
キャベツを新鮮なまま長持ちさせる方法が知りたい。
今回はこんなキャベツの保存方法を知りたい方に向けて、八百屋歴10年目の私が「キャベツが2倍長持ちする保存方法」を解説していきます。
- キャベツを野菜室で保存している
- キャベツを買ったそのまま冷蔵庫に入れている
- キャベツを腐らせて捨てたことがある
こんな方はぜひ最後まで読んでいってください。
キャベツは野菜室で保存しないでください。


キャベツを冷蔵庫で保存するときは野菜室ではなく、冷蔵室で保存しましょう。



なんで?キャベツは野菜だから野菜室でしょ?
キャベツを野菜室に入れてはいけない理由はキャベツの最適保存温度にあります。
キャベツの最適保存温度は0〜5度と言われており、野菜室は3〜7度、冷蔵室は0〜5度なので野菜室では暑すぎるんです。
保存する場所を変えるだけで長持ちするのでぜひ試してみてください。
キャベツは買ったそのままの状態で保存しないで


キャベツを長持ちさせたいなら成長点を壊してから保存しましょう。
キャベツを買ったそのままの状態で保存すると長持ちしません。
長持ちしない理由はキャベツを含めて全ての野菜は収穫後も成長を続けており、成長に可食部の有機物や水分を使ってしまいます。そうなると傷みやすくなったり、栄養分が減ってしまうんです。
成長点を破壊してキャベツの成長を止めることでより長持ちさせることができます。
キャベツの成長点を破壊する方法を解説します。
キャベツの芯に穴を開けて保存


キャベツを長持ちさせたいなら芯に穴を開けて保存しましょう。
キャベツもレタスも爪楊枝を刺す方法が一般的ですが、キャベツの芯は硬いのでフォークで穴をあける方法が楽なのでオススメです。
爪楊枝を刺すのと同様にフォークで穴を開けても成長点を破壊することができるので、キャベツを長持ちさせることができます。


キャベツの成長点は芯の一番奥にあるのでこの方法のポイントは奥までしっかりと刺すことです。
キャベツの成長点を破壊し、保存袋に入れて冷蔵室で保存するだけで普通に保存するよりも2倍長持ちしますよ。
キャベツの芯をくり抜いて保存


キャベツを長持ちさせたいなら芯をくり抜いて保存する方法もあります。
キャベツを長持ちさせるなら、芯をくり抜いて成長点を取り除く方法も有効です。
芯の周りに包丁で切り込みを入れることで取り除くことができます。このときケガをしないように注意しましょう。
芯をくり抜いた後は、濡らしたペーパーを詰めましょう。


ペーパーは定期的に(できれば毎日)交換しましょう。
鮮度の良いキャベツを選ぶ


キャベツの保存期間を伸ばすなら、鮮度のいいキャベツを選んで買いましょう。
そもそも買う段階で傷みかけているキャベツを買ってしまうと保存期間は伸びません。
鮮度の良いキャベツは3個のポイントで見分けましょう。
- ずっしりと重たい
- 外葉がついている
- 芯の切り口が綺麗
>>おいしくて鮮度の良いキャベツの選び方を詳しく知りたい方はこちら
正しいキャベツの保存方法を知ってフードロスを削減しよう


今回紹介したキャベツの保存方法をまとめます。
- キャベツは冷蔵庫の冷蔵室で保存する
- キャベツの芯に穴をあける
- キャベツの芯を取り除く
野菜は買ってすぐに食べきってほしいところですが、そうもいかない場合もありますよね。
正しいキャベツの保存方法を知ることで、気がついたら冷蔵庫で腐っていたみたいなことがなくなったらいいなと思います。
社会的にフードロスが問題になっていますが、家庭の廃棄を減らすことで節約にもつながります。
今回紹介した方法はどれも簡単にできるので実践してもらえたら嬉しいです。
他にもキャベツについて様々な記事を書いています。
当サイトtetsublogでは様々な野菜の選び方や保存方法などを紹介しています。
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