「秋月梨ってどんな梨なんだろう。まずい梨だったら嫌だな。」
今回はこんな心配を解決していきます。
この記事で学べること
- 秋月梨の特徴がわかる
- 農家直送で秋月梨を取り寄せる方法がわかる
- まずい秋月梨を避ける選び方がわかる
秋月梨とは
秋月梨とは、赤梨で最も流通量の多い「幸水梨」と「新高梨と豊水梨を交配したもの」を親にもつ品種です。
秋月梨は2001年に茨城県の農林水産省の果樹試験場で生まれた赤梨で、秋に収穫できて、月のような美しい形をしていることから秋月梨と名付けられました。
秋月梨の特徴
秋月梨は下のような特徴があります。
- とにかく濃厚な甘味
- 果汁が多い
- 柔らかめの食感
ひとつずつ簡単に説明していきます。
秋月梨の特徴1とにかく濃厚な甘味
秋月梨は「とにかく甘い梨が食べたい」という方が選ぶべき梨です。
最近は糖度14度〜16度という梨も珍しくない中で、秋月梨は糖度は12度前後と最近の梨の中ではそこまで高くないのですが、酸味が全くないので甘さが際立ちます。よく言えばめちゃくちゃ甘い梨で悪く言えば梨風味の砂糖水を食べている感覚です。
しっかりとした風味と酸味のなさは個性的で他の品種にはない魅力のある梨といえるでしょう。
秋月梨の特徴2果汁が多い
秋月梨は果汁が多いジューシーな品種です。
梨で果汁が少ない品種ってあまりない気がするので、果汁が多いと書くのもナンセンスな気がしますが、秋月梨も漏れなく果汁が多くジューシーな品種です。
一口噛めば濃厚な甘味の果汁が泉のように口いっぱいに広がります。
秋月梨の特徴3柔らかめの食感
秋月梨は「しゃりしゃり」とした食感を楽しめる梨です。
他の梨と比べると若干柔らかめではありますが、適度な食感もあるので、好みのわかれない食べやすい品種といえるでしょう。
秋月梨は「甘味」「果汁」「食感」どれをとっても優秀な品種なので、お店で見かけた際はぜひ試してみてくださいね。
秋月梨を農家直送で取り寄せる方法
鮮度抜群でおいしい秋月梨を農家から直接取り寄せる方法を紹介します。
スーパーで買っても良いのですが、お店だと古く鮮度の悪い秋月梨が陳列されていることもよくあります。
また、秋月梨はお店ではあまり見かけない品種なので、そもそも品揃えをしていないお店が多くあります。
また、農家さんによって、栽培方法が違っていたりして、糖度の乗りが違います。
その点、農家直送で購入する場合は、直送なので鮮度はほぼ間違いないですし、私の経験上味も良いものばかりです。
気になる方は産地直送の秋月梨をチェックしてみてくださいね。
秋月梨の選び方
鮮度がよくおいしい秋月梨を見分けるためのポイントを3つ紹介します。
- 皮にハリがある
- 重量感がある
- お尻がふっくらしている
一つずつ説明します。
秋月梨の選び方1皮にハリとツヤがある
鮮度がよくおいしい秋月梨を選ぶときは、最初に「皮の状態」に注目しましょう。
梨は約88%が水分で構成されています。そのため鮮度が落ちてくると水分が蒸発し、皮にしわがでてきてしまいます。
持った時にハリがある秋栄梨は鮮度が良いので、そういった個体を選ぶと良いです。
また秋月梨のような赤梨の場合、皮がスベスベとしていて、緑っぽくなく赤茶色いものの方が完熟品で甘くなっている可能性が高いので合わせてチェックしておきましょう。
秋月梨の選び方2重量感がある
次に、秋月梨の「重さ」をチェックしましょう。
これは皮にシワができていないかチェックするのと同じで、秋栄梨の水分が抜けて軽くなっていないか確認するためです。
梨の重さは果汁の多さに比例するので、ずっしりと重量感のある秋月梨はとてもジューシーでおいしいですよ。
秋栄梨の選び方3お尻がふっくらしている
最後に秋月梨の「お尻の形」に注目しましょう。
お尻というのはヘタの反対側の方のことを指します。梨はお尻がふっくらしている方が味が良いと言われています。
秋月梨を選ぶときは、形もしっかりチェックして購入すると良いですよ。
これらの選び方は秋月梨だけではなく他の赤梨にも共通することなので、この選び方を知っていれば赤梨を購入するとき失敗しなくなりますよ。
秋月梨の特徴・選び方・農家直送で取り寄せる方法まとめ
今回は秋月梨の「特徴」「おいしいものの取り寄せ方」「選び方」を紹介しました。
秋月梨はとてもおいしい品種なのですが、非常に希少な品種でなかなか手に入れるのが困難な梨なので、どうしても手に入らないという方は新甘泉という品種がおすすめです。
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