はるみは外皮が薄く、果汁が多い柑橘なので、常温なら冷暗所、長持ちさせたい場合は新聞紙で包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。冷凍する場合は、皮をむいて食べやすい大きさにしてから保存袋に入れましょう。
ただし、はるみは外皮が薄く日持ちしにくいため、保存場所や包み方を間違えると乾燥したり傷みやすくなります。この記事では、はるみの保存方法、冷凍保存の手順、日持ちの目安に加えて、特徴、食べ方・切り方、選び方まで八百屋目線で紹介します。
はるみとは


はるみとは「清見」と「ポンカン」を交配してできた品種です。
この交配の組み合わせは、実は不知火・デコポンと同じです。
はるみとデコポンは姉妹関係にありますが、特徴は少し異なります。
はるみの特徴


はるみの果皮は、鮮やかなオレンジ色で、果肉も濃く美しいオレンジ色をしています。重さは200g前後のものが多く、デコポンと比べると少し小ぶりな傾向があります。
はるみは糖度が高く酸味は控えめな味わいです。デコポンのようなガツンとくる濃厚な味というよりは、マイルドで爽やかな風味なので、お子様でも食べやすい品種です。
また、親である清見オレンジの影響もあり、果汁が多く口に入れると爽やかな甘味の果汁を存分に楽しむことができます。
はるみ特有のプチプチとした食感も魅力で、うちのお店でも「はるみ」が入荷する時期になると、必ずお客さんに「まだはるみは入荷しないの?」と聞かれるほど人気のある柑橘です。
はるみの保存方法


はるみを保存するときは、風通しの良い冷暗所が基本になります。
ただ、少しでも長持ちさせたい場合や、室温が高い場合は、冷蔵庫で保存しましょう。
次に、冷蔵保存の手順を紹介します。
- 新聞紙に包む
- ポリ袋に入れる
- 冷蔵庫の野菜室に入れる
この方法で冷蔵保存したはるみの保存期間は約1週間です。
柑橘の中でもはるみは外皮が薄いため、あまり日持ちはしないので早めに食べ切りましょう。
はるみの冷凍保存方法
はるみは冷凍保存することもできます。
はるみを冷凍するときの手順は以下です。
1.手で皮をむく


2.食べやすいサイズにカットしラップにつつむ


3.冷凍保存袋に入れる


4.冷凍庫に入れる
この方法で冷凍したはるみの保存期間は約1ヶ月です。
冷凍したはるみを食べるときは、少し常温解凍させてから食べると、シャリシャリとしたシャーベットのようになり、おいしいですよ。
はるみの食べ方


はるみはそのまま食べてもおいしいのですが、スムージーやジャムにしても良いですし、ケーキやお菓子のトッピングとも相性が良いです。
はるみをそのまま食べるときは、外皮が柔らかく薄いので、子供でもみかんのように手でむくことができます。また、ジョウノウも薄いので外皮をむいたらそのまま食べることができます。
はるみは包丁でカットしても良いので次に切り方を紹介します。
はるみの切り方


はるみをお客さんに綺麗に出したい場合や、手を汚したくないときは包丁を使ってスマイルカットにしましょう。
小さいお子様にも、スマイルカットにしたはるみは食べやすいのでおすすめです。
皮と実の間に切れ目を入れておけばさらに食べやすくなりますよ。
はるみの選び方


はるみの選び方を紹介します。
- 皮にハリとツヤがある
- 皮が果実から離れてフカフカしていない
- ヘタが鮮やかな緑色
- ずしっと重量感がある
鮮度の良いはるみを選ぶときは、最初に「皮の状態」をチェックしましょう。


はるみは、外皮が薄いため鮮度が落ちやすい柑橘です。皮にシワがでてきているものは避けましょう。
また、鮮度が落ちたはるみはすぐに実と皮が離れフカフカしてきます。鮮度が落ち始めている証拠なので、なるべく皮と実がぴったりくっついているはるみを選びましょう。
次に、はるみの「ヘタの状態」に注目しましょう。


鮮度の良いはるみのヘタは緑色をしています。収穫から時間が経過すると、枯れて黒ずんだり、茶色くなってきます。そのようなはるみは避けて新鮮な状態のものを買うことをおすすめします。
最後にはるみを持って「重さ」を確認してください。


どの柑橘にも言えることですが、はるみは収穫から時間が経つと、水分が抜けて軽くなっていきます。
鮮度の良いはるみはズッシリと重量感があり、果汁たっぷりでおいしいので、持ち比べてより重みのあるはるみを選ぶようにしましょう。
はるみの取り寄せ方法


鮮度のよいはるみを農家から直接取り寄せる方法を紹介します。
スーパーで買ってもよいのですが、店頭では収穫から時間がたったはるみが並んでいることもあります。また、農家さんによって栽培方法や収穫のタイミングが違うため、味わいにも差があります。
農家直送で購入する場合は、収穫から比較的早い状態で届きやすいのが魅力です。気になる方は産地直送のはるみをチェックしてみてくださいね。
はるみをおいしく保存して楽しもう


今回は、はるみの保存方法を中心に、特徴、食べ方・切り方、選び方まで紹介しました。
ちなみに、その他私が好きな柑橘は「はまさき」「紅まどんな」「せとか」です。
はるみは外皮が薄く日持ちしにくい柑橘なので、買ったら早めに食べ切り、すぐ食べない分は新聞紙とポリ袋で乾燥を防いで保存しましょう。
似た柑橘を比べたい方は、不知火・デコポンの特徴、せとかの特徴・選び方、麗紅・はまさきの特徴も参考にしてください。













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