先日来店したお客さんに「いちじくを食べるとき、皮を剥いて食べていますか?それともそのまま?」と聞くと「え、皮って食べられるの?」という話になりました。いちじくの皮は食べることができるのですが、栄養的なメリットもあるんです。
そこで今回は「いちじくの皮の食べ方」と「いちじくの皮を食べるメリット」を紹介していきます。
いちじくの皮の食べ方


いちじくの皮に毒性はないので、なにも気にすることなく食べることができます。それではいちじくの皮の食べ方を紹介していきますね。
いちじくの皮はそのまま果肉と一緒にかぶりついて食べてもおいしく頂けます。少し工夫してみたい方は、いちじくを使ったフルーツサンドやいちじくスムージーをする際も皮ごと使ってもおいしく頂けますよ。お店でも皮ごとデザートとして使われていることも多く、私が先日いったお店では、皮ごとカットされたいちじくに生ハムが巻いてありました。色々試してみてはいかがでしょうか?
皮ごと食べづらいいちじくもある


いちじくは売り場で「いちじく」と書かれて販売されていることが多いので、あまり知られていませんが、よく売られているものでみてもいくつか品種があります。
蓬莱柿 | 皮が薄く食べやすい |
とよみつひめ | 皮が薄く食べやすい |
桝井ドーフィン | 皮がやや厚いので口に残る |
いちじくの品種なんて見てもわからないよという方は、箱に品種名が記載されているのでチェックしてみてください。多くのお店では陳列に空箱を使っているので、チェックしてみてくださいね。箱が確認できない場合はお店の人に聞いてみると答えてくれるはずです。
また、いちじくの完熟具合によっても皮の食べやすさは変わってきます。
完熟したおいしいいちじくを皮ごと食べたいという方は「いちじくの選び方・農家直送での取り寄せ方」という記事を読んでみてください。
いちじくの皮を食べるメリット


いちじくの皮にはさまざまな栄養素が含まれています。皮ごと食べることによって、いちじくの栄養をまるっと摂ることができるというわけです。
例えば、いちじくの皮は熟すと赤く色づいてきますが、この赤色はアントシアニンです。アントシアニンはポリフェノールの一種で、ブルーベリーや黒胡麻などにも含まれます。ポリフェノールは活性酸素を取り除き、酸化の働きを抑える効果が期待できます。
また、いちじくの皮には食物繊維も豊富に含まれています。食物繊維には腸内環境を整える働きがあるので、お通じが悪い人は皮ごと食べた方が良いでしょうね。
いちじくの皮を手でむく方法


最後にいちじくの皮をむく方法を2種類紹介しておきます。
1.いちじくのヘタを曲がっている反対に向けて折る
2.ヘタをゆっくりひっぱり皮をむく
3.残った皮をむきひっついている皮があれば包丁で削ぐ
そのまままるごと頂いても良いですし、カットして食べると見た目が良いですね。
包丁を使ったいちじくの皮のむき方
1.いちじくのヘタを切り落とす
2.4等分にカットする(このまま皮ごと食べても大丈夫)
3.皮をむく
いちじくを皮ごと食べるのは抵抗があるという方は、ぜひこれらの方法を試してみてくださいね。
いちじくは皮ごと食べて大丈夫?まとめ
今回は「いちじくの皮の食べ方」と「いちじくの皮を食べるメリット」を紹介しました。
せっかくなので、今回の記事を読んで気になった方は一度皮ごと食べてみてくださいね。






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