夏のさつまいもの保存方法|常温・野菜室・冷凍の使い分けを八百屋が解説

夏のさつまいもの保存場所

結論からいうと、夏のさつまいもは、涼しい冷暗所を保てるなら常温保存、室温が高くなるなら新聞紙で包んで保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。冷蔵室やチルド室は温度が低すぎるため、基本的には避けるのがおすすめです。

ただし、さつまいもは暑すぎても寒すぎても傷みやすい野菜です。この記事では、夏場の保存場所、野菜室で長持ちさせる手順、冷凍保存と凍ったまま使うコツまで順番に紹介します。

この記事でわかること

  • 夏のさつまいもを常温で置ける条件
  • 野菜室で長持ちさせる保存方法
  • さつまいもの冷凍保存方法と使い方
青髪のテツ

八百屋歴15年の青髪のテツです。野菜の本を出版しています。

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目次

夏のさつまいもの保存場所

さつまいも

さつまいもは、基本的には常温の冷暗所で保存する野菜です。目安としては、直射日光が当たらず、風通しがよく、暑くなりすぎない場所が向いています。

ただし、夏場は室温が高くなりやすく、さつまいもの保存に向かない環境になることがあります。

さつまいもの保存温度は、だいたい13〜16度あたりが目安です。17度を超える環境が続くと発芽しやすくなり、芽の成長に栄養を使って食味が落ちたり、傷みやすくなったりします。

真夏にエアコンをつけていない部屋や、日中にかなり暑くなる場所へ置く場合は、常温より野菜室で保存する方が安心です。

発芽したさつまいも

一方で、冷蔵室やチルド室はさつまいもには冷えすぎです。低温障害で変色したり傷みやすくなったりすることがあるので、冷蔵庫に入れるなら温度が高めの野菜室を選びましょう。

夏のさつまいもの保存方法

夏のさつまいもを野菜室で保存する手順は、次の通りです。

1. さつまいもを新聞紙で包む

さつまいもを新聞紙で包む

新聞紙で包むことで、さつまいもに冷気が直接当たりにくくなります。新聞紙がない場合は、キッチンペーパーでも代用できます。

さつまいもは水気に弱いので、保存前に洗わないでください。土が気になる場合も、乾いた状態で軽く落とす程度にしましょう。

2. 保存袋に入れる

さつまいもを保存袋に入れる

新聞紙で包んださつまいもを保存袋に入れます。湿気がこもりすぎると傷みやすくなるので、袋の口は軽く閉じるくらいで大丈夫です。

3. 冷蔵庫の野菜室で保存する

冷蔵庫の中でも温度が高めの野菜室で保存します。冷蔵室やチルド室ではなく、野菜室を選ぶのがポイントです。

青髪のテツ

この方法で保存したさつまいもの保存期間の目安は、状態がよければ約1ヶ月です。途中でやわらかさ、カビ、においが出ていないか確認してください。

夏のさつまいもは冷凍保存もできる

さつまいもの冷凍保存

すぐに使い切れない場合は、冷凍保存もできます。冷凍する場合は、調理しやすい大きさに切ってから保存しておくと便利です。

冷凍保存の手順は次の通りです。

  1. さつまいもをよく洗う
  2. 輪切りや使いやすい大きさに切る
  3. 水にさらしてアクを抜く
  4. 水気をしっかり拭き取る
  5. 冷凍用保存袋に入れる
  6. 冷凍庫に入れる
さつまいもをよく洗う
さつまいもを冷凍用の保存袋に入れる

冷凍したさつまいもは、約1ヶ月を目安に早めに食べ切りましょう。

使うときは、中途半端に常温や流水で解凍せず、凍ったまま調理するのがおすすめです。凍ったまま味噌汁に入れたり、バターで炒めたりすると使いやすいですよ。

夏のさつまいもは野菜室と冷凍を使い分けよう

夏のさつまいもの保存場所

夏のさつまいもは、涼しい冷暗所を保てるなら常温保存で大丈夫です。ただし、室温が高くなる時期は新聞紙で包んで保存袋に入れ、野菜室で保存すると傷みにくくなります。

冷蔵室やチルド室は冷えすぎるため避け、すぐに使い切れない分は冷凍保存も活用してみてください。

買う前に鮮度を見分けたい方は「鮮度のよいさつまいもの選び方」を、焼き芋にして食べたい方は「焼き芋はアルミホイルなしでも作れる?トースターで甘く焼くコツ」も参考にしてください。

さつまいもの品種や甘さの違いが気になる方は「紅天使と紅はるかの違い」もチェックしてみてください。ほかの野菜の保存方法は「野菜の保存方法まとめ」に整理しています。

 

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