
レタスって鮮度すぐ落ちない?すぐシナシナしちゃう・・。

保存方法を見直せば、レタスも長期保存することができます。
レタスは鮮度劣化が早いので、ついつい冷蔵庫で腐らせたりしていませんか?
僕の本業はスーパーの店員なんですが、お客さんから…「レタスってすぐ鮮度悪くなるんだけど、どうやって保存したらいい?」
とよく聞かれます。
聞かれたら個別で答えているんですが、店員に聞きたくても声をかけるのが苦手な方もいますよね。
そこで、このページを読んでくれているあなただけにレタスの鮮度が長持ちする保存方法を教えます。
レタスの鮮度を守る保存方法
レタスの鮮度劣化を防ぐ保存方法は丸ごと保存する場合と、カット済のレタスを保存する場合で変わってきます。
先日、僕はこのようなツイートをしました。
このツイートのコメント欄には「知らなかった」という声が多く寄せられました。
食材に詳しそうな主婦の方ですら、知らない人が多かったです。
少し保存方法を変えるだけで、レタスの鮮度は数倍長持ちするのに、勿体ない。
レタスまるごと1玉の保存方法
- レタスの芯をくり抜く
- 濡れたキッチンペーパーを芯の部分に詰める
- ビニールに入れ野菜室へ
ポイントはレタスの成長を止めること。
レタスには『成長点』という細胞があり、葉の養分をその細胞に集めることで成長しますが可食部の葉は劣化してくんですよね。
芯をくり抜くことで成長点を破壊し、乾燥を防ぐために濡れたキッチンペーパーで蓋をします。

1週間くらいは鮮度バツグンのままレタスを保存することができますよ。
カットレタスの保存方法
- 水気を切る
- キッチンペーパーで包む
- 保存容器に入れ野菜室へ
保存期間は1〜2日を目安に使い切りましょう。

カットレタスは鮮度劣化が早く酸化しやすいので、どうしても使い切れない場合のみ上の方法を試してください。
レタスの冷凍保存方法
- 食べやすい大きさに手でちぎる
- キッチンタオルで水気をとる
- フリーザパックに入れて冷凍庫へ
おいしく冷凍保存するには急速冷凍が必須、1食分ずつ小分けにして冷凍することがポイント。
保存期間は1ヶ月が目安、冷凍だからと油断して長期間放置しないように気をつけましょう。
鮮度の良いレタスの選び方

そもそも鮮度の悪いレタスを買ってしまうと長持ちしませんよね。

ここまで読んでくれたあなたに、レタスの鮮度を毎日チェックしている僕が選び方のポイントを教えますね。
先日僕はこんなツイートをしました。
芯の切り口が白い

レタスの鮮度をみるときは、最初に芯の切り口をみましょう。
レタスの芯は収穫後、時間の経過とともにポリフェノール色素が酸化して赤く変色していきます。
スーパーに並んでいる時点で芯がピンクに変色していたら、収穫されてから時間が経っていると判断しましょう。

ただ、レタスの芯はカットしてから売場に出すスーパーもあり、僕もそうしています。
レタスの鮮度を見極めるには、芯の色だけでは不十分なので、合わせて葉の色もチェックしましょう。
葉が先まで鮮やかな緑色をしている

レタスの鮮度を見極めるには芯の色と合わせて葉の色をチェックしましょう。
鮮度を見るポイントは葉先の色にあります。
レタスは成長し葉の養分が吸い取られると、葉先から枯れて茶色くなってきます。

レタスの鮮度を見極めるには、芯の色だけでは不十分なので、合わせて葉の色もチェックしましょう。
産地ごとに旬が違う
同じ国内産の野菜でも、産地ごとに気温や条件が違うので旬の産地で採れたレタスを選びましょう。
レタスの生産量NO1である長野の旬は5月〜10月、NO2の茨木は9月〜12月、兵庫は10月〜4月と旬が異なります。

その時期にあった産地を選択することで、鮮度の高いレタスを選ぶことができますよ。
レタスの鮮度を保つ保存方法と選び方まとめ
レタスの鮮度は正しい保存方法でも、まるごとのままで1週間、カットすると1〜2日しか持ちません。
一度に使い切れない方は1玉買って、外葉からちぎりながら使っていくといいですよ。

鮮度の良いレタスを選んで正しく保存し、捨ててしまうことのないようにしていきましょう。
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