出版情報「野菜売り場の歩き方」おかげさまで25,000部突破!ありがとうございます。気になる方はこのバーをクリックしてチェック!

【黄王(きおう)りんごはまずい?】特徴・選び方・農家直送で取り寄せる方法を紹介

きおうりんご

「黄王りんごってどんなりんごなんだろう。まずいりんごだったら嫌だな。」

今回はこんな心配を解決していきます。

この記事で学べること

  • 黄王りんごの特徴がわかる
  • 農家直送で黄王りんごを取寄せる方法がわかる
  • まずい黄王りんごを避ける選び方がわかる
青髪のテツ

八百屋10年目の青髪のテツです。野菜の本を出版してます。

目次

黄王りんごとは

きおうりんごとは

黄王りんごとは「王林」と「はつあき」を交配し生まれたりんごです。

岩手県園芸試験場で生まれましたが、主な産地は青森県で岩手県では2番目に多く栽培されています。

出回る時期は9月上旬〜10月中旬ごろまでで、この時期流通する青りんごの中では一番流通量が多く、どのスーパーでも見かけるような品種です。

黄王りんごの特徴

黄王りんごの特徴

黄王りんごの特徴は下記のようなものがあります。

  • 果皮が黄色い
  • 甘味と酸味のバランスが良い
  • ほどよい硬さがあり果汁が多い
  • 香りが良い

一つずつ簡単に説明していきます。

黄王りんごの特徴①果皮は黄色い

黄王りんごの果皮は黄色い

黄王りんごは「黄色いりんごの王様」という意味を込めて名付けられた品種です。

その名の通り黄王りんごは鮮やかな黄色い果皮が特徴のりんごです。

ただし、8月下旬〜9月上旬に出回る出始めの黄王りんごは緑っぽい果皮のものが多くあります。またその他の時期では果皮の一部が赤く色づいているものもあります。

黄王りんごの特徴②甘味と酸味のバランスが良い

黄王りんごは甘味と酸味のバランスが良い

黄王りんごは甘味と酸味のバランスが良いりんごです。

最近の果物は糖度合戦のようになっていて、新品種はもれなく糖度が高いというような流れになっていますが、黄王りんごは甘いだけでなく酸味もしっかりとあるりんごです。

個人的には糖度の高い果物も好きなのですが、甘味の中に適度な酸味がある方がより濃厚な味わいになって後味もさっぱりとするので、黄王りんごのような品種も新品種に負けずに生き残ってほしいなと思っています。

甘いだけの果物に飽きてきたという方は、黄王りんごを1度試してみてくださいね。

黄王りんごの特徴③ほどよい硬さがあり果汁が多い

黄王りんごはほどよい硬さがあり果汁が多い

黄王りんごは味が良いだけではなく、サクサクとした歯応えが特徴的なりんごです。

適度な硬さがあるのでとても歯触りがよく、果汁が多くジューシーなので一口噛むと黄王りんごの甘酸っぱい果汁が口いっぱいに広がります。

黄王りんごの特徴④香りが良い

黄王りんごは香りが良い

黄王りんごはてとも良い香りがするりんごです。

同じ青りんごの王林は香りが強いことで有名ですよね。その王林を親に持つ黄王りんごも同じように良い香りがします。

王林ほどの香りの強さではありませんが、黄王りんごを買ったときはぜひ香りも一緒に楽しんでくださいね。

黄王りんごを農家直送で取り寄せる方法

きおうりんご

鮮度抜群でおいしい黄王りんごを農家から直接取り寄せる方法を紹介します。

スーパーで買っても良いのですが、お店だと古く鮮度の悪い黄王りんごが陳列されていることもよくあります。

また、農家さんによって、栽培方法が違っていたりして、糖度の乗りが違います。

その点、農家直送で購入する場合は、直送なので鮮度はほぼ間違いないですし、私の経験上味も良いものばかりです。

気になる方は産地直送の黄王りんごをチェックしてみてくださいね。

黄王りんごの選び方

黄王りんごの選び方

おいしい黄王りんごを見分けるときは、下の3つのポイントを押さえて選びましょう。

  • 果皮をチェック
  • 重さをチェック
  • 軸の太さをチェック

黄王りんごの選び方について、1つずつ簡単に説明していきます。

他の青りんごの選び方にも同じことが言えるので、黄王りんごの選び方を覚えておけば、他の青りんごを選ぶときに応用することができますよ。ぜひ覚えてくださいね。

黄王りんごの選び方①果皮をチェック

黄王りんごの果皮は黄色い

黄王りんごは熟すと黄色くなっていく品種です。よく熟していて酸味が少なく甘い黄王りんごを選ぶなら、緑よりも明るい黄色のものを選ぶようにしましょう。

ただ、緑色をした黄王りんごはシャキシャキとした食感がよく、酸味が強くさっぱりとした味わいなので、酸味もそれなりに欲しい方はあえて緑色の黄王りんごを選ぶのもありですよ。

あとは皮にハリがあるものを選びましょう。皮は収穫後、適切でない環境で長時間置いておくことで水分が抜けてシワがでてきてしまいます。シワがある黄王りんごは避けてハリ、ツヤがあるものを選びましょう。

私が仕事で黄王りんごの鮮度チェックをするときも、少しでもシワが出ているものは見切りに回していきます。

黄王りんごの選び方②重さをチェック

きおうりんご

鮮度が良くおいしい黄王りんごを選びたいときは重さを確認しましょう。

黄王りんごは水分が抜けると、果皮にシワができるだけでなく軽くなるんです。黄王りんごを選ぶときは持ち比べてみて、なるべく重量感のあるものを選びましょう。

ずっしりと重い黄王りんごは果汁たっぷりでジューシーですよ。

黄王りんごの選び方③軸の太さをチェック

きおうりんごを選ぶときは軸の太さをチェックする

最後に黄王りんごの軸の太さに注目しましょう。

軸が太い黄王りんごは木の養分を吸収し、甘くてコクがある傾向があります。

みなさんも黄王りんごを選ぶときは「果皮の状態」「重さ」「軸の太さ」をチェックしてくださいね。

黄王りんごの特徴・選び方・農家直送で取り寄せる方法まとめ

きおうりんごの選び方まとめ

今回は「黄王りんご」の特徴、選び方、取り寄せ方法を紹介しました。

この記事を読んで黄王りんごに興味を持って頂けると嬉しいです。できれば一度食べてみてくださいね。

 

\ 青髪のテツの本 Amazonや書店で発売中 /

青髪のテツ書籍紹介

 

らでぃっしゅぼーやの野菜お試しセット

 

 

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

はじめまして、tetsublog運営者のてつやです。
●八百屋歴10年目
●Twitterフォロワー700,000人突破

よろしくお願いします。

コメント

コメントする

目次