レタスの選び方｜新鮮さを見分ける4つのチェックポイント【八百屋が解説】

「新鮮でおいしいレタスを見分けられるようになりたい。選び方のポイントが知りたい。」

今回はこんな要望に答えていきます。

この記事で学べること

レタスの選び方

レタスは、4個のチェックポイントで選びましょう。 

それぞれ簡単に説明していきます。

巻きがゆるく軽い

レタスは、巻きがゆるく軽いものを選びましょう。

育ちすぎて重量感のあるレタスは、持ち前のシャキシャキ、フワフワとした食感が失われてかたくなってしまいます。

また、重いレタスは風味も悪くなるので、大きさの割に巻きがゆるく軽いものを選ぶといいですよ。

芯の切り口が白い

レタスの鮮度をみるときは、芯の切り口をみましょう。

レタスの芯は収穫後、時間の経過とともにポリフェノール色素が酸化して赤く変色していきます。

スーパーに並んでいる時点で芯がピンクに変色していたら、収穫されてから時間が経っていると判断しましょう。 

ただし、店員が定期的にカットしているお店もあるので、レタスの鮮度を見極めるには、芯の色だけでは不十分です。次に葉先の状態をチェックしましょう。

葉先までピンとしている

レタスの鮮度を見極めるには、芯の色と合わせて葉先の状態をチェックしましょう。

鮮度を見るポイントは葉先の色とハリにあります。

レタスに限らず、葉物野菜は収穫から時間が経つと葉先が枯れて茶色くなってきます。

葉先の状態をチェックすることで、大体の葉物野菜は鮮度の良し悪しがわかりますよ。 

レタスの選び方でよくある質問（FAQ）

レタスは軽いほうが良いって聞いたけど本当？

はい、本当です。キャベツとは逆で、レタスは葉がふんわり巻かれているのが新鮮さのポイント。軽くてハリのあるものが柔らかくてみずみずしいレタスの目安です。

カットレタスより丸ごとのほうがいいの？

鮮度を保ちたいなら断然、丸ごとレタスがおすすめです。カットされたものは酸化や乾燥が進みやすく、栄養やシャキシャキ感が落ちやすくなります。時間が経つと苦味も出やすいです。

レタスの芯が茶色いのは鮮度が落ちてる証拠？

はい、芯の色は鮮度を見極める重要なポイント。芯が白くてみずみずしいものが新鮮。茶色く変色していたり、ぬめりがある場合は避けましょう。

外葉が少ししなびているのは大丈夫？

少しなら問題ありませんが、全体的にしんなりしていたり黄色っぽく変色している場合は要注意。みずみずしい緑色でピンとしたハリのある葉が新鮮な証拠です。

サニーレタスやロメインレタスも選び方は同じ？

基本のポイントは同じですが、品種ごとに特徴があります。たとえば、サニーレタスは葉先が赤くて縮れているもの、ロメインレタスは中央までハリがあるものが良品とされています。

レタスの選び方まとめ

今回は鮮度の良いレタスの選び方を解説しました。ぜひ、スーパーでのレタス選びの参考にしてくださいね。