い梨味の柔らかい氷を食べているような印象です。
この味なら梨が使い切れないからといってわざわざ冷凍しようとは思わないので、正直おすすめはできません。
まずい?半解凍した冷凍梨を食べてみた
次に冷凍した梨を半解凍するまで待ってから食べてみました。感想は「さっきよりは味がするけど、梨がぼやけたような味で生の梨と比べると正直まずい」といった感じです。
食感が通常の梨に近づく分、生の梨と比べてしまいますが、明らかに普通に食べた方が美味しいです。
半解凍した冷凍梨も個人的には正直なところおすすめできません。
まずい?完全に解凍した冷凍梨を食べてみた
最後に冷凍した梨が完全に解凍するまで待ってから食べてみました。食べてみた感想は「シンプルにまずい」です。
梨の果汁が溶けることで全て染み出してしまい、食感もブヨブヨしておいしくありません。
梨は冷凍せずに生で食べるのが一番おいしいということがわかりました。
なぜ冷凍した梨はまずいのか
冷凍した梨がまずい理由は梨に含まれている水分の割合が多いからです。
梨は90%近くが水分で構成されている果物です。
水分を多く含む食材は、冷凍することで体積が増え、細胞膜が破壊されて食感が変わります。きゅうりやレタスがあまり冷凍に向かないと言われているのと同じ原理で梨も冷凍に向かないというわけです。
野菜の場合は、凍ったまま加熱調理することでおいしく食べられる場合がありますが、梨はそのまま食べるのでダイレクトに食感や味の変化を感じるので「まずい」となるわけです。
梨は冷凍したらまずい?まとめ
今回は「梨は冷凍するとまずいという噂」を検証した結果を紹介しました。
今回は「冷凍した梨はまずい」という結論になりましたが、感じ方は人それぞれ違うので、気になった方は少量の梨で試してみてくださいね。
個人的に一番マシだったのは「半解凍の梨」で一番まずいと感じたのは「全解凍した梨」でした。
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