「トキりんごってどんなりんごなんだろう。まずいりんごだったら嫌だな。」
今回はこんな心配を解決していきます。
この記事で学べること
- トキりんごの特徴がわかる
- 農家直送でトキりんごを取寄せる方法がわかる
- まずいトキりんごを避ける選び方がわかる
トキりんごとは
トキりんごは青りんごの王様「王林」と赤りんごの王様「ふじ」を交配し青森県で生まれた品種です。
9月下旬〜11月上旬まで出回ります。
トキという名前は育成者の名前が由来みたいです。
トキりんごの特徴
トキりんごの特徴は下記のようなものがあります。
- 果皮が黄色い
- 優しい酸味と強い甘味
- シャキシャキとした硬さで果汁が多い
- 香りが良い
それぞれ簡単に説明していきます。
トキりんごの特徴①果皮が黄色い
トキりんごは青りんごに分類されるので、皮の色は薄い黄緑〜黄色をしています。表面の一部が淡い赤色になることもある美しいりんごです。
ただ、完熟ではないトキりんごは緑っぽい果皮のものもあります。
トキりんごの特徴②優しい酸味と強い甘味
トキりんごは甘味の強いりんごです。
一般的なスーパーに出回る青りんごの中でもトップクラスに甘味が強く、その糖度は14〜15度といわれています。酸味もかなり優しいので、とにかく甘いりんごを食べたいという方にはおすすめできる品種です。
トキりんごの特徴③シャキシャキとした硬さで果汁が多い
トキりんごは味が良いだけではなく、シャキシャキとした歯応えが特徴的なりんごです。
しっかりとした硬さがあるのでとても歯触りがよく、果汁が多くジューシーなので一口噛むとトキりんごの甘い果汁が口いっぱいに広がります。
トキりんごの特徴④香りが良い
トキりんごはてとも良い香りがするりんごです。
同じ青りんごの王林は香りが強いことで有名ですよね。その王林を親に持つトキりんごも同じように良い香りがします。
王林ほどの香りの強さではありませんが、トキりんごを買ったときはぜひ香りも一緒に楽しんでくださいね。
トキりんごを農家直送で取り寄せる方法
鮮度抜群でおいしいトキりんごを農家から直接取り寄せる方法を紹介します。
スーパーで買っても良いのですが、お店だと古く鮮度の悪いトキりんごが陳列されていることもよくあります。
また、農家さんによって、栽培方法が違っていたりして、糖度の乗りが違います。
その点、農家直送で購入する場合は、直送なので鮮度はほぼ間違いないですし、私の経験上味も良いものばかりです。
気になる方は産地直送のトキりんごをチェックしてみてくださいね。
トキりんごの選び方
おいしいトキりんごを見分けるときは、下の3つのポイントを押さえて選びましょう。
- 果皮をチェック
- 重さをチェック
- 軸の太さをチェック
トキりんごの選び方について、1つずつ簡単に説明していきます。
他の青りんごの選び方にも同じことが言えるので、トキりんごの選び方を覚えておけば、他の青りんごを選ぶときに応用することができますよ。ぜひ覚えてくださいね。
トキりんごの選び方①果皮をチェック
トキりんごは熟すと黄色くなっていく品種です。よく熟していて酸味が少なく甘いトキりんごを選ぶなら、緑よりも明るい黄色のものを選ぶようにしましょう。
ただ、緑色っぽいトキりんごはシャキシャキとした食感がよく、酸味が強くさっぱりとした味わいなので、酸味もそれなりに欲しい方はあえて緑色のトキりんごを選ぶのもありですよ。
あとは皮にハリがあるものを選びましょう。皮は収穫後、適切でない環境で長時間置いておくことで水分が抜けてシワがでてきてしまいます。シワがあるトキりんごは避けてハリ、ツヤがあるものを選びましょう。
私が仕事でトキりんごの鮮度チェックをするときも、少しでもシワが出ているものは見切りに回していきます。
トキりんごの選び方②重さをチェック
鮮度が良くおいしいトキりんごを選びたいときは重さを確認しましょう。
トキりんごは水分が抜けると、果皮にシワができるだけでなく軽くなるんです。トキりんごを選ぶときは持ち比べてみて、なるべく重量感のあるものを選びましょう。
ずっしりと重いトキりんごは果汁たっぷりでジューシーですよ。
トキりんごの選び方③軸の太さをチェック
最後にトキりんごの軸の太さに注目しましょう。
軸が太いトキりんごは木の養分を吸収し、甘くてコクがある傾向があります。
みなさんもトキりんごを選ぶときは「果皮の状態」「重さ」「軸の太さ」をチェックしてくださいね。
トキりんごの特徴・選び方・農家直送で取り寄せる方法まとめ
今回は「トキりんご」の特徴、選び方、取り寄せ方法を紹介しました。
この記事を読んでトキりんごに興味を持って頂けると嬉しいです。できれば一度食べてみてくださいね。
コメント