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【私の一押し農家】渥美半島とまとランドのあつみちゃんトマトは旨味が凄い

渥美半島とまとランド

みなさん「旨味が強いミニトマトを食べたことがありますか?」最近はフルーツミニトマトが売り場に並ぶことが多く、甘味の強いミニトマトを口にする機会が増えていますが、旨みが強いミニトマトは珍しいのではないかと思います。

そんな「驚くほど旨味の強いミニトマト」を発見したので、今回記事にしました。

そのミニトマトの生産者、小川浩康さん本人に直接話を聞いてみました。

その中で渥美半島とまとランドの小川浩康さんとは2021年からTwitterでやりとりするようになりました。

おがわ農園のミニトマト

このミニトマト、フルーツトマトのように甘いわけではないのですが、旨味が凄いんです。

今回はあつみちゃんトマトの魅力と小川浩康さんの農業へのこだわりを紹介していきます。

青髪のテツ

八百屋10年目の青髪のテツです。野菜の本を出版してます。

目次

渥美半島とまとランドとは

渥美半島とまとランドの小川さん
渥美半島とまとランドの小川浩康さん

渥美半島とまとランドとは、愛知県田原市にある就農6年目4代目のトマト専門農家小川浩康さんが運営する農園です。

渥美半島とまとランドで作られている作物はミニトマトのみ。11月〜6月までネット購入が可能となっています。

渥美半島とまとランドのミニトマトは「こちらのページ」から農家直送で購入することができます。

渥美半島とまとランドのミニトマトへのこだわり

渥美半島トマトランドのこだわり

渥美半島とまとランドでは糖度を追求するのではなく、旨味に着目しています。

あつみちゃんトマト
あつみちゃんトマト

あつみちゃんトマトの特徴

  • 味が濃い
  • 旨味が強い
  • 皮が薄くて食べやすい

もともとトマトはグルタミン酸という旨味成分を多く含んでいる野菜です。

そこに着目し、もっと旨味を高めれるのではないかと試行錯誤した結果、今の味にたどり着きました。

例えば旨味成分を多く含むかつお節、昆布、干し椎茸から出汁をとり、定期的に水と一緒に与えています。

渥美半島トマトランドのミニトマトへのこだわりは出汁
ミニトマトに出汁を与えている

また、肥料も旨味成分を意識したものを使用しており、これらの育て方に科学的根拠はないものの、渥美半島とまとランドのミニトマトに含まれる成分は一般的なミニトマトの平均値と比較して以下のような結果がでています。

  • グルタミン酸 ・・・1.4倍
  • ビタミンC ・・・・・1.8倍
  • 抗酸化力・・・・・・1.6倍

※全ての個体でこの数字が出るわけではありません。

青髪のテツ

実際に食べてみてうちで販売しているミニトマトと旨味が全く違ったのでこの数字は納得です。

渥美半島トマトランドのあつみちゃんトマト

「あつみちゃんトマトをネット購入できる期間は11月〜6月。」

渥美半島とまとランドのミニトマトは「こちらのページから農家直送で購入することができます。

あつみちゃんトマトを購入した人の声

あつみちゃんトマトのレビュー

渥美半島とまとランドのあつみちゃんトマトを購入した方の声を集めました。

小川さんに食べた人の反応で印象に残った話を聞いたところ。

このトマトを食べるとスーパーのトマトが食べれない。

普段トマトを食べない家族がこのトマトだと手が止まらない。

食べ続けてて気がついたらなくなっていた。

など味に関してかなり好評だということがわかります。

青髪のテツ

実際にうちの小学生の娘に食べさせましたが、いつも食べてるミニトマトと全然違う!お菓子これがいい!と言ってました。

渥美半島とまとランドのミニトマトは「こちらのページ」から農家直送で購入することができます。

あつみちゃんトマトの実績

あつみちゃんトマトがグランプリ

あつみちゃんトマトは「ガイヤの夜明け」で特集されている「にっぽんの宝物」で3度受賞しています。

あつみちゃんトマトの実績
あつみちゃんトマトの実績
  • 肉・海産物加工部門・・・・グランプリ
  • 最強素材部門・・・・・・・特別賞
  • 肉加工部門・・・・・・・・準グランプリ

これらの賞を受けてあつみちゃんトマトは生食だけでなく、料理に合うこと証明されました。

その他にもテレビ朝日の「林修のレッスン!今でしょ」のトマト特集で紹介されています。

あつみちゃんトマトと自然

あつみちゃんトマトをネット購入できる期間は11月〜6月。

渥美半島とまとランドのミニトマトは「こちらのページ」から農家直送で購入することができます。

小川さんに農業を始めたキッカケを聞いた

農家を始めたきっかけはなんですか?

私は愛知県田原市で生まれ育ちました。田原市は全国市町村別農業産出額が5年連続で日本一になるほどの大産地なんです。

渥美半島

小学校の同級生の7〜8割は農家の子で、それほど農業は身近な存在。

大学で愛媛の農学部へ進学。愛媛は兼業農家が多く、ほぼ専業農家しかいない地元田原市のすごさを感じました。ただ、その一方で全国有数の農業王国「田原市」の凄さが全然知られていないことに驚き、悔しさを感じる。

大学を卒業し、地元の農業関係の会社へ就職。担当エリアは地元小学校区で農家さんへ種、苗、肥料などの営業をしました。

地元農家は口を揃えて「農業は儲からない、休みもない、モテない、農業よりサラリーマンの方がいいぞ。」

日本一の産地の農家がそう思うなら、他の小さな産地はもっと大変。まずは日本一の産地から農業に誇りが持てるようにしたい。そして他の産地にも波及させていきたいと感じました。

小川さん

農業をサポートする側にいるのではなく、プレイヤーとして農業を盛り上げていくために就農を決意しました。

小川さんの今後の夢や展望

小川さんの今後の夢や展望はありますか?

小川さん

今後に関して思っていることは3つあります。

  • 生産者と消費者を近づける
  • 自分自身の認知度を高める
  • 農業を盛り上げる

生産者と消費者を近づける

SNSで情報発信を行い交流することで距離を近づけ、農業に興味関心を持ってもらう取り組みをしています。

農家のトレーディングカード「農カード」という取り組みやTwitterで音声でのライブ配信「農家と繋がルーム」を開催することがその第一歩です。

渥美半島とまとランドの農カード
農カード

自分自身の認知度を高める

農業界で有名になることではなく、一般の人に知られる農家になることが目標です。

小川さん

どんなに想いがあっても認知されないと伝わらない。次世代の目標となれる存在になります。

農業を盛り上げる

あつみちゃんトマトの「あつみ」は渥美半島からきています。

あつみちゃんトマトが有名になることで地元である渥美半島が認知される。

「農業日本一の渥美半島」が認知されれば地元農家の人々が誇りを持つことに繋がり、モチベーションがあがる。

そこから日本一の産地から農業全体を引っ張っていき、盛り上げていきたいと考えています。

小川さん

最終的には「なりたい職業ランキング」に農業をランクインさせたい。作る、売るにとらわれず色々なことを農業を通して挑戦していきたいです。

今回紹介した小川さんと繋がりたい方はこちら

あつみちゃんトマトをネット購入できる期間は11月〜6月。

渥美半島とまとランドのミニトマトは「こちらのページ」から農家直送で購入することができます。

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この記事を書いた人

はじめまして、tetsublog運営者のてつやです。
●八百屋歴10年目
●Twitterフォロワー700,000人突破

よろしくお願いします。

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