オクラの栄養は“ネバネバ”がカギ!注目成分とおいしい食べ方ガイド

オクラの栄養

ネバネバ食感が特徴のオクラ。

あの粘り成分こそが、腸活や夏バテ対策を支える水溶性食物繊維です。

本記事では「オクラに含まれる100gあたりの詳しい栄養一覧」、「注目すべき成分の働き」、「栄養を逃さない調理方法」を丸ごと解説します。

青髪のテツ

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目次

オクラにはどんな栄養があるの?【一覧で解説】

栄養素 含有量/100 g 主な働き
エネルギー30 kcal低カロリーで置き換えに◎
炭水化物6.4 g(食物繊維 5.0 g)腸活と血糖コントロール
たんぱく質2.1 g筋合成を補助
脂質0.2 gほぼゼロでヘルシー
カリウム260 mgむくみ・塩分排出サポート
β-カロテン当量670 µg抗酸化・粘膜保護
ビタミンC11 mgコラーゲン生成・免疫維持
葉酸110 µg細胞分裂を支える
ネバネバ多糖(ムチレージ)胃腸保護・粘膜バリア強化

特に注目したい!オクラの栄養素5選とその効果

特に注目したい!オクラの栄養素5選とその効果

ネバネバ多糖(ムチレージ)

胃粘膜をやさしく覆い、たんぱく質分解酵素の働きを助けて 消化をスムーズに します。

水溶性食物繊維

腸内でゲル化して余分な糖やコレステロールを吸着し、血糖値スパイクを緩和 します。

β-カロテン

体内でビタミン Aに変換され、肌・粘膜・目の健康を守る 働き。油と一緒に摂ると吸収率が高まります。

葉酸

細胞分裂を支える必須ビタミンで、妊娠期や貧血予防 に重宝します。

カリウム

ナトリウム排出を助け、むくみや暑さによるだるさをリセット します。

オクラの栄養を逃さず摂るには?おすすめの食べ方と調理法

オクラの栄養を逃さず摂るには?おすすめの食べ方と調理法

さっと湯通しでネバネバキープ

塩を加えた熱湯で 30 秒湯通し→冷水へ。色・粘り・ビタミンをまとめて保持できます。

丸ごと加熱で流出最小化

輪切りにすると粘液とビタミンが流れやすいので、煮物や味噌汁は丸ごと投入がおすすめ。

油との相性◎

β-カロテンは脂溶性。少量のごま油で炒めたり天ぷらにすると、吸収率と満足感が同時アップ

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「忙しすぎて野菜を調理する時間がない…」という日は、私が開発した 野菜de健康プロテイン が便利。

たんぱく質と野菜に含まれている栄養をたった30秒でチャージできます。

ワンポイントアドバイス

ネバネバを活かすなら生食 or 軽湯通し。刻んで納豆や長いもと合わせれば、胃腸サポート食材の相乗効果が期待できます。

オクラの栄養についてよくある質問

オクラは生で食べても大丈夫?

オクラは生で食べても大丈夫?

産毛をこすり落とし薄切りにすれば生食可。ビタミンCとネバネバ多糖をフレッシュに摂取できます。

ネバネバが苦手な場合の調理法は?

高温で素揚げすると粘りが抑えられ、ホクッとした食感に。カレーやパスタにもなじみます。

緑オクラと赤オクラとの違いは?

緑オクラと赤オクラとの違いは?

赤オクラはアントシアニン豊富で抗酸化力がやや高め。加熱で色が抜けやすいのでサラダ向きです。

冷凍保存はできる?

ヘタを取り軽く塩ゆで→冷水→水気を拭いて冷凍すれば約 1 か月。凍ったまま味噌汁や炒め物に。

妊娠中のおすすめメニューは?

葉酸を逃さない 軽湯通し刻みオクラ+温かい味噌汁 が手軽。胃にも優しく消化しやすいです。

オクラの栄養についてまとめ

オクラの栄養についてまとめ

今回はオクラの栄養について紹介しました。

オクラはネバネバ多糖・水溶性食物繊維・β-カロテン・葉酸・カリウムを兼ね備え、胃腸ケアから美肌、むくみ対策までサポートします。短時間湯通し・丸ごと調理・適度な油の3ルールで栄養価を最大化しましょう。

 

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