今台湾パインが話題になってるけど特徴は?高いの?
下記事のようにネットニュースやテレビで台湾パインが話題になっています。
nippon.comの記事を要約
台湾と中国の対立が激しくなり、中国は台湾パインの輸入を停止した。
パイナップルの輸出先の97%を占める中国からの経済制裁で行き場を失った台湾パイン。
中国に代わって日本が台湾パインを輸入することで、日本と台湾の絆を深めている。
nippon.com>日本各地に広がる台湾酸パイナップル拡散の輪
その台湾パインがおいしいと話題になっています。
台湾パイン4つの特徴
台湾パインの特徴を、一般的に出回っているフィリピン産のパイナップルを比較して書き出していきます。
一般的なパイナップルとここが違う
- 価格は高い
- 芯まで食べれる
- 舌がヒリヒリしにくい
- 酸味が少なく甘みを強く感じる
価格は高い
台湾パインは、フィリピン産のパイナップルと比べると1.5〜2倍程度高い。
私の勤めるスーパーの場合
- フィリピン産パイナップル・・・298円
- 台湾パイン・・・・・・・・・・598円
台湾パインが話題になってたから発注してみたけど、サイズもフィリピン産と変わらないし「ほんとに売れるんかなこれ・・・」とちょっと不安になりました(笑)
ちなみに店頭に出したところ大好評で、フィリピン産パイナップルが1日5玉くらいのところ台湾産は80玉売れました。
話題性って大事なんですね。
芯まで食べれる
台湾パイン最大の特徴は芯まで食べることができること。
検食用で1玉芯を取り除かずに切って食べましたが、問題なく食べれました。
フィリピン産も切ってと食べ比べたところ、圧倒的に台湾パインがおいしかったですよ。
めちゃくちゃうまかった・・・。
舌がヒリヒリせず酸味が少なく甘味を強く感じる
台湾パインは木で完熟させるから、パイナップル特有の強い酸味が少なく甘味が引き立ちます。
またパイナップルを食べた時の舌がピリピリ、チクチクするのが苦手という方も多いはず。
パイナップルにはプロメラインと呼ばれるタンパク質分解酵素が含まれていて、それが口内の粘膜を溶かすことでピリピリするんですよね。
溶かすといっても粘膜はすぐに元通りになるので体に有害というわけではないんですが、不快感がありますよね。
台湾パインの場合、木で完熟させることでタンパク質分解酵素が少なくピリピリしにくいんです。
台湾パインの特徴まとめ
台湾パインは価格は高いというデメリットがあるけど、芯まで食べれるおいしいパイナップルで食べてもピリピリしにくいメリットがあります。
台湾パインの選び方
スーパーで働く果物のプロが台湾パインの選び方を解説します。
おいしいパイナップルの特徴
- 重みがある
- 甘い香りがする
- お尻が膨れている
- お尻に弾力がある
- 皮が乾燥していない
- 葉が濃い緑色をしている
台湾パインを選ぶ時はこのような特徴のあるものを選びましょう。
- 重みがるものは、果汁がたっぷり入っていてジューシー。
- 甘い香り、お尻が膨れて弾力があるのは完熟している証拠。
- 皮が乾燥していない、葉が濃い緑色というのは鮮度が落ちていない証拠。
台湾パインに関わらず、普通のパイナップルの選び方も同じなので、覚えておきましょう。
台湾パインは追熟しない果物なので、置いていてもおいしくはなりません。買ったらすぐ食べることをおすすめします。
台湾パインの食べ方
台湾パインは芯を取り除く必要がないので、輪切りにして皮を取り除く方法が楽。
ただ、大きいので子供にはちょっと食べにくいかもしれません。
その場合は1/4にカットして皮をとってサイコロカットするのが一番食べやすいですよ。
今回は今話題の台湾パインについて、特徴、選び方、切り方の解説をしていきました。
この記事をきっかけに、たくさん台湾パインを食べて頂けると嬉しいです。
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