白菜の栄養は淡色でも実力派!注目成分と失わない食べ方ガイド

白菜の栄養

鍋物の定番として知られる白菜。水分が多く「栄養は少ないのでは?」と思われがちですが、疲労回復を助けるビタミンCや代謝をサポートするイソチオシアネート系成分をしっかり含む実力派野菜です。

本記事では「100gあたりの栄養一覧」、「注目成分の働き」、「栄養を逃さない調理方法」まで紹介します。

青髪のテツ

八百屋10年目の青髪のテツです。野菜の本を出版してます。

\青髪のテツ開発 野菜de健康プロテイン/

目次

白菜にはどんな栄養があるの?【一覧で解説】

白菜にはどんな栄養があるの?【一覧で解説】
栄養素 含有量/100 g 主な働き
エネルギー14 kcal超低カロリーで満腹感アップ
炭水化物3.0 g(食物繊維 1.3 g)腸活と血糖コントロール
たんぱく質1.2 g体づくりを下支え
脂質0.1 gほぼゼロでヘルシー
ビタミンC19 mg抗酸化・コラーゲン生成
葉酸61 µg細胞分裂の促進
ビタミンK59 µg骨の形成・止血作用
カリウム220 mgむくみ軽減・血圧バランス
カルシウム43 mg骨や歯の強化
イソチオシアネート前駆体解毒酵素の活性化

特に注目したい!白菜の栄養素5選とその効果

特に注目したい!白菜の栄養素5選とその効果

ビタミン C

淡色野菜ながら含有量はしっかり。抗酸化と美肌維持をサポートします。短時間蒸しでロスを防ぎましょう。

葉酸

細胞分裂に必須で、妊娠期・貧血予防に役立つビタミン。外葉に多いので捨てずに利用。

イソチオシアネート

刻む・噛む刺激で生成し、解毒酵素を活性化して生活習慣リスクを低減

ビタミン K

カルシウムの固定を助け、骨を丈夫に。油と一緒に調理すると吸収率が向上します。

カリウム

ナトリウム排出を助け、むくみや高血圧ケアを穏やかにサポートします。

白菜の栄養を逃さず摂るには?おすすめの食べ方と調理法

白菜の栄養を逃さず摂るには?おすすめの食べ方と調理法

刻んで少し置く(イソチオシアネート生成)

千切り後5分ほど置くと辛味成分が生成し、解毒パワーがアップします。

さっと蒸してビタミンCキープ

電子レンジ 600 Wで 1〜2 分蒸すと、ビタミンC流出を最小化。外葉も柔らかく食べやすく。

油と合わせて脂溶性ビタミン吸収UP

ごま油と炒めたり、オリーブオイルでローストすればビタミンKとイソチオシアネートの吸収率が高まります。

忙しい日の《ベジプロ》活用術

副菜を用意する時間がない日は、僕が開発した「野菜de健康プロテイン」がおすすめです。

白菜に多いビタミンCと葉酸を含む野菜パウダーとたんぱく質を1杯でチャージ。忙しい朝でも野菜不足とたんぱく質不足を同時に補えます。

ワンポイントアドバイス

芯の白い部分は甘みとビタミンCが凝縮。薄切りにしてサラダや浅漬けにすると食感と栄養を両立できます。

白菜の栄養についてよくある質問

白菜は生で食べても大丈夫?

千切りにして浅漬けにすれば生食OK。ビタミンCをフレッシュに摂取でき、シャキッとした食感も楽しめます。

鍋で煮込むと栄養は抜ける?

鍋で煮込むと栄養は抜ける?

ビタミンCは一部流出しますが、煮汁に溶け出すためスープまで飲めば無駄なし

冷凍保存はできる?

ざく切りにして軽く湯通し後、水分を拭いて冷凍すれば約1 か月。凍ったまま鍋や味噌汁に。

外葉の青い部分は固くて食べにくい…

外葉の青い部分は固くて食べにくい…

細切りにして油炒めやキムチ漬けにすると、柔らかくなり栄養も逃しません。

ダイエット中のおすすめメニューは?

白菜と鶏胸肉の豆乳スープ。低脂質なたんぱく質とビタミンCが同時に摂れ、満腹感も長続きします。

野菜の栄養についてまとめ

白菜はビタミンC・葉酸・ビタミンK・カリウム・イソチオシアネート を兼ね備え、胃腸ケアから美肌、むくみ対策まで幅広くサポートします。刻んで休ませる・短時間蒸す・油と合わせる の 3 ルールで栄養価を最大化しましょう。

 

\ 青髪のテツの本 Amazonや書店で発売中 /

青髪のテツ書籍紹介

 

らでぃっしゅぼーやの野菜お試しセット

 

 

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

はじめまして、tetsublog運営者のてつやです。
●八百屋歴10年目
●Twitterフォロワー700,000人突破

よろしくお願いします。

コメント

コメントする

目次