ナガノパープルはまずい？当たり外れがあるのでおいしい個体の見分け方を八百屋が紹介

以前お客様から「ナガノパープルってまずいよね」と言われてしまいました。人によって好き嫌いもありますが、ナガノパープルは当たり外れの多い品種なので、ハズレを選んでしまっただけかもしれません。

そこで今回は「まずいナガノパープルを選ばないための見分け方」を紹介します。

この記事で学べること

まずいナガノパープルを選ばないための見分け方

まずいナガノパープルを避けおいしいものを見分けるポイントは4つあります。

それぞれ詳しく説明します。

まずいナガノパープルは未熟

まずいナガノパープルを避けるなら、しっかり木で熟したものを選ぶことが重要です。

しっかり熟したナガノパープルは「皮の色が濃い黒紫色」をしています。これは他のぶどうにも同じことが言えます。マスカット系のぶどうは緑よりも黄色い方が熟していますし、赤系のぶどうは濃い赤紫色のものを選ぶと良いです。

果物の味を決める要素として、熟度と品種と鮮度が重要になりますが、ナガノパープルはとても食味の良い品種なので、まずいと感じる原因は熟度が足りないか、鮮度が悪いかのどちらかだと考えられます。

次に鮮度の状態を見るポイントをおさえていきましょう。

まずいナガノパープルは鮮度が悪い

まずいナガノパープルを避けるためには新鮮なものを選ぶことが重要です。

ぶどうの鮮度は「皮のハリ」「皮の状態」「軸の色」「実の密集度」でわかります。

鮮度の良いナガノパープルは皮にハリがありブルームと呼ばれる白い粉がついています。軸は緑色で実がしっかり密集しているんです。逆に鮮度が悪いまずいナガノパープルは皮にシワがあり、軸は枯れて、実が脱粒してスカスカになっています。

ただ、脱粒ではなくそもそも実と実の間に隙間があるぶどうは、太陽の光をしっかり浴びて甘い傾向があるとも言われていますので、実が軸からはずれた形跡がないかチェックすると良いですよ。

最高のナガノパープルを食べるなら農家直送品

ナガノパープルがまずいと思っている方は、一度最高の状態のものを食べてみることをお勧めします。

スーパーで買っても良いのですが、お店だと古くて鮮度の悪いナガノパープルばかり陳列されていることもよくあります。

また、農家さんによって、栽培方法が違っていたりして、糖度の乗りが違います。

その点、農家直送で購入する場合は、直送なので鮮度はほぼ間違いないです。また、農家さんがECサイトに登録する場合、一定の基準を満たしていないと審査に落ちてしまい出品することができない仕組みになっています。

なので、ECサイトに登録している農家さんは腕自慢ばかり。私の経験上味も良いものが多いので安心して食べることができます。

気になる方は産地直送のナガノパープルをチェックしてみてくださいね。

ナガノパープルはまずい？まとめ

今回は「まずいナガノパープルを選ばないための見分け方」を紹介しました。

私はナガノパープルはとてもおいしい品種だと思っていますし、お店でも人気のある品種なのでおいしいと思っている方も多いと思います。

ぜひ一度、今回の選び方を試してみて、質の良いナガノパープルを食べて頂けたらと思います。

下に私が他に推しているぶどうを紹介した記事を貼るので、気になる方は読んでみてね。