桃は保存方法を間違えるとすぐ傷みます|常温・冷蔵・食べ頃を保つコツを八百屋が解説

桃はデリケートな果物なので、保存方法を間違えるとすぐ傷みます。

結論からいうと、まだ硬い桃は常温で追熟させ、食べ頃になったら冷蔵庫で短時間冷やして、なるべく早めに食べるのがおすすめです。

硬い桃をすぐ冷蔵庫に入れると追熟が進みにくくなることがあり、反対に食べ頃の桃を常温に置きっぱなしにすると傷みやすくなります。桃は「硬い桃」「食べ頃の桃」「カットした桃」で保存方法を変えることが大切です。

八百屋歴15年の青髪のテツです。

この記事では、桃の保存方法を、硬い桃、食べ頃の桃、カットした桃、冷凍したい桃に分けて紹介します。冷蔵庫に入れるタイミング、食べ頃の見分け方、傷みのサインまでまとめるので、桃を買ったあとに迷う方は参考にしてください。

青髪のテツ

八百屋歴15年の青髪のテツです。野菜の本を出版しています。

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目次

桃の保存方法は食べ頃で変える

桃は、状態によって保存方法を変えましょう。

  • まだ硬い桃: 常温で追熟させる
  • 食べ頃の桃: 食べる少し前に冷蔵庫で冷やす
  • カットした桃: ラップや保存容器で冷蔵保存
  • 食べ切れない桃: 皮をむいて冷凍保存

桃はデリケートな果物です。買ってすぐ冷蔵庫に入れればよい、というよりも、硬さや食べるタイミングに合わせて保存場所を変える方が扱いやすくなります。

とくに、まだ硬い桃を冷蔵庫に入れると追熟が進みにくくなることがあります。硬い桃はまず常温で様子を見て、食べ頃になってから冷やす流れがおすすめです。

まだ硬い桃は常温で追熟させる

まだ硬い桃は、常温で追熟させましょう。

直射日光が当たらない、風通しのよい場所に置き、桃同士が強くぶつからないように並べます。桃は押されると傷みやすいので、上にものを重ねないようにしてください。

追熟中は、毎日やさしく状態を確認します。手で強く押すと傷みの原因になるので、香りや見た目、全体のやわらかさで判断しましょう。

食べ頃の目安は、桃の甘い香りが強くなり、全体が少しやわらかくなってきた頃です。品種や個体差があるため、日数だけで判断せず、状態を見ながら食べるタイミングを決めてください。

食べ頃の桃は冷蔵庫で短時間冷やす

食べ頃になった桃は、食べる1〜2時間前に冷蔵庫で冷やすとおいしく食べやすくなります。

長時間冷やしすぎると、甘みを感じにくくなることがあります。桃はキンキンに冷やすより、食べる少し前に冷やすくらいが扱いやすい果物です。

冷蔵庫に入れるときは、桃をキッチンペーパーでやさしく包み、ポリ袋や保存袋に入れて野菜室へ入れると乾燥を防ぎやすくなります。

ただし、食べ頃の桃は長く置くほど傷みやすくなります。冷蔵したから長期間安心、というわけではないので、できるだけ早めに食べ切りましょう。

カットした桃は冷蔵保存して早めに食べる

カットした桃は、常温に置きっぱなしにせず、冷蔵庫で保存しましょう。

切り口から乾燥しやすく、時間がたつと変色もしやすくなります。ラップを密着させるか、保存容器に入れて冷蔵庫へ入れてください。

カットした桃は、できるだけその日のうちに食べ切るのがおすすめです。時間がたつほど香りや食感が落ちやすくなるので、食べる分だけ切ると無駄になりにくくなります。

変色を少し抑えたい場合は、切ったあとすぐにラップで包む、保存容器に入れて空気に触れる時間を減らす、といった方法が扱いやすいです。

食べ頃になった桃を無駄なく切りたい方は、桃の切り方も参考にしてください。

桃を冷凍保存する方法

食べ切れない桃は、冷凍保存もできます。

ただし、冷凍した桃は生の桃と同じ食感には戻りにくいです。解凍後にそのまま食べるより、半解凍でシャーベットのように食べたり、スムージーやヨーグルトに合わせたりする使い方が向いています。

冷凍するときの手順は次の通りです。

  1. 桃を洗う
  2. 皮と種を取り除く
  3. 食べやすい大きさに切る
  4. 保存袋に入れて空気を抜く
  5. 平らにして冷凍庫へ入れる

桃は変色しやすい果物です。見た目をきれいに保ちたい場合は、切ったらすぐ保存袋に入れ、空気に触れる時間を短くしましょう。

食べない方がよい桃の見分け方

桃はやわらかくなる果物ですが、やわらかい桃がすべて傷んでいるわけではありません。

ただし、次のような状態がある場合は、無理に食べない方が安心です。

  • 異臭がする
  • 表面にぬめりがある
  • カビのようなものが見える
  • 果肉が大きく変色している
  • 汁が出ていて、触ると崩れるほど傷んでいる

桃は追熟するとやわらかくなり、香りも強くなります。ただし、酸っぱいにおい、発酵したようなにおい、明らかなカビがある場合は、追熟ではなく傷みのサインと考えた方がよいでしょう。

迷う状態のものは、無理に食べないでください。

買う前においしい桃を選びたい方は、桃の選び方も確認しておくと、保存しやすい桃を選びやすくなります。

桃の保存方法でよくある質問

桃は冷蔵庫に入れてもいい?

食べ頃になった桃は、冷蔵庫に入れても大丈夫です。ただし、まだ硬い桃は常温で追熟させ、食べる少し前に冷やすのがおすすめです。

硬い桃は冷蔵庫で追熟する?

冷蔵庫では追熟が進みにくくなることがあります。硬い桃は、直射日光を避けた常温の場所に置いて、やわらかさや香りを見ながら食べ頃を待ちましょう。

カットした桃は何日くらいもつ?

カットした桃は傷みやすいので、冷蔵保存してできるだけ早めに食べ切るのがおすすめです。異臭、ぬめり、大きな変色がある場合は無理に食べないでください。

桃は冷凍してもおいしい?

桃は冷凍できますが、生の桃と同じ食感には戻りにくいです。半解凍で食べたり、スムージーやヨーグルトに合わせたりすると使いやすくなります。

桃の保存方法まとめ

桃は、状態に合わせて保存方法を変えるのが大切です。

  • まだ硬い桃は常温で追熟させる
  • 食べ頃になった桃は食べる少し前に冷蔵庫で冷やす
  • カットした桃は冷蔵保存して早めに食べる
  • 食べ切れない桃は冷凍保存もできる
  • 異臭、ぬめり、大きな変色、カビがある桃は無理に食べない

桃は傷みやすい果物ですが、保存する場所と冷やすタイミングを間違えなければ、食べ頃を逃しにくくなります。

買う前においしい桃を選びたい方は「桃の選び方」、食べるときに切り方で迷う方は「桃の切り方」も参考にしてください。

 

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