「ブラックビートってどんな品種なんだろう。まずいぶどうだったら嫌だな。」
今回はこんな心配を解決していきます。
この記事で学べること
- ブラックビートの特徴がわかる
- 農家直送でブラックビートを取寄せる方法がわかる
- まずいブラックビートを避ける選び方がわかる
ブラックビートの特徴
ブラックビートには下記の特徴があります。
- 名の通り真っ黒なぶどう
- 粒が大きい
- 甘味と酸味のバランスが良い
- 皮離れがよく食べやすい
ブラックビートの特徴①その名の通り真っ黒なぶどう
ブラックビートはその名前の通り、真っ黒な果皮が特徴のぶどうです。
とても色づきがよく、ほとんどの個体が真っ黒に色づいています。
黒ブドウは黒いほど熟度が高いので、薄い色の個体は選ばない方が良いですよ。
ブラックビートの特徴②非常に大粒
ブラックビートは真っ黒なだけでなく、大粒の傾向が強いぶどうです。
ピオーネの大きさは15〜18gと言われてる中で、ブラックビートは大きいもので一粒30gを超えます。しかも果汁たっぷりなので食べ応え抜群ですよ。
ぜひみなさんにも大粒のブラックビートを口いっぱいに頬張って頂きたいです。
ブラックビートの特徴③甘味と酸味のバランスが良い
ブラックビートは甘味と酸味のバランスが良いぶどうです。
ブラックビートの糖度は16〜17度とピオーネと同等の甘さがあるぶどうですが、酸味もそこそこあるのでどちらかと言うとさっぱりめの味わいのぶどうと言えます。
ブラックビートの親は「ピオーネ」と「ふじみのり」とどちらも巨峰に近い品種なので、かなりざっくり言うとブラックビートも同じような味わいのぶどうと言えるでしょう。
ブラックビートの特徴④皮離れがよく食べやすい
ブラックビートは皮離れが良いので、皮が剥きやすく食べやすい品種です。
また、ブラックビートは皮が比較的薄くて渋みも少ないので皮ごと食べられるとされています。実際に皮ごと食べてみたのですが、私は「食べずらい…」と感じたので、皮ごと食べるのはあまりおすすめできません。
ピオーネや巨峰を皮ごと食べている方がたまにいますが、そういう方にとってはブラックビートの方が食べやすいのかなと想像します。
皮ごと食べないにしてもブラックビートは種無し処理をされているので、ピオーネや種無し巨峰のようにとても食べやすい品種と言えるでしょう。
おいしいブラックビートを農家直送で取り寄せる方法
鮮度抜群でおいしいブラックビートを農家から直接取り寄せる方法を紹介します。
スーパーで買っても良いのですが、お店だと古く鮮度の悪いブラックビートが陳列されていることもよくあります。そもそもブラックビートは品揃えしているお店が限られるので、ネットでしか購入できない地域の方も多くいると思います。
また、農家さんによって、栽培方法が違っていたりして、糖度の乗りが違います。
その点、農家直送で購入する場合は、直送なので鮮度はほぼ間違いないですし、味も良いものばかりです。(私の経験談)
気になる方は産地直送のブラックビートをチェックしてみてくださいね。
ブラックビートの選び方
ブラックビートを選ぶときは、4つのポイントをチェックしましょう。
- 皮にハリがある
- 軸が緑
- 皮に白い粉がついている
- 実が密集している
ブラックビートの選び方①皮にハリがある
ブラックビートを選ぶときは、最初に皮の状態に注目しましょう。
ブラックビートは鮮度が落ちてくると、皮のハリがなくなり、しわがでてきます。
そのようなブラックビートは選ばない方が良いでしょう。
また、合わせてブラックビートの皮の色もチェックしておきましょう。ブラックビートは真っ黒な果皮が特徴のぶどうなので、着色が甘い薄紫のような個体は避けた方が良いです。
ブラックビートの選び方②軸が緑色
ブラックビートに限った話ではなく、ぶどうを選ぶときは、軸の色を確認しましょう。
私たち八百屋もぶどうの鮮度をチェックするときは、まず軸の色をみます。
鮮度の良いぶどうは軸が緑色をしていますが、鮮度が落ちてくると茶色くかれて徐々に黒ずんでいきます。
軸が緑色のブラックビートは鮮度が抜群というわけです。
ブラックビートの選び方③皮に白い粉がついている
ブラックビートの皮にはブルームと呼ばれる白い粉がついている場合があります。
よく農薬と勘違いされがちなのですが、この白い粉は農薬ではなく、ブラックビート自身から出てくる天然成分なんです。
ブルームは鮮度が良いブラックビートの証なので、しっかりブルームがついているブラックビートを見かけたら心の中でガッツポーズをしてカゴの中に入れましょう。
ブラックビートの選び方④脱粒していない
次にブラックビートの粒が脱粒していないかをチェックしましょう。
脱粒というのは、ブラックビートの粒が軸から外れてしまうことをいいます。
その年の気候次第で脱流しやすくなる年もあるという例外もありますが、基本的には鮮度が落ちてくるとブラックビートは脱粒していくんです。
ブラックビートの粒が軸にしっかりくっついているぶどうを選びましょう。
他の黒ぶどうにも共通するポイントが多いので、ブラックビートの選び方を知っていれば他のぶどうを選ぶ際にも応用することができます。
ブラックビートの特徴・選び方・農家直送で取り寄せる方法まとめ
今回はブラックビートの「特徴」「おいしいものの取り寄せ方」「選び方」を紹介しました。
夏から秋はおいしい果物がたくさん出てくるので、果物売り場で目移りしてしまいますよね。
他にも「ぶどうを冷凍保存する方法と冷凍ぶどうの食べ方」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてください。
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