結論からいうと、人参を選ぶときは、軸が大きすぎるもの、表面に深い傷やひびがあるもの、持ったときに軽いものは避けた方が無難です。甘く新鮮な人参を選ぶなら「葉の切り口」「重さ」「色」「表面」「形」をチェックしましょう。
人参は見た目が似ているものも多く、なんとなく大きさや値段だけで選ぶと、乾燥していたり、鮮度が落ちていたりするものを選んでしまうことがあります。この記事では、八百屋歴15年の筆者が、甘く新鮮な人参を見分けるポイントと、避けた方がよい状態をわかりやすく紹介します。
この記事で学べること
- まずいにんじんを避ける方法がわかる
- 八百屋の目利きのポイントを学べる
甘く新鮮な人参を選ぶ5つのポイント
おいしいにんじんは5つのポイントで見分けましょう。
- 葉の切り口が小さい
- 葉の切り口が変色していない
- ずっしりと重い
- オレンジ色が濃い
- 表面が滑らかで傷やヒビがない
葉の切り口が小さく変色していない


画像の左のように葉の切り口が大きい人参より、右のように葉の切り口が小さい人参を選びましょう。
人参は葉の切り口が小さいものほど、中心部の繊維質が少なく、やわらかい傾向があります。また、切り口が小さいものほど味が濃厚で、大きいものほど淡泊な味がすると言われています。
なので同一品種であれば、葉の切り口の小さいにんじんがおすすめですが、味が濃いにんじんが苦手という方はあえて軸が大きいものを選んでも良いでしょう。
また、葉の切り口の色は鮮度の目安にもなります。ここが黒く変色しているにんじんは傷み始めているので避けるようにしましょう。


ずっしり重い


にんじんを持ち比べてよりずっしりと重いものを選びましょう。
重みのある人参は、水分量が多くみずみずしいんです。
逆に軽いにんじんは、乾燥し水分が抜け始めています。鮮度がよくおいしいにんじんを選ぶなら、ずっしり重量感のあるものを選ぶようにしましょう。
濃いオレンジ色


にんじんは色が濃いものほど、βカロテンを多く含んでいます。
にんじんのオレンジ色はβカロテンの色です。色が濃い方がβカロテンが豊富なので、栄養豊富なにんじんを選ぶなら濃いオレンジ色のものを選んだ方がいいですよ。
余談ですが、ニンジンのβカロテンは食べ方によって吸収率が変わります。吸収率は、生の場合8%、煮て食べると30%、油で炒めると70%と言われているので食べ方も考えましょう。


表面が滑らかでひげが少なく傷ヒビがない


にんじんは表面が滑らかなものを選びましょう。
表面が滑らかでヒゲがないにんじんは、順調に成長した証拠です。
ひげが出ているものは食べごろが過ぎて過熟になっているので、避けましょう。
逆三角形で細く長い人参


「にんじんも逆三角形が男前。」
これは人参農家さんから聞いた言葉で、きれいな三角形で細く長い人参ほどおいしいとのことです。
逆にふっくらとしているものはきめが粗く、舌触りが悪いこともあるので見分ける際は注意しましょう。
人参の選び方でよくある質問
人参は太いものと細いもの、どちらがよい?
料理や好みにもよりますが、選ぶときは太さだけでなく、持ったときの重さ、表面のハリ、軸の状態も一緒に見てください。極端に軽いものは中が乾燥していることがあります。
人参の軸はどこを見る?
葉が切られている上部の中心を見ます。軸が小さめで、まわりがしっかりしているものは選びやすいです。黒ずみや大きな変色があるものは避けた方が無難です。
表面にひびがある人参は買わない方がよい?
小さな傷なら状態を見て使えることもありますが、深いひび、乾燥、ぬめり、異臭があるものは無理に選ばない方が安心です。
人参の選び方まとめ
今回はおいしいにんじんの選び方を解説しました。ぜひ、スーパーでのにんじん選びの参考にしてくださいね。
他の野菜もまとめて見分けたい方は、野菜の選び方一覧も確認しておくと、買い物前にチェックしやすくなります。






コメント